「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

市民芸能ファンタジー特訓

2021年07月17日 22時27分44秒 | 日常のこと&写真
 今日の参加者は8名と少なかったが密度の濃ゆい練習となった。
藝術文化センターの竣工記念イベントの一環として、11月に市民芸能ファンタジーが開催され、それに出演する。
大舞台での演奏とあってみなワクワク。今日から本格的な練習に入った。
制限時間15分という中でどう演じるかから練りあげたプログラム&フォーメイションを伝達し練習開始だ。
参加者が少なかったので3時間ほどで切り上げた。だが、もうクタクタだ。
気だけは若いが体力は落ちてきた。筋力や持続力を付けるため速歩や階段上り下りを欠かさずしているものの、激しい運動量だけに疲労困憊。
 体育大学に行っている学生もメンバーだが、さすがに今日の練習は疲れたと呟いていた。
 その子と櫓太鼓でコラボするパフォーマンスを取り入れたので、その指導と練習も。櫓太鼓は据え置きと違い全身のバネが大切なのでそれだけ疲労度も増す。
疲れたが心地よい。























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自戒を込めて「理想を持とう」

2021年07月17日 10時15分00秒 | 日常のこと&写真
「理想を持とう」
 平均寿命に近づくと、今更「夢」を抱こうとか、「理想」を持とうと云ってみたところで億劫になっていく自分、自戒の念を込めて改めて「理想」について自らに問うた。
 
 ユダヤ教のある導師が「砂漠を旅するものは星に導かれて歩む」という言葉を残している。
 これをM・ケトヤー氏が「ユダヤ人の発想」という著書の中で次のように表現している。
 「彼(旅人)は星に向かって歩んで行く。星に到達することなどできないが、星に近づこうとすることによって、目的地である町にたどり着くのだ。人がそれぞれ掲げる理想は星のようなものである。」
 この教訓は、私たちに理想達成のあり方を教えています。天上に輝く星は理想であり、それを見失わず進む信念は必ずや目標に到達するであろうと教えているようにも思われます。歴史が物語る成功者たちは挫けず諦めず、理想に向かって信念を持って果敢に挑戦したものだ。
理想は天上に輝く星のように気高く心うごめく情熱です。
 現在の山口県、その長州藩に「明倫館」と「松下村塾」という学校があった。
明倫館は今でいう公立の学校であり、上級武士を対象に「朱子学」が教えられ、エリート官僚を育てることを目的としていた。
しかしながら、後世に名を残すほどの傑出した人物はほとんど生まれなかった。
 松下村塾は、この明倫館で教鞭をとっていた吉田松陰が、ここの指導方針に異論を唱え設立した私学である。
 松陰は下級武士や農民たちを集め、日本国の将来を憂いて「述志の学」、「修己治人の学」、「経世済民の学」など、民を救う政治実学を教え興国の志を説いた。
 そこで学び育った門下生の高杉晋作、伊藤博文、木戸孝充、後藤象二郎、久坂玄瑞などが松陰の教えを意気に感じ、志を立てて新しい日本、自由な日本を夢見た。ところが、吉田松陰は国を乱す者、幕府転覆を企てる大罪人として捕らえられ投獄の末に処刑された。
 その処刑の前日に一日で書き記したと伝えられる「留魂録」の冒頭に辞世の句が書き記されている。
「身はたとえ武蔵野の野辺に朽ちるとも、留め置かまし大和魂」。
ひそかに持ち帰った久坂玄瑞によってその遺志が伝えられ、松陰の無念の心を知った志士たちの心は燃えに燃え上がり、近代日本が誕生する原動力になった。
 崇高なる理想とその信念は、人間に偉大なる力を導き出してくれるものなのだ。
 では、いま少し視点を変えて理想と信念の関係を解き明かしてみることにしよう。
 理想を目的地に向かって果てしなく続く汽車のレールにたとえてみよう。そして信念をその上を走る機関車と考えてみる。また、知識や技能を客車とすると三者の関係がはっきりしてくる。
 理想というレールがあっても、信念という機関車がなければ前に進むことはできず、牽引する客車もただの箱になりかねない。信念の機関車が動き出し、三者が一体となって加速をつけて走り続けなければ、志を遂げる力とはならない。この信念が情熱というエネルギーで突き進むとき分厚い壁でも突き破ってしまうことだろう。(これは一度「いつも今が始まり」で綴っている)



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「信州恋忘れ路」

2021年07月17日 00時13分14秒 | オリジナル作詩
kenさんの信州巡りの写真ガイドを見ていて、ふと恋歌が頭をよぎった。
もうまぎれもなく演歌だ。

 「信州恋忘れ路」
白樺林の落ち葉みち
朽ちたる木橋過ぎれば
北風小僧がいたという
湖のほとりに竜胆一輪
ヒュルヒュル秋風吹いて
さざ波水面に恋文流す
恋に破れた女がひとり
過去を忘れに松原湖

白青緑の木漏れ日小径
シダの茂る丸太の坂を
赤いマフラー女がひとり
忘れ得ぬ恋を道連れに
思いを捨てに飛竜の滝へ
ちぎった写真も滝に消え
苔むす岩に流るる涙
未練断ち切る古代の森

あの人の赤いポルシェ
ビーナスライン風を切り
色付く山麓駆け抜ける
八ヶ岳高原ロッジ秋の頃
貴方の胸に抱かれたあの日
もう戻れないのね愛の日々
もう戻らないのね愛の日々


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