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主人公は僕だった /Stranger Than Fiction

2007-05-09 20:21:38 | 劇場&試写★6以上


今度のウィルは国税庁の会計検査官というマジメでお堅い男!


なぜか気になるオッサン、ウィル・フェレル最新作。

もし自分の人生が実は、誰かによって書かれた小説だったら、、、、、?

しかも、それは喜劇でなく悲劇。結末は"死"




監督は、ハルベリーの『チョコレート』、デップの『ネバーランド』、ナオミワッツの『ステイ』
という共通点のあまりないバラバラな作品を撮っている
マーク・フォースター

ウィルといえば毎度、強烈な個性のあるヘンなキャラが多くてニガテ。という人も少なくない。
今度も笑わせてくれるんだろうなーと思ったら ちと違った!
ハロルドは数字に強く、歯磨きする時すらきっちり数を数えてしまうような
生真面目な男で、決まった時間きっかりに一人で布団につき、食事もいつもひとり。
友人といえば職場の仲間1人だけ。
意外なことに、今回全くといっていいほどウィルが意図的に笑わせるシーンはない。
むしろ、可愛そう、、、、と同情したくなってくる。



代わりに面白かったのが、10年の沈黙を破る新作を執筆中の有名作家を演じる
エマ・トンプソン。
悲劇作家で、毎回小説では誰かを殺す。
今回はハロルドをどのような方法で殺すか、日々夢想?しながら研究中★

風貌からしてこの人の方が今にも死にそうなカンジ!
作家のアシスタントとしてさりげなくサポートする役に、クイーン・ラティファ。
妙な安心感がある♪



今回はコメディ演技ではないけどこの作家のファンで、ハロルドの相談役には
大学教授のダスティン・ホフマン。
ということで、主演以外もがっちり組まれたキャスト



恋のお相手は、ジェイク・ギレンホールの姉マギー・ギレンホール。
奥手なハロルドは彼女に想いは伝えられる?


一体どういう風に死は訪れる?
ハロルドは、死から逃れられる?



この奇想天外な脚本は新人によるもので、ハリウッドでは争奪戦となり、
ナショナル・ボード・オブ・レビュー脚本賞を受賞


それまで自分が何とも思わずにしてきたこと、習慣や気にも留めないささいなこと。
少し変えてみたら、違った世界が見えてくる。
ちょっぴり心じんわりするような温かみある作品☆

8/10


去年からものすごく楽しみにしてた映画だったけど、
想像通り良かった~
完全なコメディなのかなと思ってたんだけどさすが、コメディよりもドラマがお得意の監督が手がけただけあって、
ちょっと風変わりで個性的な人間ドラマとして面白い。
ウィル・フェレルがどうもウザイ!とか、嫌い!って言ってる人にも
今回はぜひ観てもらいたい★
いつもの押しの強さはないから、、、(笑)
基本的にファンタジーというか、自分が小説の中のキャラで
誰かの声が頭にこだまするというところからしてありえないので
そこに疑問抱いちゃうとダメですー。



最初の疑問は解決しないままなので気持ち悪い人もいるかも...。

でもやっぱりキャストたちの演技に魅せられるし、
可哀そうな男、ウィル・フェレルから目が離せません


 公式サイト
Stranger Than Fiction   2006年  アメリカ  112min
5月19日よりロードショー



一番気に入ったのがこのシーン。
ウィルの弾き語り
女は部屋で何気なくギターなんか爪弾かれると
意識してなかった相手でもちょっとグっときちゃうかも。。。。





全米で大ヒットしたウィル主演、話題のカーレースコメディがついに日本上陸決定!!
でもやっぱりDVDスルー
★★6月20日リリース★★
タラデガ・ナイト~オーバルの狼






今朝からPCがついに画面真っ暗で見えなくなっちゃったので
外からとりあえず更新しました、、、、

コメント、TBのお返し、コメントいただいた方のところへ行くのも
遅れちゃいます、、、ごめんなさい!
早くなおってほしい





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