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ザ・ロード / THE ROAD

2010-06-24 23:04:14 | 劇場&試写★6以上
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コーマック・マッカーシーのピューリッツァー賞受賞小説を映画化

主演のヴィゴ・モーテンセン、キリストか浮浪者か?っていうビジュアルで登場

生きていくのがやっとで食べるものさえなく、
もちろんお風呂にも入れずにひたすら歩くので当然見た目こんなだし汚くて臭そう~。
いや、ヴィゴ様それでも素敵ですけど☆

監督はジョン・ヒルコート 
脚本は「Jの悲劇のジョー・ペンホール


最近もう破滅してしまった世界が舞台の話多いね~
タイトルも舞台も雰囲気も、公開中の「ザ・ウォーカー」にかぶりまくりだけど
こちらはアクションはナシ。
タイトル通り、ただひたすらに滅びかけた世界の中生き抜くために歩き続けるストーリー。
あちらは西へ行ってたけど、こちらは南へと向かいます (笑)



共演のシャーリーズ・セロンは相変わらず美しいけど
こんな世界に嫌気がさしてすぐに自ら命を、、、、

だから登場するのは昔の想い出シーンのみ。

ふたりは夫婦。
こんな世の中になってしまってから産んだ子供と、父親は共に歩き続ける...。

ヴィゴ様に「彼の演技は歴史に残ると思う」
と言わしめたコディ・スミット=マクフィーくんが素晴らしい!


ちょっとシャーリーズの子供っぽいし。




物語の舞台は文明が失われて10年が経ち、太陽もなく、寒冷化が進み動植物が死滅した世界。
僅かに生き残った人間も保存食を見つけるしか生き延びる手立てはない。
そんな荒廃した道なき道を父と子は寒さから逃れるため、南を目指し歩き続ける。この悲惨な現実から息子を守ろうとする父。
人類最後の火を掲げ、2人は絶望の道をひたすら南へ歩いていく。




6/10(58点)


ややネタバレあり

ヴィゴの演技はもちろんいいんだけど、それを食っていたとも言える
息子役のコディ・スミット=マクフィーの存在がすごく良かった。

お父さんの側にいて、敵から身をかわし、飢えにも耐えながらも
誰も信じずに現れた人間は敵かもしれないと容赦しない父親に対し、
自分たちと同じなんだよと、盗みを働いたものに対して寛容だったり
道端で会った老人に優しい言葉をかけたり
そして父親との別れ、、、、、

彼の素晴らしい存在感でこの映画はもっていたように思えた。
三大素晴らしい俳優を前にね。


暗いし、これといって大きな見せ場的なものもないので
寝ちゃう人もいるだろうし、つまらない!と言う人も多いかも。

でもわたし、もともとこういうサバイバル的な話は好きだし
父の息子への愛、伝わってきて眠くならずに惹き込まれちゃった!
少し涙も出ちゃったし

じゃあなぜ点数的にはそこまで高くないのかと言ったら 
やっぱり特に何も起こらずに盛り上りに欠けたからというのと、
ラストがいまいちだったから。 あんな風に最後でちょうどいい人に出逢うなんて。
恐ろしい事言うようだけどあそこで最後子供死んでたら傑作だったかも。

しばらくしたら内容わすれちゃいそう。
とかいいつつも、☆の数は一応、観てもらいたいレベルの6 


公式サイト
THE ROAD   2009年    アメリカ    112min
6月26日(土)ロードショー


最後にあと4つ。
盗んだからって目には目を!なのもわかるけど
この人まっ裸にして置き去りは可哀想すぎ!!


そして「イースタン・プロミス」に続き、またヴィゴ様、ハダカになってました★

荒廃した世界を生きる男とあって、役作りの段階でかなり減量したらしい。


途中で出逢う老人にロバート・デュヴァルが。
ガイ・ピアースはどこで出て来るのかと思ったら最後のあれだけ!?

虎舞竜の主題歌にかえてなくてよかった、、、、



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