『ナショナルトレジャー~』は続編だしこれがこの冬の一番の大作なじゃないかな? でもリメイク。
14日から日米同時公開
あちらでの評判も聞かないまま、前知識全くなく試写にて観てきました~。
ちょっとだけネタバレありでいきます!
この作品、原作はスピルバーグの『激突!』のリチャード・マシスン。
映画のオリジナルは こちら。
1971年にはチャールトン・ヘストン主演で『地球最後の男 オメガマン』というタイトルでリメイク、今回が二度目のリメイク。
ウィルはまたまた地球のために頑張っちゃう
予告編も極力観ない様にしてたし、わたしは全く知らなかったけど、
NYでたったひとり生き残ったと思われる、主人公 ロバート・ネビル。
話し相手は愛犬だけ。
雑草が生い茂り、ゴーストタウン化したNYの街。
あっちは舞台がロンドンだったけど ちょっとダニー・ボイルの『28日後...』みたい?
で、でた~ヘンな化け物~!!
なんだかゾンビみたいにも見えるけど、すっごい勢いで襲ってくるし
明らかにノロマのゾンビより怖い(笑)
これ、原作では吸血鬼ということらしい。
こんなのに襲われたらひとたまりもないよ~。
ある時まで、その人類滅亡の原因となった"モノ"が一体なんなのか、なかなかわからないまま進行。
けっこう大作のわりに静かに淡々と進む。
ウィル・スミスは最後の生き残り(のはず)で、喋る相手は店にいるマネキンと
愛犬にのみなので 会話(セリフ)も少ない。
人類絶滅の危機から守るために研究を続ける科学者でもある。
自分以外の生存者を救うため、無線でメッセージを送り続ける日々。
誰か生き残ってるのだろうか?
希望を託して。
思い切りB級でカルトな映画を大作に仕上げた感じ。
話のメインは、ひとり生き残り(だと思われる)ウィルスミス演じる主人公が、NYで狩りしたり
セントラルパークに畑作ったりして自給自足の生活をしながら
救済を待つ、、、って話なのかと。。。
ってきり思ってた。
けど違った
ひとりサバイバルをエンターテイメントとして面白く見せたのがトム・ハンクスの『キャストアウェイ』だったとすると、
この作品はそこまで その、ひとりでの孤独や取り残されてどう生きるか?という部分が描かれていないので
そこは面白味に欠ける気がする。
ひとつのシーンをじっくり描写してて、上映時間は1時間40分と短めだけど話の展開はスローテンポ。
感染した人間たちやNYの退廃した街など、ビジュアル的には楽しめたけど
目新しさがない印象。
これ、キアヌ・リーブスの『コスタンティン』の監督でした!
それもなんとなく納得。
『コスタンティン』(ビジュアルが)+
『キャストアウェイ』(状況が)+『28日後...』(雰囲気が)
=『アイアムレジェンド』 って感じかな
"レジェンド"ってタイトルにあるのは、主人公が尊敬し愛するボブ・マーリィの曲のタイトルをひっかけてるのが粋。
映画の中でも、ウィルスミスがボブ・マーリーの思想について語る部分がよかったな。
劇中かかるのもウィルが歌ってるのもエンドロールもボブ・マーリー。
観終えたあと、ボブ・マーリー聴きたくなっちゃった。
そういえば『LEGEND』のCD持ってたなー♪
あと愛犬とのシーンがちょっとジンときたな
この映画はやっぱりウィル・スミスの演技力!まさに独壇場。
ひとりのシーンなど、表情の演技がやっぱり素晴らしかった
そして、前作『幸せのちから』に続いて今度はウィルの娘が娘役で出演☆
(演技らしい演技はなかったけど)
6/10
疑問も残ったり(つっこみどころアリ)するし、 賛否両論になりそう。
過度な期待をしないで観ることをオススメしますー
というか、宣伝文句の人類でたった一人の生き残り、、、って 一人じゃないし!
『コンスタンティン』が面白かった人は好きそう。
わたしは観てる時が引き込まれたので"フツウに面白い"=6ということで♪
ウィルがやっぱりよかった
ラストに関しては、単純なハッピーエンドよりはいいかな
期待ハズレ!と言わんばかり?にそそくさと帰って行く人も、、、
でも、大画面での迫力が生きてる作品なので、気になる人は是非劇場で、、、、!
公式サイト
I AM LEGEND 2007年 アメリカ 100min
12月14日よりロードショー
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ウィル・スミス8度目の来日
39歳。
左から、脚本家のアキバ・ゴールズマン、ウィル、監督のフランシス・ローレンス。
トムちんの新作『ライオンズ・フォー・ラムズ』に現れたウィル。仲良し
あっと言う間に週末~! 皆さま、楽しい週末を、、、、
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