アブラエノグデプラモヌル。

模型製作の忘備録です。

7/19 ポーラーベア19  マーキングとポリキャップ

2014年07月19日 | アーケロン、ポーラーベア製作

 

物足りない気がしてきたので、左腕にも識別帯を塗りました。

 

 

 

 

うん、ほどよい密度感になった。

思いつきで、ふらっとやったので、塗る前の画像がないのですが。

 

 

ポリキャップのはなし

 

今まで、ポリキャップといえばゆるんでくるものという認識で、ビニール片をかませたり、外周を固めたりと、いかにきつくするかに意識をむけていましたが、今回股関節軸が折れて、きつすぎるのも考えものだなあと思いました。

実は左足のポリキャップはずっとこんなふうに裂けていました。

この状態でも、保持力には問題はありません。

なので、ほかのキャップにも思いきって切れ目を入れてみました!

パッチン!

動きが軽くなった程度で、ポーズをとれるだけの保持力は充分あります。

で、ありながら、つけ外しは小さな力でできるようになりました。

股関節は単純な構造なので修理は容易ですが、肩関節の軸が折れるとかなり厄介なので、ちょっとでも負担を減らしたい。

 

 

 


7/16 ポーラーベア18 インスタントレタリングとウェザリング

2014年07月16日 | アーケロン、ポーラーベア製作

フィギュアヘッドの塗装をおえて、機体に戻ります。

デカールを貼りたいのですが、一般的なデカールは使えません。

デカールは水糊ですからね、油絵の具の塗膜の上に貼ってもシルバリングが激しくて、実用に耐えないのです。

文字通り水と油。

ですので、インスタントレタリング、別名ドライデカールを使用しています。

私の年代の方には馴染みのあるグッズだと思います。

オリジナル編集のカセットテープを作ったら、インレタでタイトルを入れましたよねー。

ところがこのインレタ、いつの間にか廃盤になっていましたよ。

今はみんなコンピュータですからね。(っていうか、インレタの本来の用途ってなんだろう?そういえば?)

慌ててネットでさがしてみると、とある文具屋さんで、廃盤になったものが特価で販売されていたので、大量に購入してしまいました。

買いすぎ~。

インレタの糊は経年劣化するので、こんなに買い占めても使いきれるわけがないのですが、今後手に入るかわからないですからね。

長持ちさせるにはどうしたらよいんだろう。

本来赤や白もあるのですが、完売していました。

デカールの輪郭を下書きとして塗りつぶすつもりなので何色でもよいのです。

 

 

 

貼りますよ。

若い人は知らんかもしらないので、一応過程を。

切り出します。

 

 

 

ずれないようにテープで固定します。

 

 

 

棒でこすります。

画像の上半分文字の色が白っぽいですが、台紙からはがれて、プラモに貼りついています。

 

 

 

 

はい、ついた。

簡単。

デカールと違って、ニスの余白、厚みがないのが素晴らしい。

私はプラカラーで塗装していた頃から愛用しています。

 

 

 

背中と頭にも貼りました。

 

 

 

・・・頭のはうるさい気がしてきたのではがします。

セロテープで簡単にはがれます。

油絵の具の塗膜は乾燥した後も油分を含んでいるので、デカールだけがはがれてくれます。

 

 

と思ったら、はがれた!

ショックだわ~。

細かい破片も残さず取ろうと念入りにペタペタやっていたらはがれました。

ほどほどに。

 

 

 

左胸のは大文字のDです。

赤色あたりで塗りつぶして部隊マーク、パーソナルマークにするつもり。

 

 

ここからは、手描きでいきます。

太ももに、認識帯、っていうのかな、帯を描くために分解したら股関節軸が折れました。

今日は模型の神様にそっぽ向かれてます。

もうこれ以上進めない方がいいんじゃない?

 

 

いや進める!

マスキングして、白く塗りました。

白というか、グレーですけどね。純白を使うと浮きまくって、すごいことになります。

ちなみに、油絵の具は液体ではないので、塗ったらすぐにマスキングテープをはがせます。

 

 

 

 

肩にはフリーハンドで。

 

 

 

つま先にも入れてみました。

 

 

 

 

入れてみたものの、、、

気に入らないので、ティッシュで拭っちゃいました。

簡単にやり直せます。

油絵の具バンザイ!

8の字は黄色に塗ろうと思っていたのですが、黒が予想外に格好良いのでこのままにしよう。

 

 

で、なんだか珍しく興が乗ってウェザリングを一気に進めてしまいました。

いつも、ちんたらやっていますが、進む時は進む。

 

 

 

 

 

頭のハゲはつつがなく治りました。

 


7/11 ポーラーベア17 塗装11

2014年07月11日 | アーケロン、ポーラーベア製作

乾燥したので組んでみました。

えり、緻密度の低い塗りでしたが、やはり組んだ状態ではちょうど良いようです。

緩急をつけないとね。

 

 

 

この部分、フィギュアヘッドの耳のふくらみと干渉します。

 

 

 

塗膜がはげてしまいました。

悲しい。

A.F.S.系を作る人は要注意ですよ。

 

 

 

余りパーツを流用したコンソールっぽいパーツ、あごとぶつかってしまってます。

あごをひいて上目づかいに睨みつけたポーズが「らしい」と思うのですが。

少し削りたいのですが、今住んでいるところには工具を持ってきていないのです。

また今度。

 

 

 

 

頑張って塗ったフィギュアですが、正面から見ても目が見えません。

見上げる角度でのぞきこまないと。(写真もそうやって撮っています)

上記のように、コンソールを少し削って、あごをひけるようになれば見えるのかな。

それでもだめなような気配が。

奥まっているのも見えづらい理由のひとつですね。

以前読んだ作例記事で、横山先生だったかほかのプロモデラーの方だったか、フィギュアヘッドをもっと前方に設置することを奨励していました。

肩との位置関係からいえばキットの位置で正解なのですが、「絵の嘘」ってやつを立体でやっているのだなあ面白いなあ。

 

 

 

 

 

 

 

横からフラッシュを焚いて撮影。

あら、妙にかっこいいじゃないかw

目視ではここまではみえません。

実はフィギュアの塗装を始めた時点で、ヘルメットを外して鑑賞する前提だなあ。ヘルメットをかぶせた状態ではみられたものではないなあと思っていたので、カメラごしでも、要フラッシュでもこんな格好良い写真が撮れるのはうれしい。




7/02 ポーラーベア16 塗装10

2014年07月02日 | アーケロン、ポーラーベア製作

 全然進んでいませんが、ちょっとでもいじったら、ブログを書くルールにしているので許してね。

前回、お召し物を緑色に塗りましたが、乾いたので組んでみると、いまいちでした。

色数が多すぎてうるさい。

奥まっているので、写真では機体内部色と一体化していますね。

それはそれで、顔や頭巾に唐突感がでてしまうので、どっちにしてもダメですね。

 

 

 

ですので、ぬりなおしました。

アイポイントはフィギュアのお顔なので、色数を増やして気を散らしてもしょうがないだろうと思って、頭巾と同系色にしました。

 

 

 

 

こんな風に、機体に収まった状態を想像しながら、塗りました。

今日はこれだけ。

10分くらい。

 

 

 

 

 本日の小ネタ。

簡易撮影ブース。

ラップトップのヒンジをいかして、切り開いた薄灰色の封筒を乗っけました。

とにかく場所をくわないのがよろしい。

完成品の撮影には物足りないけど、製作途中のパーツ撮影には充分じゃないかな。

 

 

 

 

 

 

 


6/27 ポーラーベア15 塗装9

2014年06月27日 | アーケロン、ポーラーベア製作

しつこくフィギュア塗装です。

前回塗った頭巾がのっぺりしていて変なので、修正します。

のっぺりした頭巾





穂先の開いてしまった筆でとんとんと塗料を置きました。

ところでこの筆はまだ使いはじめて二回目なのですが、こんなふうになってしまいました。タミヤの物なのですが油絵の具には向いていないのだなあ。(あくまで、油絵の具の話ですよ。プラカラーで使うぶんにはよい筆です。タミヤさんも、こんなこと言われてもこまるだろうて)




写真では伝わらないと思いますが、肉眼で見ると全然違うのですよ。

いやほんとに。乾燥したら写真でも伝わるかな。

自分では満足。

布を塗るときにはブレンディング禁止ね。よし、ひとつ学んだ。





襟も塗りました。おくまったところに入るので暗い色で塗ります。

収まる部分のまわりの色と同化させるつもりで。






収まる部分

ちなみに、矢印で示したコンソールっぽいパーツはA.F.S.のサイドアーマーの基部です。

ポーラーベアのキットの使わないパーツを流用しました。












 

 


6/20 ポーラーベア14 塗装8

2014年06月20日 | アーケロン、ポーラーベア製作

珍しく連続投稿です。

今日は頭巾と襟を塗りますよ。

3日間がたち、乾きました。

触っても塗料は取れないけれどまだしっとりしている状態、指触乾燥というやつです。

カサカサにかわいてしまってからより、本当はこんなふうに3日おきくらいのペースで塗り重ねていくと、塗料がのりやすくて塗りやすい。

 

 

 

 

 

ボディーに戻してから塗ります。

ばらした状態で塗ると、組み合わせたときに色がちぐはぐで、あれってことになりますからね。

 

 

 

この頭巾の造形は、ディテールが足りませんね。

本当はもっとシワがよったり布の重ねがあったりするはず。

ハセガワのファルケのフィギュアはそこら辺、再現してありました。

単色では間が持たないので白いラインを入れました。

ディテールがないなら描いてやれ、と思ったのですが、難しいなあ。

影をかきこんだり、生地感を出したくて、筆先を叩きつけるようにタッチをつけたりしてみました。

絵画っぽい塗りで気にいっていたのですが、ほかの部分の塗装とのギャップがあったので、この後、筆でブレンディングしてなだめました。

そうすると単調になりすぎて、また描きこんだり、また、うるさすぎてタッチをつぶしたりを何度も繰り返してしまいました。

バランスが難しい。まあ、ボディーに戻したのは正解だったということでもありますが。

 

いつか、プラモの全身を絵画な塗りで仕上げたいと思っているのですが、いつになることやら。

 

 

 

 

 

 

 最終的にこんなところで落ち着きました。

 

本当はこの後、襟の塗装をしようと思っていたのですが、さわれないから外せないし、このままじゃ筆がとどかないし。

 

 

 

小ネタを一発。

箸置きに筆を置くとチョーベンリ。

今日はこれでおしまい。

 


6/17 ポーラーベア13 塗装7

2014年06月17日 | アーケロン、ポーラーベア製作

今日は黒目を描きます。


用意するもの

コンディションのよい面相筆、二本

一本は、はみ出したとき、拭うために使います。

これは油絵の具の長所のひとつです。

力を加えずに、サッと払うだけで取れるので、ずいぶんと細かい修正ができます。

これは普通の塗料ではまったく出来ないことですし、鉛筆書きを消しゴムで消す感覚ともちがいます。

デジタル絵の消しゴムの感覚に近いかなー。消すというよりは透明を描く感じです。

なので、このことに気づいてからは、描くためのものと同じくらい状態のよい面相筆を使用しています。

以前は画像の一番上のような使い古して穂先がぼろぼろになった筆を使っていましたが。


とはいっても、目には見えなくても、拭ったあとには油分が残っているので、あまり多用すると、毛細管現象でボケボケになってしまいますが。

一発で決められればそれに越したことはありません。

 

 

 


ウエス

余分な絵の具を拭ったり、穂先を整えるのに使っています。

使い古しのワイシャツで自作しています。

ケバが出にくいし、張りがあってシワもよりずらいので、ワイシャツの生地がおすすめです。



緊張で手が震えるのを抑制します。

(一応いっておくと、飲まないと常に手先が震えているとかいうわけではないですよ。緊張をほぐすためね)

酒餅コン以来いろいろなお酒を飲みましたが、いも焼酎が模型の友には一番良いようです。

酩酊するでなし、キンキンに覚醒するでなし、なんていうのか、平らか~な状態になるんですよね。



あとは、当然油絵の具

で、塗装したのがこちらです。

 

案ずるより産むが易しで黒目を描くことは、存外に簡単だったのですが、その後が苦労しました。

黒目が入っただけでは妙に無表情で目ぢからが感じられないのです。

これは眉間のしわを描きこむことで改善されました。

赤を入れたところにまわりよりも一段濃い色を描きこみました。

こんな簡単なことで、気迫がこもりました。奥が深い。

(これは描きこみ前の画像を絶対撮っておくべきでした。どれだけ印象が変わったか見て欲しかったです)


あとは、眉毛が難しいですね。全然うまくいかない。

難しいというか、今回は挫折です。

眉毛があるあたりに、なんとなくまわりよりも濃い色を塗ってお茶を濁してしまいました。

次回の課題です。

 

今回は黒人のフィギュアを塗装したわけですが、難易度高いかなとおもいきや、皮膚も目も眉毛も黒褐色の濃淡で逃げれるので、実は初心者向けでした。皆様もファーストフィギュアにいかがですか?



あとは、余った絵の具で機体内部と頭巾、襟に色を塗りました。これはまだ下塗りですね。まずは塗膜を作らなくては。


 


2/28 ポーラーベア12 塗装6

2014年02月28日 | アーケロン、ポーラーベア製作

前回塗った肌の色、乾燥したらよい感じになりましたよ~♪

やっぱり油絵の具の質感、すきだわ~。

 

 

今日は白目を塗ります。

ここはケチらず、新しい筆をおろします。穂先が命。

 

 

 

絵の具をつけていない筆でシミュレーション。手が震えるw こわいよ~。

 

 

 

震えるので、ひとり酒餅。

ネタではなく、本当に震えがとまるから困ります。大丈夫なのでしょうかわたしは。

ところで、この黒霧島、いいちこを抜いて2012年度焼酎売上げトップになりましたね。

酒餅2でめぐりあって以来のお気に入りだったので、我が事のようにうれしい。

・ 

塗り終えたのがこちら。

塗りながら撮影する余裕はとてもありませんでした。

作業机の上で撮影。

 

 

 

 

作業机の真後ろで見下ろす角度で、左顔。

 

 

 

 

作業机の真後ろで、平行に右顔。

 

 

 

作業机の位置、天井にかざして。

 

 

 

 

作業机の左90度、逆光で。

 

作業机の位置。逆さ吊りで。

 

 

 

いろんな角度の画像、いろんな場所でとった画像をのせましたが、うまく塗れたからはしゃいでいるわけではありませんw

いろいろな方向から光をあててチェックしないと、後になってなんだこりゃ~となってしまうことがよくあるのです。

特定の方向から光線があたっている時にだけちゃんと見えるけど、他の方向から光が当たるとおよそ人間にみえない。

知らず知らずのうちに、塗装中に落ちる影に頼ってしまうんですよね。

陰影を塗っていたつもりが影が落ちていただけだったと。

最後の画像のように逆さ吊りにしても、さまになって見えるなら上出来。

 

 

 

以下、気をつけたこと、気づいたことを列挙。

 

●混色は塗装に使う筆とは別のものを使用しました。穂先を傷めないためです。(当たり前?)

 

●上まぶたの下には、余白を残して塗装。下まぶたはギリギリいっぱいに塗装。(影の演出と、以前ブログで記したまぶたの演出)

 

●はみ出しは、絵の具をつけていない筆で拭う。これも良い筆で!やはり穂先が大事。今回は塗装に使った筆とまったく同じものを使用しました。

 

●黒目が想像できるようになるまで、塗っては修正をくりかえす。

どういうことかというと、上に載せた画像、黒目は書き込んでいないわけですが、どこにどんなふうに入るか想像できませんか?視線を感じませんか?

塗りはじめのうちは、こうじゃなかったのです。

目があるあたりに、白がベチャっと置いてあるだけ。にしかみえませんでした。

それが、修正をくりかえすうちに、あるタイミングから、黒目が幻視できるようになったのです。

人間の脳って「これは眼だな」と認識すると、自動的に瞳(黒目)を探すようにプログラムされているんじゃないかな。コミュニケーションを取るのに目を合わせることって重要ですからね。人類が生き残るために、そんなふうに進化してきたのかなあとか空想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


02/14 ポーラーベア11 塗装5

2014年02月14日 | アーケロン、ポーラーベア製作

僕が、油絵の具でプラモに色を塗りはじめたのは、ミリタリーモデルの製作記事を読んでいたのがきっかけでした。

ミリタリーフィギュアって油絵の具で顔に色を塗ることがよくあるんですよね。

顔だけ。

それが不思議だったのでした。

フィギュアの顔に色を塗るなら、体にも色を塗ればよいのに。

それをいうなら戦車にも塗っちゃえばよいじゃん。みんなおんなじプラモでしょ。

というわけでほんの気まぐれで塗ってみたら、実に相性がよろしくて今にいたる、と。

 ただ、発端たるフィギュアっていままで、塗ったことがなかったんですよね。

 でもまあ、慣れた画材だし、楽勝じゃん。

 と思ったんでしたが、なめていました。

む、難しい。

 

 

 

さて、この画像は前回塗装を、今日撮影したものです。

前回、乾燥したら落ち着くかしらと記しました。

塗装直後よりは見られるようになりましたが、ムラがすごいです。

白を使わなかったため、下地が透けてしまったようです。

 

上から塗り重ねていきますよ。

 

前回はお皿に残った使い古しの絵の具を使って、ウヒョーケイザイテキーなんていっておりました。

今回も残った絵の具は乾燥していなかったので、使おうと思えば使えたのですが、容赦なく拭ってやりましたよ!

(威張るほどのことかw)

しぼりたてのコンディションのよい絵の具はなめらかさがちがいますねw

前回の塗装の明暗を踏襲して、なぞって塗ったので、試行錯誤する必要がない点は楽。

 

※前回の明暗:眉骨の下は目も含めて一番暗く。(マンガで「ガ~ン!!」ってなった時に影がおちる部分。わかりますでしょうか)

       おでこ、頬骨、鼻の頭は一番明るい。

                  唇は下唇だけほんのり赤っぽくするだけで充分、上唇まで赤くすると女装しているように見えてきます。

                  実際の人間は男女問わず上唇も赤いわけで、不思議なんですけどねー。

                

今回、最後の仕上げに、下まぶたと眼球の境目に、サッと一刷毛赤を入れてみました。

ほんのかすかに。

赤を含んだ筆を布で拭ってからサッと。

 

メンタマは乾いてから塗るつもり。こわいよ~。

どうも血色が悪いのです。白人、黄色人の塗装ならば暗い色に白を足すだけで明るい部分の色が作れるのですが、黒人の場合はそれでは灰色ができあがってしまうのですね。血色を感じさせるためにオレンジ系の色をたせばよいのかな。

 

 

 

頭巾の色は迷走中。

あご下のメカは暗い色にすることにしました。明るい色を塗るのはアイデアとしてはよいですが、今作のは目立たせてもつような造形じゃないことに気づいたのでw

 

 

 

後頭部にメンテナンスハッチが!!

アンドロイド?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


02/4 ポーラーベア10 塗装4

2014年02月04日 | アーケロン、ポーラーベア製作

A.F.S.本体は、まだまだこってり塗ってやるつもりではあるものの、デカールを貼ってから進めたいのですが、今手元にないので、先にフィギュアを塗ります。あとその周辺と。

 

 

 

 

 

フィギュアの顔の塗装に参考資料をネットであさります。

たしか、横山先生だったと思いますが、写真よりも絵を参考にしたほうが、わかりやすいとおっしゃられておられました。

これは、Googleで〈肖像画 黒人〉で検索して見つけた絵なのですが、確かに、明るいところ、濃いところ、わかりやすいですね。

そこはかとなく参考にしつつ、結局まるで別物になるのが毎度なのですが、筆が動くきっかけが欲しいのです。

 

 

 

 

 

 

前回使用した絵の具は拭かずに、ふたをかぶせて保存していました。

 

プラモデルの塗装はとっくに乾いているのですが、こちらはまだ、固まっていませんでした。

これを使います。

経済的だなあ。

 

 

 

 

 

彫刻がしっかりしているので、それほど濃淡をつけずともそれらしく見えます。

おでこ、鼻の頭、頬骨、を明るめに、唇はヤマブドウ色とでもいうのでしょうか、紫がかった色を塗ります。

目にはほんのりと白を。

 

 

 

ここで偉そうに、フィギュア塗装でありがちな失敗をあげつらってみる。

わかりますでしょうか、目の上端の円弧、ここまで白く塗ってしまうと宇宙人ポールや、ダークナイト(バットマン)に出てきたトゥー・フェイスのようになってしまうのです。

自分でまぶたを書き足さないといけないのです。

 

 

 

 

(トゥー・フェイス)

 

(宇宙人ポール)

 

 

 

 

頭でわかっているからといってできるかどうかはまた別のお話。

とにかく、眉の下から、リトル・グレイ状の目の上半分までを、顔のどこよりも暗い色でぬります。

上の画像で見ると良い感じなんですけどねー。

自分でも悦に入っていたんですが、

ボディから外して接写してみると、、、、なんだこのゴミ。

プラスチックの透明感を活かそうと白を使わずに塗っていたのがよくなかったのかなあ。

か、乾いたら落ち着くかしら。

要再塗装。

まあ、どこをどう塗ればよいかの検討がついたので、よしとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

あとは、排気筒と、フィギュアヘッドまわりのインテリア(ってよぶのかな?)を塗りました。

排気筒の使いこんだ金属色はいつものように、三原色&白を適当にグチャグチャと塗りたくりました。

プラの上で直接ブレンディングしてみたり。

この作業はいつも楽しい。

 

インテリアのオレンジ系の色はさし色によいかなと思って塗ってみました。

オレンジ色の選択自体は正解だったと思いますが、白を混ぜすぎて浮いてしまっています。

これも、要再塗装。

フィギュアが白が少なくて失敗したという意識があったので、反動で入れすぎてしまいました。

 

 

今日は今ひとつ調子がのらなかったのう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


01/28 ポーラーベア9 塗装3

2014年01月28日 | アーケロン、ポーラーベア製作

 

 

前回の塗装の上に、さらに塗り重ねていきます。

まずは、前回同様の緑色を。

前回は、あまりにビビッドな色味で慌てましたが、今回はもう、ブレンディングをすればよい色味になることを知っているので余裕しゃくしゃくです。

 

 

 

 

前回と変えていくのはここから。

地色の茶灰色をぐっと明るくしたいです。

頭頂部に置いた色がそれ。

明るさの違いがわかります。

 

 

 

塗り終えたのがこちら。ちょっと色味が不正確な写真ですが。

手足の先は、濃いままに塗り残しています。

前回のブログで記したように、ハイエナのカラーリングです。

 

・・・それはよいけど、緑が緑のままだな。

 

前回は茶色とブレンディングしたから、落ち着いた色味になっていたのですね。

これはこれで成立しているからまあいいや。

こういった偶然を積極的に取り込むのが、手を動かす趣味の醍醐味ですねー。

(私のオハコのいいわけw)

 

 

手足の先にも色を塗ります。

胴よりも一段暗く、色味は紫よりに。

 

 

 

 

もともと予定していたカラースキームとも、ハイエナのカラーリングとも似ても似つかない色になってしまいましたが、まあ、格好良いからいいじゃん♪

S.A.F.S.にこんなカラースキームがあった気がしますが、気にしない。格好良いからいいじゃん♪

偶然を積極的にとり・・(以下略)

 

 

 

 

 

あ、あと、今回から0号の面相筆で塗っています。

 

 

 

 

 


9/20 ポーラーベア8 塗装2

2013年09月20日 | アーケロン、ポーラーベア製作

さて、なんでこのカラーリングをえらんだかというと、

なんだかブチハイエナみたいで小汚くて(コラ)かっこいいなあと思ったから。

なのでブチハイエナを画像検索してみた。

・・・あれ、記憶していたよりこざっぱりしてるな。子供の頃にテレビの動物番組で見た印象だと、もっとガリガリで毛並みはボサボサで口のまわりは血まみれ腐肉まみれで悪魔的な生き物なんだけどな。

写真の子は動物園育ちの子だからかしら。

気になってもう少し調べてみると、このブチハイエナは雑食性で腐肉喰らいのハイエナは別の種類だそうな。

 

 

カッショクハイエナ(動物の死骸が主食)

 

 

 

 

ええ、話がそれましたが、ブチハイエナの画像をみたときに「おっ、お告げが?!」と思ったのが手足の先が黒いこと。

前回赤茶色で下塗りをしたポーラーベアとアーケロンも手足の先の色が濃いのです。

これは別に狙ってそう塗ったわけではなく、上半身を塗り終えた時点で調色した塗料を使いきって再調合したら色が変わってしまっただけなのですが。

写真だと濃淡が飛んでしまってうまいこと撮れなかったので、マークしてみました。

適当ですが。

肉眼だとはっきり色の違いがわかります。

これはもう模型の神様がこうせいとおっしゃられているとしか考えられないわけです。

こういう偶然をとりこむのが手を動かす趣味の醍醐味ですな。

 

マダラの部分の色を混色します。

こんなかな。

 

塗ってみる。

・・・事故の予感が。

 

かまわず塗っちゃえ!

知~らね。

明るすぎるくらいのほうが暗色でブレンディングしたらちょうどよくなる。と思う。気がする。

 

続いて濃い部分の色をつくる。

 

ヘドロ。

清潔感のあるきたない色をつくるのって難しいですよね。

白の量がポイントかな。(あまりいれすぎてにごらせるとよろしくない気がします)

 

肩当てに塗ってみる。

収集がつく気がしない。

 

かるくブレンディングしてみた。なんか違うな。

なんせウンヶ月ぶりなので感覚が。

 

かまわず先にいこう。

 

 ヘルメットのあたり、どうでしょうか?

 

ブレンディングをもっと強くしてみた。

だんだんコツを思いだしてきたぞ。

 

そんなこんなで全身塗り終えたところ。やれやれ収集ついた。

写真だと塗る前とあまり変わりがないですね。

あれ、アーケロンは? 

 


5/10 アーケロン10とポーラーベア7 塗装

2013年05月10日 | アーケロン、ポーラーベア製作

先日塗った下塗りが乾いたので、本塗装にはいります。

ちなみに油絵の世界では、とりあえず上塗りが出来る程度に乾燥した状態のことを『指触乾燥』とよぶそうです。ものものしい響きですが、読んで字の如し、『指で触れる程度には乾いたヨン』、というだけのお話。なんだかおかしい。

 

 

 

先日使った残りの絵の具を適当に混色。

 

 

 

塗装図(最近はカラースキームってよんでるの?おしゃれね)を真似しながら迷彩を描き込んでいきます。

迷彩なんて適当にまだらに塗るだけだろ、と思いきや、それっぽく配置するのはなかなか難しい。塗装図にない右半身になると、とたんに筆がとまったりして。均等になってしまいがちなんですよね。

 

 

 

明部を塗り終えたところ。

次、暗部にうつります。

 

 

 

さっきの色に混ぜたして使用。

 

 

 

塗り終えた。

塗装図とまるで違う色味ですが、まだ一巡目なのでね、これからです。

いや、この色味のままでいくかもしれないけど。

偶然とか、失敗とか、その場の流れとかを取り入れちゃうのが、ものづくりな趣味の醍醐味だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 


5/8 アーケロン9とポーラーベア6 油絵具で下塗り

2013年05月08日 | アーケロン、ポーラーベア製作

いよいよこいつらの油絵具塗装に入りますが、本塗装の前に下地塗りを。

 

 

 

その前に、久しぶりなのでお道具を紹介。

これで全部です。

いたってシンプル。

1.絵具は12色セットを持っていますが、赤、青、黄、白の4色しか使っていません。チューブの減り具合に注目。今まで7体のプラモに塗装しましたが、こんなに残っています。経済的だなあ。

2.緑色のフタのボトルはブラシエイドという洗筆液。普通に模型店で売っています。油絵具の筆へのダメージってプラカラーの比じゃなくて、溶剤で洗っていた頃はすぐに毛が劣化してポキポキ折れてしまっていました。ドライブラシ用の筆みたいになっちゃう。でも、これを使い始めてから平気になりました。ラッカー、アクリル、エナメル、なんにでも使える不思議な液体

 

3.で、その溶剤がペトロール。これはすみ流し用に持っている人も多いですよね。ツールクリーナーは使用後に水ですすがないといけないので、塗装中に筆を洗うときにはあいかわらず必要です。

 

4.筆は模型店で売られているものですが、実のところあまり油絵具には向いていませんw ペースト状の絵の具を塗るには腰が弱すぎなのです。液体を塗るために作られているので当たり前ですね。じゃあ油絵具用の筆を使えよという話なのですが、これに慣れてしまって、変えるのが怖いというw

 

5.塗料皿は菊皿である必要はないかもしれませんが、白陶器の皿はよいですよ。重いので押さえなくてよいし、混色した色がちゃんと見えるし、拭き取りやすいし(←この汚れた画像では説得力ないですがw いや、これだけこびりついていてもお湯とタワシがあればきれいに取れるのですよ)2つあるとひっくり返してフタにできて便利。

 

 

 

Ma.K.の下塗りではお馴染みのマホガニーっぽい色を塗りたい。

画像は黄と赤を混ぜた色。中央の黒ずんだ色はさらに青を混ぜました。

 

 

 

塗り終えたところ。

うーん。もっといろいろ説明したいのですが、工作と違って何を書いたらよいのかわからない。

塗るだけだからなあ。

 

 

塗っている最中の画像。筆先は常にこんな感じです。全く穂先で塗っていない。やり過ぎなドライブラシと表現すれば当たらずしも遠からずでしょうか。

絵の具はチューブから出したそのままの粘度で塗ります。薄めることはあまりしないです。

 

 

 

ちなみに、このカラーリングでいく予定です。

 

 

 

 

 


3/12 アーケロン8とポーラーベア5 下塗り

2013年03月13日 | アーケロン、ポーラーベア製作

下地塗装に入ります。

水洗いして乾燥を待つのがいやななので、アルコールでゴシゴシふきました。

(二週間に一回くらいしか作業しないくせに、わたしは何をいっているのでしょうか?)

おくに写っている、キムワイプというのは、ケバが出にくいように長い繊維で作られた、ちり紙のようなものです。

 

 

 

 

 

 

アーケロンを作っていて気がついたのですが、このケーブル、軟質素材なんだから基部で回転する必要ないですね。

塗装の際にわずらわしいので、接着しました。こうしても可動のさまたげにはなりません。

 

 

 

下半身は、台の上に両面テープを貼って、固定しました。

上半身はプラ棒をさして、メガネ屋さんでもらったケースに立てています。

このケース、どっしり重い素材で作られており、たくさんのパーツを立てても転倒せず便利です。

 

 

 

 

 

で、数刻後、、、

1000番のビンサフを塗って、その上から昔調色したラッカー塗料のダークグレイ(ザクマシンガン用ってラベルがはってあったw)を塗装。

太めの筆で、かなり雑に塗っています。

油絵具が塗ってあったポーラーベアのほうも、かまわずうえから塗ってしまいました。

特に問題ないようです。

 

ポーラーベアは二年前に作っていた時には、「下塗りも含めて100%油絵具で塗りました」って、いいたくて、油絵具で下地を塗ってみたのですが、プラの上に直接だと手ズレではげてしまいました。

 

 

 

 

 

パイロットの顔だけは塗装していません。

白いプラでできているので、そのまま塗装したほうが人間の肌の透明感がでるかなと。

、、、などと玄人っぽいことをいっていますが、フィギュアを油絵具で塗装したことないんですよね―。

今後、この頭が登場しなかったり、ヘルメットの透明プラが裏から黒く塗ってあったりしたら、「ああ、そういうことね」と思ってくださいな。