我想一個人映画美的blog

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アポカリプト/APOCALYPTO

2007-06-10 10:30:07 | 劇場&試写★6以上

メル・ギブソンがこれまで監督してきた作品、全部好き
『パッション』に続く新作を楽しみにしてたので、CM、劇場予告、公式サイトのトレーラー、
一切観ずに完全予備知識なしで挑みました~。
あとで知ったけど先行上映で観てきた☆

今回極力情報、画像抑えめ、でもネタバレは小文字でいきます!


メルギブ、監督としてもスゴいです!!(脚本も)

タイトルの"アポカリプト"って何?と思ったら、"新たな世界"を指すギリシャ語だそう。

全編マヤ語、プロの役者は極力排する徹底ぶり。


 舞台は、マヤ文明後期の中央アメリカのジャングル。
ジャガー・ポーは、誇り高き狩猟民族の血統を受け継ぐ青年。
恐怖も争いも存在しない楽園のような村で、妻や仲間たちと平和に暮らしていた彼はある日、
マヤ帝国の傭兵の襲撃を受け数人の仲間とともに捕虜にされる。
村に残してきた妻子を救いたい。
ただその思いだけを胸に、執拗な追っ手と戦いながら、ひたすら村をめざして走り続ける、、、。




残虐シーンを含むので、苦手な方にはおすすめできません残念ながら、、、、。

イタい、グロいのが平気なわたしすら口を覆いたくなるくらいの(目を覆っちゃうと見えないから)ショッキングシーンが、、、、、!
「これは映画だ・・・・」と内心どこか思って観てるからあまりどきどきしないんだけど、
前作『パッション』では長ーい痛い拷問シーンが続いたが、今回は
瞬発的痛さがとてもリアルに描かれる。

観た後で、メル・ギブソンは何をこの映画で言いたかったのかな、と考えてみたら
人間同士の、昔からある争いごとの醜さと、愛するもののために戦う人間の強さ。自然の尊さ。
そして
どんな状況でも諦めずに立ち向かうことって大事と思った。
(これは伝えたかったことかはわかんないけど、、、☆)

だってこの主人公がスゴい!!

どう凄いのかは、以下、小文字ネタバレ。

1.捕虜になり。
2.心臓えぐられ首切りぎりぎり免れ
3.背後から飛んでくる槍や石などの武器から逃げながらトウモロコシ畑に逃げ込め、命をかけた
ゲーム?(人間狩り)の標的にされ。
4.矢がささろうがひたすら逃げるも森で恐ろしいジャガーにばったり遭遇!!
5.絶体絶命?!と思われたが、ジャガーから全速力で逃げ切り。
6.追ってから逃げながら相手を殺り。
7.目の前に立ちはだかった激流(滝!)に飛び込み
8.また矢がささってもひたすら走り続ける、、、、、。んだから




派手なメイクの奴らは
極悪非道の恐ろしい連中!





観ながらリアルプレイングゲームでもしてるような感覚になりながらも、
これ、撮影かなり大変だったろうなー なんて客観視して観てた。
時に現実にひきもどされながら、この世界にグイグイ引き込まれ
まるで側で実際観てるような感じ、、、、、。

8/10

わたしの中の"メル・ギブ作品(監督作品ね)にハズレなし!説"?は継続
観た直後は☆7にしようと思ってたんだけど、後からじわじわやっぱり面白かったなーと
思ったのと、脚本もこなしたメルの力量に脱帽!って意味を込めて
残虐なシーンが大丈夫な人にはぜひお勧めしたいけど
ダメな人には観ると気分が悪くなる人もいそうだし、かなり好き嫌いでわかれそう。
追いかけっこが後半続くわりに退屈するどころか、逃げろ逃げろ!と応援したくなるし
映画として面白く観られる作品。
愛はパワーの源 なのね。


そして、新世界の幕開け。。。


妊婦さんも頑張りました。
 公式サイト
APOCALYPTO   2006年  アメリカ  138min
6月9日、有楽町スバル座先行。6月16日~全国ロードショー。


メル監督は「人間の本能に訴える映画を作りたかった」と語っているけど
頭脳で観るより本能で観る。まさに、そんな映画でした!

ゴールデン・グローブ賞/外国語映画賞ノミネート、
アカデミー賞/3部門(音響賞,音響効果賞,メイクアップ)ノミネート。



 『パッション』 こちらも凄い!です。
キリスト教ではないけど凄すぎて涙


メル・ギブソン監督の次回作は、、、、
1950年のエリア・カザンのサスペンス『暗黒の恐怖』のリメイクを計画中。
次回も今から楽しみ♪




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