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だれもがクジラを愛してる。/ BIG MIRACLE

2012-07-05 00:01:51 | 劇場&試写★6以上

 

 

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1988年にアラスカで実際に起こった出来事をもとに、

氷に閉じ込められたクジラを救出するため奮闘する人々の姿を追うドラマ。

主演はドリュー・バリモア。

原作はトム・ローズの「Freeing the Whales」

旅するジーンズと16歳の夏」や「そんな彼なら捨てちゃえば?」のケン・クワピス監督作。

 

 

タイトルには惹かれなかったけど原作本のまま邦題にしたらしい。

もうすぐ公開、試写にて鑑賞。

 

88年10月、アラスカの地方テレビ局でレポーター兼ディレクターとして働くアダムは、

氷海の小さな穴から顔を出す3頭のクジラを見つける。

 

エミリー・ブラントの夫で「ザ・マペッツ」などのジョン・クラシンスキー。

 

その様子をニュースで放送するとあっと言う間に全米に広まり、

アダムの元恋人で環境保護団体職員グリンピースのレイチェルも駆けつける。

自然体で動物好きであったかな感じと情熱的に環境保護を訴える役どころが

ピッタリのドリュー・バリモア。

 

なんとかスクープをネタにして有名になりたい

野心むき出しの駆け出しレポーターに「ベロニカマーズ」のクリステン・ベル。

 

軍曹にダーモット・マローニー。

 

現地民、イヌピアト族のおじいちゃんと孫。

 

ニュースを聞き付け自分たちの道具ならとやってきた2人組。

アラスカのメキシコ料理屋に皆集う。

 

厚い氷の中にとじこめられたクジラは、息をするのが困難。あなをあけても

すぐ凍って塞がってしまうのを、なんとか次々穴をつくって息をできるように、海まで誘導する事。

会社の宣伝になると踏んだ石油会社が資材を提供し、報道陣も押し寄せ、

現場は救助のために全力を尽くすレイチェルや、イヌピアト族の現地の人々と共に熱気に包まれて行く。

 

さらには、州知事、大統領、ソ連をも巻き込んでいく。


イヌピアト族の習性、クジラは食料として生活に必要だから殺してしまうという

単純な問題ではなく、助けなければ今後禁止令がでてしまうというのもあり

皆それぞれの思いから、一丸となって救助につとめる。

 クジラがまるでイルカみたいに可愛い


6/10(61点)



ドキュメンタリーっぽくもあるけど、笑いもあったり

ほどよいバランスで、次々問題が起きたりしながら、

退屈もせずに観る事が出来る。実話をもとにへんに派手な演出をするでもないけど

映画らしくうまく仕上ってる。

ラストは助かるということは分かってみるものの、

そこに至るまで、皆で協力しあっての成功に押し付けがましくない感動がうまれる。

環境問題がますます身近な問題に感じる近年、こういう作品を観るのもなにか考えさせられ

それでも重すぎない爽やかな良い話はこの暑い夏の清涼剤になりそうな作品

実際のロケもアラスカで行われたらしく、マイナス50度とか観てても寒そう!

興味ある方はぜひ


エンドロールには実際の映像や、本人たちが登場。

製氷機で回転させながら氷を溶かす2人組もほんとにいて笑っちゃった。


1988年10月、アラスカの地方テレビ局でリポーター兼ディレクターのアダムは、バロー岬沖の氷上で、小さな穴から息苦しそうにして頭を出す3頭のクジラを発見し、それをニュースにして流した。その地方ニュースがメイン局のニュースで流れ、またたく間に全米で注目を浴びることとなる。現場にやってきたアダムの元恋人で環境保護団体職員のレイチェルは、知事に救出の要請をするが無視されるものの、匿名の電話で地元の石油会社が砕氷用ホバークラフトを持っていることを知る。レイチェルからの要請を受けた環境破壊の首謀者と言われている石油会社の社長マグローは、これが会社の宣伝になると快諾し、州兵部隊司令 官に要請して救出作戦開始。
 一方、アダムはニュース報道で過熱するなか、メイン局からの期待を受け気をよくするが、クジラとの共存共栄するイヌアピック族の姿に心を打たれ、報道よりもクジラを助けたいという気持ちが強くなっていく。そしてこの事件はホワイトハウスやソ連をも巻き込み、世界的なニュースとなっていく…。


 公式サイト

BIG MIRACLE  2012年  アメリカ  107min

7月14日より、ロードショー