アブラエノグデプラモヌル。

模型製作の忘備録です。

6/27 ポーラーベア15 塗装9

2014年06月27日 | アーケロン、ポーラーベア製作

しつこくフィギュア塗装です。

前回塗った頭巾がのっぺりしていて変なので、修正します。

のっぺりした頭巾





穂先の開いてしまった筆でとんとんと塗料を置きました。

ところでこの筆はまだ使いはじめて二回目なのですが、こんなふうになってしまいました。タミヤの物なのですが油絵の具には向いていないのだなあ。(あくまで、油絵の具の話ですよ。プラカラーで使うぶんにはよい筆です。タミヤさんも、こんなこと言われてもこまるだろうて)




写真では伝わらないと思いますが、肉眼で見ると全然違うのですよ。

いやほんとに。乾燥したら写真でも伝わるかな。

自分では満足。

布を塗るときにはブレンディング禁止ね。よし、ひとつ学んだ。





襟も塗りました。おくまったところに入るので暗い色で塗ります。

収まる部分のまわりの色と同化させるつもりで。






収まる部分

ちなみに、矢印で示したコンソールっぽいパーツはA.F.S.のサイドアーマーの基部です。

ポーラーベアのキットの使わないパーツを流用しました。












 

 


6/20 ポーラーベア14 塗装8

2014年06月20日 | アーケロン、ポーラーベア製作

珍しく連続投稿です。

今日は頭巾と襟を塗りますよ。

3日間がたち、乾きました。

触っても塗料は取れないけれどまだしっとりしている状態、指触乾燥というやつです。

カサカサにかわいてしまってからより、本当はこんなふうに3日おきくらいのペースで塗り重ねていくと、塗料がのりやすくて塗りやすい。

 

 

 

 

 

ボディーに戻してから塗ります。

ばらした状態で塗ると、組み合わせたときに色がちぐはぐで、あれってことになりますからね。

 

 

 

この頭巾の造形は、ディテールが足りませんね。

本当はもっとシワがよったり布の重ねがあったりするはず。

ハセガワのファルケのフィギュアはそこら辺、再現してありました。

単色では間が持たないので白いラインを入れました。

ディテールがないなら描いてやれ、と思ったのですが、難しいなあ。

影をかきこんだり、生地感を出したくて、筆先を叩きつけるようにタッチをつけたりしてみました。

絵画っぽい塗りで気にいっていたのですが、ほかの部分の塗装とのギャップがあったので、この後、筆でブレンディングしてなだめました。

そうすると単調になりすぎて、また描きこんだり、また、うるさすぎてタッチをつぶしたりを何度も繰り返してしまいました。

バランスが難しい。まあ、ボディーに戻したのは正解だったということでもありますが。

 

いつか、プラモの全身を絵画な塗りで仕上げたいと思っているのですが、いつになることやら。

 

 

 

 

 

 

 最終的にこんなところで落ち着きました。

 

本当はこの後、襟の塗装をしようと思っていたのですが、さわれないから外せないし、このままじゃ筆がとどかないし。

 

 

 

小ネタを一発。

箸置きに筆を置くとチョーベンリ。

今日はこれでおしまい。

 


6/17 ポーラーベア13 塗装7

2014年06月17日 | アーケロン、ポーラーベア製作

今日は黒目を描きます。


用意するもの

コンディションのよい面相筆、二本

一本は、はみ出したとき、拭うために使います。

これは油絵の具の長所のひとつです。

力を加えずに、サッと払うだけで取れるので、ずいぶんと細かい修正ができます。

これは普通の塗料ではまったく出来ないことですし、鉛筆書きを消しゴムで消す感覚ともちがいます。

デジタル絵の消しゴムの感覚に近いかなー。消すというよりは透明を描く感じです。

なので、このことに気づいてからは、描くためのものと同じくらい状態のよい面相筆を使用しています。

以前は画像の一番上のような使い古して穂先がぼろぼろになった筆を使っていましたが。


とはいっても、目には見えなくても、拭ったあとには油分が残っているので、あまり多用すると、毛細管現象でボケボケになってしまいますが。

一発で決められればそれに越したことはありません。

 

 

 


ウエス

余分な絵の具を拭ったり、穂先を整えるのに使っています。

使い古しのワイシャツで自作しています。

ケバが出にくいし、張りがあってシワもよりずらいので、ワイシャツの生地がおすすめです。



緊張で手が震えるのを抑制します。

(一応いっておくと、飲まないと常に手先が震えているとかいうわけではないですよ。緊張をほぐすためね)

酒餅コン以来いろいろなお酒を飲みましたが、いも焼酎が模型の友には一番良いようです。

酩酊するでなし、キンキンに覚醒するでなし、なんていうのか、平らか~な状態になるんですよね。



あとは、当然油絵の具

で、塗装したのがこちらです。

 

案ずるより産むが易しで黒目を描くことは、存外に簡単だったのですが、その後が苦労しました。

黒目が入っただけでは妙に無表情で目ぢからが感じられないのです。

これは眉間のしわを描きこむことで改善されました。

赤を入れたところにまわりよりも一段濃い色を描きこみました。

こんな簡単なことで、気迫がこもりました。奥が深い。

(これは描きこみ前の画像を絶対撮っておくべきでした。どれだけ印象が変わったか見て欲しかったです)


あとは、眉毛が難しいですね。全然うまくいかない。

難しいというか、今回は挫折です。

眉毛があるあたりに、なんとなくまわりよりも濃い色を塗ってお茶を濁してしまいました。

次回の課題です。

 

今回は黒人のフィギュアを塗装したわけですが、難易度高いかなとおもいきや、皮膚も目も眉毛も黒褐色の濃淡で逃げれるので、実は初心者向けでした。皆様もファーストフィギュアにいかがですか?



あとは、余った絵の具で機体内部と頭巾、襟に色を塗りました。これはまだ下塗りですね。まずは塗膜を作らなくては。