我想一個人映画美的blog

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サベイランス / SURVEILLANCE

2010-02-06 22:10:41 | 劇場&試写★5
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デヴィッド・リンチ監督の娘、ジェニファー・リンチ監督作

リンチ大好き娘の映画も観なくちゃ☆ってことで早速初日に観て来た♪


デビュー作「ボクシング・ヘレナ」から14年ぶりに監督業復帰
あれは女性監禁し、手足切断という惨い映画で酷評もされたようだから
こんなにも長い間撮らなかったのかな?

現在、42歳

デヴィッド・リンチパパは製作総指揮で参加。

主演の二人。
久しぶりにみたらかなり太って老けた~!ビル・プルマン。FBI捜査官。
リンチ作品には「ロスト・ハイウェイ」に出演。
ロビンウィリアムス風になってた

FBIの相棒に、ジュリア・オーモンド。
リンチ作品には「インランド・エンパイア」に出演、
病院で母親の話を聞く娘役、「ベンジャミン・バトン」も記憶に新しいところ。


謎の殺人事件、
生き残った3人の証人、
犯人は誰?





これ、黒澤明の「羅生門」でのシーンをアレンジしたという。
殺人事件の当事者で3人の目撃者の言葉がフラッシュバックで折り込まれ、
ひとつに繋がる。


サンタ・フェの田舎町。
FBI捜査官のエリザベスとサムは無差別殺人事件の目撃者証言のため、地元警察を訪れた。
目撃者は警察官のジャック、コカイン中毒者のボビー、8歳の少女ステファニーの3人。
サムは3人を個別の部屋に隔離し、ビデオカメラで監視しながら取り調べるよう指示する。
やがて取り調べが開始されるが、同じ事件現場に居合わせたはずの3人の証言は微妙に食い違い……。







5/10(53点)



まあまあ。
デヴィッド・リンチほど不可解ではまったくないし、クセもない。極めて普通に楽しめるサスペンス。

わたしはリンチの一筋縄じゃいかない独特なワールドが大好きでファンだけど、
娘はその血までは継いでない感じかな。
とは言っても、バイオレンス描写はある。

そのラストに関してはリンチが変えるように散々言ったけど
結局変えずに上映、カンヌ映画祭では賛否話題に。
2008年にはシッチェス映画祭で作品賞を受賞、ニューヨークシティ・ホラー映画祭では
最優秀監督賞、最優秀女優賞を受賞した。



そこまで賛否言う程でもないし、カンヌ仰天の衝撃のラスト
ってほどじゃないんですけど~



というか、途中からアレ?って真面目に観てたのがバカバカしくなってくるような ちょっと笑っちゃうようなところもあり、、、、

犯人探し、この場合登場人物以外の人間が犯人でした、というのは反則。
そうすると誰かが騙している事になる。
犯人は、、、、、




ここだけネタバレ
やっぱり最初に怪しいと思ったビルプルマンだった~
目つきとかも怪しいし、他に怪しいヤツといえばあのポリスくらいなものだし
大抵のひとは見抜けるだろうけど
分からなかったのは女もグルだったこと。
そんなワケない!って感じで笑える~


それまで真面目に捜査してるフツウ人間なのに、
ラスト近くで急に頭おかしいひとになっちゃって、レズまで披露しちゃうし。
ビル・プルマンの突然のキレっぷり笑える~。
演じてて面白いだろうな~なんて
ある意味どこか面白い映画。(つっこみどころがあって)
そういえば、ビル・プルマン「ロスト・ハイウェイ」でも怪演してたような。

でも証人の警官は結局最後何も出来ないし、少女も逃げ出したままで野原にいて終わっちゃうし
なんか中途半端ですっきりしない終わり方でポイント下がっちゃった。




観てるときはまあまあ面白いんだけど、
観終えてみれば、なーんだ。で終わっちゃうような映画でした~。

公開は渋谷シアターNのみなので、気になる方はぜひDVDで確認を☆
大阪は、大阪シネ・ヌーヴォにて4月公開。


 公式サイト
Surveillance   2007年  98min
2月6日(土)より公開中~





ビル・プルマン、今年以降に出演作5、6本控えていて
一番すぐなのが先日のサンダンス映画祭で上映になった「The Killer Inside Me」内なる殺人者 。
マイケル・ウィンターボトム監督作で、ケイシー・アフレック主演、ジェシカ・アルバ、ケイト・ハドソン共演!

ジェシカたん、「かいじゅうたちのいるところ」コラボワンピ~



気にナル☆



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