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ソウ ザ・ファイナル 3D /SAW VII 3D /ソウ7

2010-10-30 20:00:04 | 劇場&試写★6以上

 

ここまでひっぱった「ソウ」シリーズ、7作目となる完結編、ついに公開!!
ファンだけど、もうそろそろ終わっていいよーと思ってた反面、実際最後となると寂しい!
最終章は3D公開。



都内、台風接近中のなか、お友達のゆきえちゃんと張り切って朝一で観てきました~
ヒルズの小さいほうの劇場なのに朝一だからか空席も多く、初回観は相当なファンばかり?
「ソウ」お約束の最前列では観なかったけど(笑)


前日はTIFFでヒルズに行ったので、前売り特典のビリーの三色ボールペンまでGetしちゃた



毎年1作づつコンスタントに公開、1~6まで全部試写でみてきたけど、今回は試写なしの日米同時公開
今年のコミコンではソウ・シリーズが、「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」「ハロウィン」などを抜き、全世界で劇場興収約730億円、
DVD3000万枚以上を売り上げてきた実績から「もっとも成功したホラー映画シリーズ/Most Successful Horror Movie Series」としてギネス世界記録に登録されることが発表になったばかり!




ネタばれ部分は最後の方に薄文字でいきます~


5,6に続きケビン・グルタートが監督を務める。

しかしこれだけ世界的にファンを持つシリーズの完結編、どういう風に持っていくか、どう謎に答えていくか、注目だしかなり責任重大なところ。
最初に二人で監督&脚本を手がけたジェームズ・ワン&リー・ワネルは2からはプロデューサーにまわったまま。
もちろん内容に口出ししてるんだろうけど、最後くらいまた二人が手掛けてほしかったなー。

とはいえ、回を重ねるごとにつまらなくなるという噂もある中(それでもファンだからもちろん観続けちゃう)
ギリギリお勧め出来るくらいかな? 5,6なんかよりは全然面白かったし。
どんどん下降気味だったのを持ち直してくれて良かった!
やや最後の方が駆け足でつっこみどころはあれど、なかなか楽しめた♪
90分て短いなぁ最後だし2時間あってもよかったかも。


3D効果に関しては、あまり意味ないような。(笑)
臨場感とかたまにはあるけど、飛び出す系はちょっとしかなかったし、
隣のhino(ゆきえ)ちゃんは爆音と飛び出しに反応して飛びあがってたけど
そういうのに平気な私には効果なしかな~。
全然2Dでもよかったと思う(でも2Dの上映はないみたい)
ま、話題性と、最後だからいいか、ってことで♪




さて、今回はゲストとして「処刑人」シリーズ(最近2が復活したばかり)のショーン・パトリック・フラナリーが登場なのも話題のひとつ。
「処刑人」は今度も処刑する側か、それともされる側か




「アドレナリン」にカメオ出演した、ロックバンド「リンキンバーグ」のチェスター・ベニトンも犠牲者として出演。



そして、シリーズ1に出てきたあの人も

最後に「ゲームオーバー」を言うのは誰?





ここからネタバレあり


オープニングから、ショースタイルで仕掛けられた罠が面白い。
一時は仕掛けられたゲームばかりでいかに痛がらせるか、って感じになっていたのも
ひと段落、一応もちろん今回もいくつか用意はされてるけど
ゲームの残忍さはもう慣れたせいなのかびっくりしない。

それより後継者だの、箱の中身だの言われてたのがたいした重要じゃなかった(笑)

今回、観るにあたっては全く情報を遮断して予告編や画像一切見ないで挑んだんだけど
もともと「ソウ」ファンの間で1の時から噂・予測されてた
あの1の、医師ゴードンがキーマンとなって重要なポイント&おいしいとこを全部持っていっちゃったのは全く予想通りででした。

過去のキャラクターって続編で登場するとやっぱり嬉しいもので今回も
出ていなかった裏で何をしてたのかが
あの音楽とともに明らかになる。

ここのシーンは1,2のようにとてつもなく意外で驚きがあって欲しいものなんだけど
もう読めちゃうのは仕方がないのかも。


それにしても一番疑問なのはホフマン刑事が、いくら妹の復讐があると言っても
そんなにもずっと犯人をやり続ける必要あるのか、しかも仕業も分かってるのに
なぜそんなに捕まらずにずっとゲームを仕掛けていられるかってことで。
でもまぁそんなつっこみはいいや(笑)

面白かったのは 過去、ゲームに参加させられた人物たちが「サバイバー」として登場すること。
生存者としてひと儲けしようという輩が出てくるのも不思議じゃないし。(実際は嘘だったけど)
そして、ショーン・パトリック・フラナリー!

主役級の人物で、この人を中心に周りがゲームに参加させられる。


ゲーム自体はもう手が尽きてきたように感じるなー。
あと、死体が蝋人形っぽかったり、切れてる時に作りもの感あったり
血の色が変なのが気になっちゃうのは私がホラー好きだからか。
もう少しリアルに特殊メイクさんやってほしかったなと思ったり。

ジグソウが死んだ後でもどのシリーズでもちょくちょく回想シーンとして現れるのは
嬉しいけど、やっぱり死んじゃってからは面白さは明らかに半減しちゃってる。


後継者っていってもあんなホフマンとか妻のジルって言っても結局大したことしてないし

このティム・ロス似の刑事、頑張ってたのに残念だわ~



こうしてシリーズ全部見終えてみると、ほんと最初のからは想像つかなかったところまで
来ちゃった感があるけどやっぱり1作目は傑作でした。


回を重ねるごとにもういいやって捨てた?脱落?した人にも、ちゃんと繋がって完結したので観てほしいな!





6/10(67点)




ジグソウによる絶体絶命のゲームで何とか命を取り留めた生還者のひとり、ボビー・デイゲン。
死のゲームを勝ち抜く奇跡を遂げた彼は、現代のイコンのごとくマスメディアに取り上げられ、精神的指導者として注目される。
そしてそんな彼のもとには、同じくゲームを生き残るも未だ心に深い傷を負う生還者たちが集まる。
そこにはジグソウの最初のゲームで生き長らえたドクター・ゴードンも姿を現わす。
一方、ホフマン刑事とジグソウの妻ジルは、ジグソウ後継者をめぐって最終決戦を繰り広げていた…。





いつも内容と関係ないポスターなのよね

  公式サイト 
SAW VII 3D   アメリカ    2010年   90min
10月30日より、公開中~




●「SAWシリーズ」migレビュー●

ソウ1

ソウ2

ソウ3

ソウ4

ソウ5

ソウ6






とうとう完結してしまった「ソウ」。ジグソウ役、トビン・ベルの話によると
いつか「ソウ ビギニング」も考えられないこともないとか。

いや終わったんだからもうやめといて下さいな
とかいいつつやったらやったでまた観に行っちゃいそうな自分が怖い


※追記※
でもよく考えたら、ファイナルってつけてるのは日本だけ。
あちらではもう続きやる気満々なのね。ファイナルじゃないじゃん!
そういえば、9まで契約したって前回言ってたもんな~ ダマサレタ!?