我想一個人映画美的blog

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レベル・サーティーン/ 13 BELOVED

2007-06-12 02:00:44 | 劇場&試写★6以上

こんなゲームだったら大金もらったってやりたくない

『キルビル』『シンシティ』などの制作を担当してた、ワインスタイン兄弟が全米配給&リメイク権獲得!
という事でも話題のタイ映画、ついに日本上陸~!
といっても渋谷1館のみでそれもレイトショーのみ、という小規模公開。。。。

楽しみにしてたのだけど、、、、、


なかなか面白かった

ゲーム参加型映画というと、真っ先に『ソウ』が思い浮かぶけど
『ソウ』や『CUBE』や『エス』みたいな緊張感、緊迫感は残念ながらなかった。
そのかわり、もうちょっとゆるい、ギャグみたいなコミカルな面白さが感じられて
途中(たぶん意図的にそうしてるんだろうけど)笑っちゃうシーンもあった
(誰も笑ってなかったけど

どんなゲームが仕掛けられているかは、この映画の核となる部分なのでもちろん
知らない方が数倍楽しめるんだけど、書きたくなっちゃうようなゲームの課題なので
ここはあえて一部ネタバレ(グレーの文字)で書いてみよう♪

横断歩道上で荷物を落とし、立ち往生する老婆。
携帯電話を耳に当てている少年。そして信号は点滅。
少年は老婆を助けに行くが、路上に携帯電話を落としてしまう。
老婆を歩道へと導き、点滅する信号を横目に、道路におちた携帯電話を取りに行く少年。
そこにトラックが、、、、!!
この少年は、これから始まる「闇のネットゲーム」のプレイヤーだった。

この映画の主人公は次プレイヤー、プチット。
サラリーマンではあるが借金を重ねて破産寸前。成績不振を理由に会社を解雇される。
母からは仕送りをせがむ電話。
ちょうどその時、携帯電話に見知らぬ男からの着信。

「おめでとうございます!あなたはゲームの参加者に選ばれました。
13のゲームをクリアすると最大3億円(字幕ではタイの通貨で言ってたけど)の賞金を獲得出来ます。
挑戦しますか?」


さて、そのゲームとは、、、!!
あなたはどこまでいくか?!

レベル1.壁のハエを新聞紙でつぶす。これはわたしも楽勝♪
レベル2.そのつぶしたハエを食べる。 げ~ この時点で1億もらわなきゃムリ。
レベル3.保育園で3人以上の子供を泣かせる。たぶん楽勝でしょ?暴力じゃない方法でね☆
レベル4.路上の物乞いがせっかく集めた小銭を奪う。たぶん出来る。
レベル5.中華レストランで出された○○チを食べる。きゃ~~!!!!これ、ぜったいあり得ない!!!!もうお金いりません。
レベル6.バスでおきる出来事に対処する。(客を放り出す?)取っ組み合いの喧嘩したことないから自信ナシ。
レベル7.10分以内に井戸のなかにいる死んだ人を救出し、家族に連絡する。ムリ!!!!老人、ひからびてウジわいてるし
レベル8.8のマークがあるもので8に関係するもの(人)を叩きのめす。ストレス解消にはいいかも♪(怖)
レベル9.警察から逃げながら、入院中の老婆を外に連れ出す。警察に捕まるとゲーム終了。たぶん大丈夫(何を根拠に?)
レベル10.農道を走る暴走族?を止める??さすがにここまでくると不可能に近い、、、、ムリです。
というか、人死んでるのに続けるなー!
             
レベル11.追ってきた会社の同僚の愛犬を殺すか、同僚を殺すか。もう既に人じゃない。ここまでやったら。
レベル12.農家の牛を殺して、生肉と内蔵などを食べる。ありえません。
レベル13.その最後のステージで用意されている人間を殺す。ここまできたら悪魔でしょう というかそこまでして大金欲しいか。


レベル7/10
最初にも言った通り、『ソウ』『CUBE』『エス』のスゴさを想像するともちろん
落ちるけど、期待しないで観たら十分楽しめるレベル☆
ツッコミは挙げたらいっぱいあるし、完成度が高い脚本とまでは言えない。
ハリウッドでメジャーなキャストでやったらきっと更に面白くなるかもしれない
という可能性も秘めた作品
ラストの刑事に、映画館を出たあとギャルのカップルが アレ何?意味分かんない~。
って言ってたけど、そういう人はきっと楽しさ半減、、、、もったいないナ。
個人的にはレベル7の井戸から老人救出劇が面白かった☆
ありえない!!と叫びたくなるようなゲームもあったりで
つっこみどころ含めてそこがまた面白い♪



 公式サイト
13 BELOVED   タイ  2006年    114min
6月9日より、シネセゾン渋谷にてレイトショー

監督/脚本を務めたのは若干26歳の新鋭、マシュー・チューキアット・サックヴィーラクル。
若手ならではの感覚が生きている。今後どんな作品を撮っていくのかにも注目☆
現代のネット社会での、匿名性を生かした犯罪など、現実に今後おこりうる犯罪に目を向けて
警鐘を鳴らしてるとも言える作品。

グロさイタさ、はそんなにないかわり、(あってもギャグみたいな映像なので笑っちゃう。)
"あるもの"を食べるシーンでは気持ち悪くなる事必死。
すぐに食事に行くのはキビしいかも






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