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幸せのちから / The pursuit of Happyness

2007-01-16 10:47:10 | 劇場&試写★6以上

 


"全米が泣いた実話に早くもアカデミー賞が動き始めた!"
なぁんて謳っちゃって、またぁ。って感じなのですが。。。
泣かせようというわざとらしい感動作だったら嫌だなーと
全く期待せず観て来た

地味~なタイトルが、あんまり「観たい!」って思わせないね、、、
原題は『幸せの追求』


投資のつもりで昔たんまり買い込んだ医療機器のセールスマンという
日々不安定な暮らしをしていたウィル演じるクリス・ガードナー。
高価なこの機械を人はいず、収入はなく家賃は帯納、
妻は耐えかねて出て行ってしまう。
5歳の息子は自分が育てる!
この状況から抜け出すため、一流証券会社への入社を誓う。
6か月の無給のインターンを経て正式に採用されるのはただ一人。
かくして二人の奮闘の日々が始まった。



監督は既に欧米では評価を受けている新鋭のガブリエレ・ムッチーノ。
才能に惚れたウィルが抜擢したしたらしい。

息子には、オーディションで選ばれた(といってもプロデューサーはウィルスミスだけど)
ウィルの実の息子、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスくん。

本当の親子という事で、ふたりのやりとりが自然で微笑ましい



お母さん(『クラッシュ』のタンディ・ニュートン)一緒に苦労しながらも
頑張って生き抜こう!って思わないの?
お金がないだけで、やる気はあるし特に問題のないい夫と
可愛い子供もいるのに出てっちゃうの勝手すぎ!!
ナンテ思ったリしちゃうけど実話だからしょうがない。

全財産21ドルから始めて困難に立ち向かいお金持ちになった人の話
というのは最初から分かってるので、結末は見える。
丁寧過ぎじゃ?ってくらい驚くほどじっくり丁寧に描いてて、
税金を支払ったために21ドル生活がスタートするのは中盤頃から。
大切な医療機器を盗まれ、盗んだヤツと街中で偶然会いすぎるだろーとか
泊めてくれる知り合いもいないのね、、、、とも思うけど
ウィルスミスの一生懸命さ、
ひたすらにもがきながら頑張ってる姿にジンとくる、、、、

明るいし前向きなのであまり悲壮感漂ってないけど
ふと見せる悲しい顔が、、、、、。かわいそうになってくる。

やっぱりウィルスミスの演技の素晴らしさ故なんだろうな。
自然とひきつけられて観ていた。。。。

その日の寝どこを確保する為にホームレスたちと一緒に、
教会が提供する部屋を夕方並んだり、、、
採用に向けても、自分なりのやり方で悪戦苦闘。

観る前はそう思わなかったけど、
ウィルの子、可愛い。
この親子共演は正解☆

それによって、ある種のリアリティが生まれたよう。。。





6/10
最近多い、泣かせよう映画を期待してる人には肩すかしかも。
困難に立ち向かおう!とか人は頑張れば上に行ける!とか
そういう教訓めいたものではなく、
したというより、もらい泣き。
ウィルスミスの本物の涙につられて思わずホロリ



観た後の帰り道、「それほどじゃないよねー」と言ってる人もいたりして、
それはどれくらい泣けたか、という亊をバロメーターにしている人たちのような気がする。

涙した量で図るんじゃなく、感じるものがあるかどうかだと思う。

「こんなに文ナシでスタートしたって、ヤル気さえあれば人生始められるよ!」って
いうのもあるんだろうけど、
諦めずに立ち向かえば、努力はいつか報われる、
諦めちゃえばそこまでだよ。

ということを改めて感じさせる作品でした☆

妻は出てってから全く最後まで現れず、半端な感じはしたけど。冷たいねぇ。。。


公式サイト
the PURSUIT of HAPPYNESS   2006年 アメリカ 117min 
1月27日より ロードショー






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