「ラ・ラ・ランド」でアカデミー歌曲賞を受賞した作詞作曲家チーム製作の
ヒュー・ジャックマン✖️ミシェル・ウィリアムズ✖️ザック・エフロンで織り成す、歌とダンスのミュージカル。
感想から言ってしまうと、
ミュージカル作品は大好きなんだけど、どこか既視感ある感じが否めなくて物足りないな〜。ノレる曲も少ない。
誰も観たことのない画期的なショーを生み出した伝説の興行師P・T・バーナムの波瀾万丈のサクセス・ストーリー。
監督はVFXアーティストで本作が長編デビューとなるマイケル・グレイシー。
「レ・ミゼラブル」でも歌のうまさは証明済みのヒュー・ジャックマンはP・Tバーナム。
こちらも「ハイスクール・ミュージカル」などでも歌めちゃうまザックんことザック・エフロンはフィリップ・カーライル。
バーナムの妻に、ミシェル・ウィリアムズ。
北欧の歌姫、ジェニー・リンドに、レベッカ・ファーガソン
ゼンデイヤ。
19世紀半ばのアメリカ。貧しい少年時代を過ごしたP・T・バーナムは、幼なじみのお嬢様チャリティとの身分違いの恋を実らせ結婚する。そして愛する家族のために成功を追い求め、挑戦と失敗を繰り返した末、ついに前代未聞のショーをつくりあげ、大衆の心を掴むことに成功する。しかし、そのあまりにも型破りなショーに上流階級の人々は眉をひそめるばかり。そこで英国で成功を収めた上流階級出身の若き興行師フィリップを口説き、パートナーとして迎えるバーナムだったが…。
去年公開の動物アニメーション映画「SINGシング」に似すぎ
5/10(56点)
貧乏→成功→信頼と仲間喪失→失望、挫折→信頼と愛の復活
という図式のありきたりすぎる王道展開。
もっとショーの面白さ、魅力を見たかったけど全然それが見れないのと
せっかくのフリークスキャラがいるのに、採用の際の紹介のみで
ストーリーに一人一人のキャラが出てないので、その辺の面白さがない。
脚本がありきたりで、ステージキャストを募って、舞台で皆が団結した仲間となり
パフォーマンスを見せていく中、大劇場が火事になって、、、とか展開がわかりやすいなーと。
あんなに愛妻家で子煩悩だったのにいきなり大物歌手と組んで家出てっちゃうとかちょっとありえないとか思っちゃうから
同情も感情移入もできない。
フリークスばかり集めたという割には、どこがフリークスなのか、変人なのか、変わってるのか
全く見た目ではわからない人もいたし、
女性なのにヒゲの歌ウマのおデブさんは剃れば見た目は普通に女性になれるのでは?と思えちゃうし
ザックの存在もステージリードしてるんだか監督なんだか?あまり重要性感じないんだよね〜。
とはいえ、キャストの素晴らしい歌声と音楽が堪能できるのと
退屈というほどでもなく見ることができる。期待しすぎず観た方がいいエンタメ。
ミュージカル映画好きとしては、その良さを堪能できないのが今ひとつ残念なところでした〜。
THE GREATEST SHOWMAN 2017年 アメリカ 104min
2月16日より、公開中〜
プレミアにて
ザックんヒゲ、、、、