うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

さきたま古墳群:修復と大発見

2022-08-07 12:00:00 | 神社仏閣

先週の続きであるが、圏央道にのって埼玉古墳群に。

古墳はいまでこそ大事にされているが、受難の時代があったようで、土取場として削られた。

ここの稲荷山古墳も前方後円墳の片方は第二次大戦中1937年に完全になくなっている。

写真の下、三角の分は撤去された。

掘り返すと、層状に土(たぶん関東ローム)を固めてあったそうだ。

 

その後、1978年に円墓のてっぺんから埋葬された骨と剣が見つかる。

剣は国宝になるほど素晴らしいものだった。

ということで? 2004年に復元されたそうである。

この部分↓はレプリカです。

戦争中に前の部分も壊されなくてよかった。

しかし、よくも1500年近く掘り返されずに残っていたものである。

後円墳の山頂に様子が記されている。

 

この鉄剣は公園の博物館で見られるが、金の刻印がみごとである。

稲荷山古墳出土鉄剣(国宝)

埼玉県立さきたま史跡の博物館

全部で115文字も記されている。

発掘されたのは奇跡に近い。

 

にわか考古学ファンになって古墳にこうふんした一日であった。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 

コメント
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