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アメリカを売った男/Breach

2008-03-13 11:48:03 | 劇場&試写★5


いかにも裏でなんか悪い事してそうな、たくらみ顔したクリス・クーパー、珍しく主演



 2001年2月18日、FBI(米連邦捜査局)捜査官のロバート・ハンセンが逮捕された。
20年以上にわたってKGB(ソ連国家保安委員会)にアメリカの国家機密を売り続けていた事実は、世界中に衝撃を与えた。
彼はいかにして裏切りを隠し続けたのか。逮捕の裏には何があったのかーーーー?

興味深かったので観てきた☆




主演のロバート・ハンセンに『アダプテーション』で米アカデミー最優秀助演男優賞を受賞したクリス・クーパー。

目の下のたるみが伊東四朗ばりにいつも気にナル、、、

ハンセンを追い詰めるおとり捜査官、エリック・オニールに、アカデミー賞作品賞受賞『クラッシュ』のライアン・フィリップ。

若いだけに、妻にも内緒で大変な任務に就く事で心に葛藤が。

ちょっと今回は役不足な気がした。
長い間、ロシアに情報を売ってた男が、こんな若造をそばに置いて
気を許して捕まったのか?という疑問に思えてしまう。


監督は『ニュースの天才』(←いまひとつでした)で実際のスクープ記事ねつ造事件を映画化したビリー・レイ。

この作品、ロバート・ハンセンという人間が二重スパイ容疑で逮捕されるまでの2ヶ月間を、事実に基づいて克明に描いているというけど
これからという若いFBI捜査官ライアン・フィリップ演じるエリック視点で描かれている。

この人物の葛藤部分よりもロバートハンセンのことをもっと詳しく知りたかったんだけど。

エリックは上司のケイト・バロウズ(ローラ・リニー演じる)に呼び出され、新たな指令を言い渡される。


それは、組織内でNo.1の捜査官と謳われる、ロバート・ハンセンをマークすること。
ハンセンの行動を逐一報告するように言われたものの、それが何故なのかは分からない。
しかも、知れば知るほどハンセンには怪しい所がない。
自分の仕事に疑問を感じたエリックは、ケイトに目的を問い詰め、
ハンセンが15年以上に渡りロシア圏にアメリカの国家機密を漏らしているという衝撃の真実を知らされる…。
その後、少しずつ真実に迫っていくエリック...。





5/10



サスペンス的な面白さが弱いし、ただ事実をなぞって映画化したという印象。
主演のクリス・クーパーは確かにいい演技してるとは思うケド、
脚本なのかなぁ?なんだか引き込まれず、昔からよくあるFBIものの映画みたいな感じで映画としての新鮮味もなかった。
見せ方も途中眠くなるくらいスリリングさはなかったしー
映画なのだから、もっとドラマ性持たせても良かったと思うんだけど。
アメリカとロシアとの関係も掘り下げられていなかったし。
最終的には逮捕されるという、"映画としての結末"は知ってて観るわけだし、たっぷり二時間近くあるわけだから
もっと脚本や見せ方で引き込ませて欲しかったなぁ、、、。
でもまあ期待もしてなかったのと主演が良かったので今回評価はフツウかな。




公式サイト
Breach     2007年 アメリカ    110min
3月8日より公開中~




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