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ラプチャー 破裂/RUPTURE

2017-06-06 00:04:08 | 劇場&試写★5

 

 

嫌いなものを正直に答えてはイケマセン

 

嫌いなものと直視させることで、人間の限界から解き放たれたその先には、、、、、

 

な、ななにが、何が一体待ってるというのか

 

ってまるでちょっとあの狂ったホラー(オススメ)「マーターズ」のようですが。

主演は北欧、「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」でメジャーとなったノオミ・ラパス。

このところずっと普通の髪なので普通っぽいけど 笑

 

このシングルマザーのレネー。蜘蛛が大嫌い。

突然、何者かに拉致される!!

 

トラックで遠く連れて行かれた先には、自分と同じように監禁された人がいて

叫ぶ声が聞こえる。

何が始まろうとしているのか。彼らの目的は!?

 

何やら不思議な人たちを演じるのはこの方々。

アリ・ミレン、ピーター・ストーメア、ケリー・ビシェ、レスリー・マンヴィル。

 

 監督は「セクレタリー」「毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト」のスティーヴン・シャインバーグ。 

 どっちも一風変わった作品で面白かったんだけど、この映画もやっぱりちょっと不思議。

 

5/10(57点)

 

 

私だったら嫌いなものは言わないな 笑 (言っちゃう状況だったらあきらめるしかないけど)

自分だったら、こんな状況にされたらやばいものってなんだろう

虫全般が全部無理だけどやっぱりそこはGじゃない??

いやカエルも相当やばいな

 

 

ネタバレあり

「破裂」ってタイトルについてるの、サブタイトルではなく 「ラプチャー」の意味そのものだった

 

つまらなくはなく、引き込まれて見てたんだけど

ホラーとしての怖さがない。と思ったらそっち系だったんだ。

そう、これ、SFだった。

何が破裂するんだって思ってたら

顔の肌(主に頬)に触れて、肌質を確認。(ここら辺が意味不明)

 

要するに、彼らは選んだ人材に、ラプチャーさせたくて、

ラプチャーすると顔が破裂しちゃう。

そうすると一皮むけた人格(別の生き物)になれる。

細かいことも気にしなくていいから、みんなでラプチャーしてどんどん仲間を増やそうよ

ってことらしい。

 

ある程度、拉致する人の家庭事情やだいたいの情報仕入れておいて、最初のカウンセリング??で質問攻め。

何が嫌いか、次々お題を出す中で「それは無理」というのを見つけ出し

そこから実験開始 嘘発見器もないんだし、テキトーに嫌いなものバレなきゃいいんじゃない?

と思ってたけど、、、、すぐに蜘蛛嫌いがバレて、蜘蛛による実験となる。

その後、上の通気口から逃げ出そうとした際に、他の人の実験を覗き見る。

人の苦手なもの、嫌いなものはそれぞれなので、

側から見たらそんなもの??って感じで高いところから急に降ろされたり、

父親の顔だったり。でもそんなのは画的に面白くもない。

 

 

 

普段は人間に見せかけるコンタクトでこちらが本当の目。

奴らは人間が変わり果てた姿の、人間ではなくなってしまった別の生きもの

 

そうきたか。

 

くっつきすぎだろう。

 

さすがノオミ、簡単に縛られたのを解いてついにはラボまで侵入成功。

 

だけど結局、顔じゅう、大嫌いな蜘蛛まみれにされて見事、ラプチャー

仲間にされてしまうのであった〜 せっかく逃げられそうだったのに

 そんなあっさりと。

 

息子は母親が変だと気付く。

 

 チャイムが鳴る。今度はレネーと同じ遺伝子を持つ、息子を狙ってレネーの家を訪れた奴ら。

変わってしまったけど、まだ人間の心は残っていたレネー。

息子にメールをする。早く逃げて!!と。

 

面白い終わり方だった。

悪くないんだけど、結局一番見せたいシーンが怖くも面白くもないのが致命的。

 

昔の低予算のC級ホラーテイストの味わい。なんだかちょっぴり懐かしい。

こんなSFホラー、興味ある方は是非。

 

蜘蛛が嫌いなシングルマザーのレネーは、正体不明の男女にいきなり拉致され、怪しげな研究所に監禁されてしまう。そして目的も知らされぬまま、恐るべき人体実験の被験者にされてしまう。それは、ひたすら一番嫌いなものを与え続け、極限の恐怖を引き出すというあまりにも謎めいた実験だったのだが…。

 

 

 公式サイト

 RUPTURE                 2016年     アメリカ    102min

6月3日より、公開中〜