試写ホールの古椅子に座って観たらさすがにお尻痛くなった~
退屈~ってことにはならなかったけど、やっぱり長い。2時間44分
「長いなぁ、、、。」と思い始めた頃、意外とあっさり終わってしまった、、、
「ターミナル」といい「宇宙戦争」といい最近どうも作品的に微妙...な
スピルバーグ監督が真っ向から挑んだ最新作は
1972年9月5日、
ミュンヘンオリンピック開催中に起こった惨劇を基に,
スピルバーグ曰く、
"歴史に対して後知恵的味方をするのは簡単だが、当時の人々の視点から見るのは難しい。
ミュンヘンの事件に対するイスラエルの対応を、悲劇に対して復讐を命じられた兵士の視点で眺めることに重きを置いて"捉えた作品。
前知識なく観るのが常なんだけど、今回ばかりは人物の役割と名前をある程度知っていた方がいいかも。
そして1972年のその当時の事件を知る人ほど興味深く観る事が出来る。
多くの問題を含む問題作、賛否両論?になるにしても、、、、。
公式サイト 2月4日公開
追記アカデミー賞作品賞にノミネートされました!
ちょこっと前知識
1. 1972年、9月5日 ミュンヘンオリンピック開催中、
パレスチナゲリラ”ブラックセプテンバー”によるイスラエル選手団襲撃事件が起こり、11人ものアスリートたちが殺された。
2. これに対応し、イスラエル機密情報機関”モサド”は暗殺チームを結成報復を企てる。
3. リーダーとして任命された一人の男、アヴナー。
他の4人のメンバーと共に、アラブのテロリスト指導部11人を抹殺していく....。
”モサド”暗殺チーム メンバー
暗殺チームのリーダー アヴナー/ エリックバナ 「トロイ」
車輛のスペシャリスト スティーヴ/ダニエルクレイグ「Jの悲劇」
次期、ジェームズボンド ダニエルクレイグやっぱカッコいい~
後処理のスペシャリスト カール/キアランハインズ 「オペラ座の怪人」
爆弾のスペシャリスト ロバート/マシューカソヴィッツ「アメリ」
(左) この「アメリ」の彼、またもやいい感じ。
文書のスペシャリスト ハンス/ハンスジシュラー「宮廷料理人ヴァテール」
モサドの執行官 エフライム/ジェフリーラッシュ 「シャイン」
(右)この人も、相変わらずいいなぁ~。
実際の事件をケネディ暗殺の映画「JFK」のように検証しながら進むのではなくて、
アヴナーという、妻子もいる殺し屋でも何でもない一人の男が任務を任される中での自身の葛藤と、自分も家族も狙われるかもしれないという、見えない恐怖を、彼の心情を通して展開していく。
彼目線で追うドラマ仕立て。
スピルバーグ作品だけど、娯楽的要素は勿論一切なくて
ひたすらにラストまで至って地味。
涙誘うような感動はなし、ココっていう見どころもない
冒頭の事件の部分は勿論見どころだとしても。
スピルバーグの傑作、1994年の「シンドラーのリスト」や
1998年「プライベートライアン」同様の雰囲気。
暗殺、虐殺のシーンはとてつもなくリアルに描かれている。
パレスチナ問題、、、、
恥かしながら今まで殆ど気にとめていなかった。
こういう事が実際に起こっていたという恐ろしさ。
事件の事実を映画として垣間見ることで、それを知るきっかけにはなるし
世界平和、国と国とのあり方について改めて考えさせられる、、、、。
真の平和とは、、、、?
報復、罪を負った者には制裁。 それさえ遂行すればいいのか?
犯人・指導者を消してもまた別の者が頭角を現す。。。。
この任務に終わりがあるのか?心の平穏は訪れるのかーーー?
メンバー揃って食事のシーンでの会話のやリとリ、
意外にも料理上手なアヴナー、
そのシーンは緊迫したドラマの中唯一安心出来る場面。
そしてラストのアヴナーの苦悩が印象的だった。
キャストはスピルバーグにしては地味かと思ったら、
怪優、ジェフリーラッシュをもってきたり、最近注目度高いダニエルグレイグがいたり、
意外と名役者が揃う。
主演をスピルバーグお気に入りのトムハンクスでもトムクルーズでもディカプリオでもなく、ちょっとマイナーで比較的地味な役者
エリックバナを持ってきたところも良☆
6(10段階)
面白いとかいう映画ではないし、ハラハラしたりもあまりない。
でも長いだけあって、見応えはアリ☆
デートで観たら、その後の食事とか、暗~くなっちゃいそ (笑
[真の平和を問う感動超大作]と書かれてるけど、
感動を謳うような映画ではない気がする、、、な。
MUNICH 2005年 アメリカ 164min
【staff】
監督/製作 スティーヴン・スピルバーグ
製作/ キャスリーン・ケネディ/バリー・メンデル/コリン・ウィルソン
原作/ジョージ・ジョナス
脚本/ トニー・クシュナー
音楽: ジョン・ウィリアムズ
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いつも読んでくれて&応援もありがとう~~
現在9位あたりにランクイン中~
退屈~ってことにはならなかったけど、やっぱり長い。2時間44分
「長いなぁ、、、。」と思い始めた頃、意外とあっさり終わってしまった、、、
「ターミナル」といい「宇宙戦争」といい最近どうも作品的に微妙...な
スピルバーグ監督が真っ向から挑んだ最新作は
1972年9月5日、
ミュンヘンオリンピック開催中に起こった惨劇を基に,
スピルバーグ曰く、
"歴史に対して後知恵的味方をするのは簡単だが、当時の人々の視点から見るのは難しい。
ミュンヘンの事件に対するイスラエルの対応を、悲劇に対して復讐を命じられた兵士の視点で眺めることに重きを置いて"捉えた作品。
前知識なく観るのが常なんだけど、今回ばかりは人物の役割と名前をある程度知っていた方がいいかも。
そして1972年のその当時の事件を知る人ほど興味深く観る事が出来る。
多くの問題を含む問題作、賛否両論?になるにしても、、、、。
公式サイト 2月4日公開
追記アカデミー賞作品賞にノミネートされました!
ちょこっと前知識
1. 1972年、9月5日 ミュンヘンオリンピック開催中、
パレスチナゲリラ”ブラックセプテンバー”によるイスラエル選手団襲撃事件が起こり、11人ものアスリートたちが殺された。
2. これに対応し、イスラエル機密情報機関”モサド”は暗殺チームを結成報復を企てる。
3. リーダーとして任命された一人の男、アヴナー。
他の4人のメンバーと共に、アラブのテロリスト指導部11人を抹殺していく....。
”モサド”暗殺チーム メンバー
暗殺チームのリーダー アヴナー/ エリックバナ 「トロイ」
車輛のスペシャリスト スティーヴ/ダニエルクレイグ「Jの悲劇」
次期、ジェームズボンド ダニエルクレイグやっぱカッコいい~
後処理のスペシャリスト カール/キアランハインズ 「オペラ座の怪人」
爆弾のスペシャリスト ロバート/マシューカソヴィッツ「アメリ」
(左) この「アメリ」の彼、またもやいい感じ。
文書のスペシャリスト ハンス/ハンスジシュラー「宮廷料理人ヴァテール」
モサドの執行官 エフライム/ジェフリーラッシュ 「シャイン」
(右)この人も、相変わらずいいなぁ~。
実際の事件をケネディ暗殺の映画「JFK」のように検証しながら進むのではなくて、
アヴナーという、妻子もいる殺し屋でも何でもない一人の男が任務を任される中での自身の葛藤と、自分も家族も狙われるかもしれないという、見えない恐怖を、彼の心情を通して展開していく。
彼目線で追うドラマ仕立て。
スピルバーグ作品だけど、娯楽的要素は勿論一切なくて
ひたすらにラストまで至って地味。
涙誘うような感動はなし、ココっていう見どころもない
冒頭の事件の部分は勿論見どころだとしても。
スピルバーグの傑作、1994年の「シンドラーのリスト」や
1998年「プライベートライアン」同様の雰囲気。
暗殺、虐殺のシーンはとてつもなくリアルに描かれている。
パレスチナ問題、、、、
恥かしながら今まで殆ど気にとめていなかった。
こういう事が実際に起こっていたという恐ろしさ。
事件の事実を映画として垣間見ることで、それを知るきっかけにはなるし
世界平和、国と国とのあり方について改めて考えさせられる、、、、。
真の平和とは、、、、?
報復、罪を負った者には制裁。 それさえ遂行すればいいのか?
犯人・指導者を消してもまた別の者が頭角を現す。。。。
この任務に終わりがあるのか?心の平穏は訪れるのかーーー?
メンバー揃って食事のシーンでの会話のやリとリ、
意外にも料理上手なアヴナー、
そのシーンは緊迫したドラマの中唯一安心出来る場面。
そしてラストのアヴナーの苦悩が印象的だった。
キャストはスピルバーグにしては地味かと思ったら、
怪優、ジェフリーラッシュをもってきたり、最近注目度高いダニエルグレイグがいたり、
意外と名役者が揃う。
主演をスピルバーグお気に入りのトムハンクスでもトムクルーズでもディカプリオでもなく、ちょっとマイナーで比較的地味な役者
エリックバナを持ってきたところも良☆
6(10段階)
面白いとかいう映画ではないし、ハラハラしたりもあまりない。
でも長いだけあって、見応えはアリ☆
デートで観たら、その後の食事とか、暗~くなっちゃいそ (笑
[真の平和を問う感動超大作]と書かれてるけど、
感動を謳うような映画ではない気がする、、、な。
MUNICH 2005年 アメリカ 164min
【staff】
監督/製作 スティーヴン・スピルバーグ
製作/ キャスリーン・ケネディ/バリー・メンデル/コリン・ウィルソン
原作/ジョージ・ジョナス
脚本/ トニー・クシュナー
音楽: ジョン・ウィリアムズ
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