これから公開の「ダラス・バイヤーズ・クラブ」がアカデミー賞主演男優賞でノミニー中のマコ様主演
最近ノリにノってるマコ。こちらも見逃せない良作☆
去年アメリカで地域限定公開にも関わらずじわじわと口コミで広がり
6週連続TOP10入り、RottenTomatoesで満足度98%
今期一番のわたしのお気に入り&おすすめ映画
だいぶ前に観ていたんだけどやっとup☆
監督は、「テイク・シェルター」でデビューを飾り評価された、ジェフ・ニコルズ。
自分たちだけの自由な世界、かなわなかった初恋、
その夏、思いもよらない一つの出会いが何かを変える。
そして少年たちは、少し大人になる。
秘密の島で出会うワケありの謎めいた男MUD(マッド)にマシュー・マコノヒー。
本作でのマコも素晴らしいのだけど、
注目の子役、タイ・シェリダンがまた、すばらしい
「ツリー・オブ・ライフ」にブラピの息子役(3男)で出てたコといえばわかる人も多いかな?
あっと言う間に大きくなっちゃった(右)
あのとき、特に三男に今後も要注目!って書いたのがあたってた 笑。
若き頃のリバー・フェニックスそっくりの左のコは新人、親友ネックボーン役のジェイコブ・ロフランド。
マッドの幼なじみで元恋人、ジュニパーにリース・ウィザースプーン。
暗い役柄のせいもあるけど、痩せて法令線も目立ってきちゃって老けたなー。
「キューティブロンド」なんてもうだいぶ昔だもんね。
ほかに、サム・シェパード、前作に主演したマイケル・シャノンも出演(ちょっとした役でもったいない)
少年たちは、見つけた隠れ家である島で
潜伏していた奇妙な男マッドに出会う。
そして彼と知り合い、彼の事情を聞いて逃亡の協力をすることになる。
次第に友情も芽生えてゆき、、、、。
謎めいた危険な男と出会った14歳の少年2人。
まだ見知らぬ世界に足を踏み入れることで
ちょっとした冒険をしてるようで。
マコ様、本作でももちろん自慢の鍛えたボディ披露
南部のアーカンソーに暮らす14歳の少年エリス。ある 日彼は、親友のネックボーンとミシシッピ川に浮かぶ島へと探検に繰り出す。そして2人は、洪水で木の上に打ち上げられたボートに寝泊まりしている怪しげな 男マッドと遭遇する。マッドは愛する女性ジュニパーのために殺人を犯して追われる身で、この島でジュニパーと落ち合い、一緒に逃亡する準備をしていると告白する。エリスはその話に引き込まれ、愛する2人の逃亡を成功させようとマッドに協力するのだったが…。
8/10(82点)
期待以上に良かった
現代版「スタンド・バイ・ミー」などと言われてる本作。
マッドは罪を犯した人間とはいえ、事情があり
愛する女性に酷い仕打ちをした男への復讐から、その男を殺し追われる羽目に。
そして潜伏先であった島で出会った少年たちに協力を依頼する。
本当に恐ろしい男なのかと思っていたら、そこはマコが演じる役
愛する者のために。という事情は人を殺したといっても人間的に同情できる。
タイ・シェリダン演じる少年エリスはそこにぐっときてしまう。
自分も年上の女性に恋をしている。
愛するひととの愛を貫くことが美しいと感じていた。
得体の知れない男、マッドとの友情が自然に描かれていく。
そして、父親代わりともいえる男とマッドとの絆。
いつでも守って愛してくれる男がいても別のしょうもない男にひっかかる
マッドの愛する女の存在。この女性のために、罪を犯す。
少年たちのほろ苦いひと夏の経験、風なところもありながら
青春ドラマ的な爽やかさをもちつつも、追っ手から逃れるサスペンス的な要素もあって
知らぬ間にこの世界に入り込んでしまう。
とくに衝撃的な、とか驚くオチとかではないけど
逃亡者+少年たち という構図がうまいドラマで成り立つ良作
これ、渋谷で開催中の「未体験ゾーンの映画たち」という
お蔵入りになりそうな映画を一挙公開、シリーズで上映中なんだけど
この名作、もっと観れるようにしてほしい。
行ける方はぜひとも公開中に大きなスクリーンで
映画『MUD -マッド-』予告編
MUD 2012年 アメリカ 130min
1月18日より公開中~
あのときは(っていうか本作でも)まだけっこう子供だったのに、、、、
タイ・シェリダンくん現在
うぎゃ!
次回作はニコ共演作!!!「Joe」
こちらも評判もよく、日本公開が楽しみ
マコ様の快進撃、まだまだ今年も続きます頑張れー