我想一個人映画美的blog

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スプライス / Splice

2011-01-09 11:45:28 | 劇場&試写★6以上

 

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「CUBE キューブ」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督×製作総指揮、ギレルモ・デル・トロ
スティーヴン・キングが選ぶ、2010年ベストムービー7位!


日本では、SFサスペンスなんて謳ってるけど、グロさ多めのブラックなホラー。
内容は、若い科学者エルザ(サラ・ポーリー)とクライヴ(エイドリアン・ブロディ)が、人間と動物の遺伝子を結合させる実験を行った結果、危険な新しい生命体が誕生してしまうという意外と単純なもの。
その新種の生命体が迎える成長の結末を追う形。
「CUBE キューブ」「ナッシング」同様ちょっと変わった映画で好みでかなり評価分かれそうな作品。
ヴィンチェンゾ・ナタリ映画はわたしは好きだな~。
本作も、ブラックジョークさえも感じるテイストが好き♪


この映画、実は2007年の「キューブ」の直後に公開予定が予算の都合でお蔵入りになりそうだったところ、
カナダとフランスからの出資で、エイドリアン・ブロディとサラ・ポーリー出演が決定、'07年11月トロントで撮影が行われた。
(その時、ちょうどトロント行ってたけど撮影は見れず)

2009年、シッチェス・カタロニア国際映画祭で初公開、翌2010年のサンダンス映画祭で上映を経て
2010年6月4日に前米公開済み。


主演には、SF、コメディ、ホラー、拘束サスペンス系、感動ドラマ、シャマラン系、何でもござれのエイドリアン・ブロディ。
色々観てるうちにこの人好きになっちゃった♪

ワシっ鼻がチャーム


同じ研究チームの仲間でエイドリアンの彼女にサラ・ポーリー。




目が離れてちょっとアバター入った新種の生命体“ドレン”をフランス人女優のデルフィーヌ・シャネアックが演じる。

こういうカオの人、たまに見かける。



科学者夫婦のクライヴとエルサは、人間と動物のDNAを掛け合わせて未知の生命体を創り出す禁断の実験に魅せられてしまい、やがて現実にひとつの生命が誕生してしまう。
2人はその生き物を“ドレン”と名付け、極秘に育て始める。
するとドレンは驚くべき速さで成長し、あっという間に美しい女性の姿へと変貌を遂げるのだったが…。





7/10(71点)




前売券もパンフレットも作ってなく、都内バルト9のみでの上映。珍しく1800円の定価で鑑賞。
それでも初日とあってけっこうなマニアックなお客で席は埋まってた。

ナタリの「CUBE キューブ」も「ナッシング」も好きなので本作も楽しみにしてました
おまけにスティーヴン・キング氏までベストに入れちゃってるし

かなりのB級、しかもグロいホラー系ということで 完全に好みが分かれるだろうし
あちゃ~!と、やっぱりそうきたね的わくわく感とのスレスレのとこで面白かった
 雑誌、映画秘宝がいかにも取り上げそう(あげた?)な映画で 秘宝のファンはもちろん好みそうなテーマであり、内容。

いかにもギレルモ・デル・トロ監督が関わったとわかるような新種生命体(クリーチャー)の造形といい、
オチ含めた話の展開も。




研究を続けるのみで 一緒に過ごして成長の様子を観察するということがメインの脚本の最終的結末は
どうなるのか観てるとだいだい想像ついてくるし、実際途中でラストが読めちゃったけど
1日で1年分の成長をするというその容姿がやっぱり不思議で魅入ってしまう。
(身体はあえて載せません)


最初の段階から、まるでリンチやクローネンバーグに出てくる物体のようなグロくてリアルな造形。
そしてコドモからオトナへ成長を遂げてからのその行動が、一緒に研究してるのをかいまみるかのようで面白い。

サラ・ポーリーの猟奇的とすら感じる行動や、
単純にああいうことやっちゃう展開も、笑ってしまうようなブラックジョーク加減も好みでした~♪。

ただ好みが全く分かれるから、わたしは好きだけどこれは特定の人にしかオススメ出来ないなー(笑)
興味ある方は是非劇場で






 公式サイト
SPLICE   2009年   アメリカ=カナダ=フランス    104min
1月8日より、新宿バルト9にて公開中~


サンダンス映画祭にて。



2010年6月 L.Aプレミアにて。
ゲストには何故かロバート・ダウニー







目の離れてるのはもともとなのね。

実はけっこう綺麗な方☆






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