アブラエノグデプラモヌル。

模型製作の忘備録です。

3/25 MK44 アンモナイツ 5

2015年03月25日 | MK44 アンモナイツ製作

塗装開始。

近作のポーラーベアやアーケロンはチューブから出したままの硬くて濃い絵の具をなすりつけるように塗っていました。

今回アンモナイトはボリュームがあってシコシコ塗るのは大変なので溶剤で薄めることにしました。

油絵具なので本来はペトロールやターペンタインとよばれるものを使います。

模型界でいうところのエナメル溶剤です。

、、、ということはプラが割れるかもということ。

おっかないのでラッカー溶剤で薄めてみました。

 

 (ところで画像の箸置き、すっかり定着しました。オススメ!)

 

 

 

ほーら、すーっと塗れた。

 

 

 

 

すいすいと一時間かからないくらいでここまで塗れました。はやい!  筆は平筆を使用しました。

薄めていなかったら一時間じゃ片足しか塗れていなかったんじゃないかな。

 

もっとも、乾燥が早まるわけではありません。

ラッカー溶剤で薄めたといっても油絵の具自体にエナメル溶剤が入っているのだし、それ以前に油絵の具というのは溶剤が揮発して固まるのではなく、触媒反応という化学反応で固まります。

これは二日間ほどかかります。

乾燥する前に重ね塗りをしても下の塗装が取れるだけなのです。

なので今日はこれでおしまい。

 

 

 

さっさっと粗塗りをしていると偶然面白い効果が現れることがあります。

そういう効果はなるべく最終塗装まで生かしたいなあと思っています。

そのために記録を。

 

今回でいうとなんといっても膝のオレンジ色。

写真ではくすんで写ってしまっていますが、実物はもっと目立つ色。

間違いなくこれは格好よい。

人型をはずれた不気味なプロポーションをきわだたせてくています。

 

 

 

あとは、バイザーとの境い目の油染みのような黒とか。

その上のアシンメトリーに置かれたオレンジもよいなあ。

 

 

薄めて塗るのはいつもと違う仕上がりになって面白かったです。

次回以降も薄めて塗るか、いつも通りチューブちょく出しに戻すかよく考えよう。

(あ、それ以前に薄め塗りって重ねてできるのかな?下地溶けないだろうか?

検証しながら塗っています)