ずーっと楽しみにしてた、
ぺドロ・アルモドバル監督/脚本 最新作
『オール・アバウト・マイマザー』以来ペネロペは出演3度目となる
この二人の相性ばっちりなんだよね。
アルモドバル作品では、『トーク・トゥ・ハー』も面白かったけど
前作、ガエルくん主演の『バッド・エデュケーション』がいちばん
毎度毎度、女性の心情をうまく捉えてるのには驚かされる。
それと、スペインの情熱を思わせる鮮やかな色彩美
今回は自らの故郷であるラ・マンチャを舞台に、自身の母への慕情を描いたものとなっている。
女、女、していない気丈なペネロペが美しい
アイメイクはキツめだけど☆
こんな、"働くオバちゃん姿"も美しいのダ
"付け尻"をして頑張ったんだって
始まってすぐは、あまり面白くないかも、、、?って正直ちょっと思ったんだけど
意外にも、けっこう途中からコメディタッチというか、半分ジョークみたいな
セリフがおかしかったりして笑いどころもあり、、、、♪
左は姉、真ん中娘 ーーー似てない
でも深い絆で結ばれてます。
(配給の)GAGAさんが話題性の為に仕掛けたのかもだけど
このシーンが公開前にちょっとした話題になってたり、、、!
でもこのシーン全然必要性ないっ!
ほんの一瞬のシーンだけど"してる音"まで入れちゃってリアル~。
というか、ここでのセリフが笑える、、、、
唐突に、「オナラのにおいがする」だもん
※詳しくは観てのお楽しみ(?)
それまで真面目な映画だと思って観てたからびっくり
いや、真面目な映画ではあるんだけど不思議なユーモアが入り交じってると言うか、、、(笑)
いちばん、ジーンときたシーンは...。
ペネがタンゴの名曲「VOLVER(帰郷)」を想いを馳せながら歌う場面。
ペネ、歌うまい!(本人が本当に歌ったらしい。)
大好きな映画『ステラ』みたいに、遠くから見つめる優しい母の目にグっときちゃった、、、。
これ↓はそのシーンじゃないけど☆
このママがとってもいいキャラしてて、ロシア女のフリしたシーンが楽しい☆
ずっと離れてた娘を思う気持ちが、自然に伝わってくる。
主な登場人物
ライムンダ(ペネロペ・クルス)
マドリッドで夫と娘と三人で暮らしている。出身はラ・マンチャ。
自己中心的で押しが強い性格。空港で調理、清掃などの仕事をしつつ平凡な生活を送っている。
ソレ(ロラ・ドゥエニャス)
ライムンダの姉。独身。マドリッドの自宅で美容室を経営している。
ライムンダとは対照的に温和な性格。
パウラ(ヨアナ・コボ)
ライムンダの娘。
イレーネ(カルメン・マウラ)
ライムンダとソレの母親。3年半前の火事で夫とともに死亡、、、だが。
アグスティーナ(ブランカ・ポルティーヨ)
ラ・マンチャの村にひっそりと暮らす女性。ライムンダとソレの叔母の親友。
10代の頃、ライムンダは母を拒んでいた。
わかりあえないまま、火事で死んでしまった母。
15歳の娘を持つ母となったライムンダ。娘がある日起した罪を守ろうと
必死に事件の隠蔽を図るが、その最中に「故郷の叔母が死んだ」と知らせが入る。
一方、葬儀のため帰郷したライムンダの姉ソーレは、大昔に火事で死んだ姉妹の母の亡霊が、
1人暮らしだった叔母をこっそり世話していた、という奇妙な噂を聞く、、、。
7/10
けっこう期待してたので
思ってたほどではなかったかな?
後半からラストがあまり好きじゃないんだけど
それでも面白く観られたし、気丈なペネロペが魅力的
海外ではウケの良かった作品だけど、日本では賛否両論分かれそうな感じもするなー。
ラストがあまりにあっけなくて、、、。
終わりかい?ってちょっと物足りなかった。
それと、肝心の親子の絆という部分が弱かったような気も。
ペネの歌と、シリアスな演技に拍手です。☆1つおまけ
公式サイト
Volver 2006年 スペイン 120min
6月30日よりロードショー
カンヌ映画祭では、全員が受賞という快挙
最優秀主演女優賞:ペネロペ・クルス/カルメン・マウラ/ローラ・ドゥエナス/
ブランカ・ボルティロ/ヨハナ・コボ/チュ・ランブレヴ
脚本賞:ペドロ・アルモドバル
6/9 ジョン・メイヤーのライブの後、シャキーラとアフターパーティへ☆
最新作『Elegy』の撮影は先日終えたばかり。
女学生役らしく、ヘアはぱっつん前髪
まだサルマ・ハエックとの『Bandidas』も日本未公開だし
今後も、エイドリアン・ブロディ共演『Manolete』
グゥイネス・パルトロウ、ダニー・デヴィート共演
『The Good Night』が待機中
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