アブラエノグデプラモヌル。

模型製作の忘備録です。

2/28 ポーラーベア12 塗装6

2014年02月28日 | アーケロン、ポーラーベア製作

前回塗った肌の色、乾燥したらよい感じになりましたよ~♪

やっぱり油絵の具の質感、すきだわ~。

 

 

今日は白目を塗ります。

ここはケチらず、新しい筆をおろします。穂先が命。

 

 

 

絵の具をつけていない筆でシミュレーション。手が震えるw こわいよ~。

 

 

 

震えるので、ひとり酒餅。

ネタではなく、本当に震えがとまるから困ります。大丈夫なのでしょうかわたしは。

ところで、この黒霧島、いいちこを抜いて2012年度焼酎売上げトップになりましたね。

酒餅2でめぐりあって以来のお気に入りだったので、我が事のようにうれしい。

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塗り終えたのがこちら。

塗りながら撮影する余裕はとてもありませんでした。

作業机の上で撮影。

 

 

 

 

作業机の真後ろで見下ろす角度で、左顔。

 

 

 

 

作業机の真後ろで、平行に右顔。

 

 

 

作業机の位置、天井にかざして。

 

 

 

 

作業机の左90度、逆光で。

 

作業机の位置。逆さ吊りで。

 

 

 

いろんな角度の画像、いろんな場所でとった画像をのせましたが、うまく塗れたからはしゃいでいるわけではありませんw

いろいろな方向から光をあててチェックしないと、後になってなんだこりゃ~となってしまうことがよくあるのです。

特定の方向から光線があたっている時にだけちゃんと見えるけど、他の方向から光が当たるとおよそ人間にみえない。

知らず知らずのうちに、塗装中に落ちる影に頼ってしまうんですよね。

陰影を塗っていたつもりが影が落ちていただけだったと。

最後の画像のように逆さ吊りにしても、さまになって見えるなら上出来。

 

 

 

以下、気をつけたこと、気づいたことを列挙。

 

●混色は塗装に使う筆とは別のものを使用しました。穂先を傷めないためです。(当たり前?)

 

●上まぶたの下には、余白を残して塗装。下まぶたはギリギリいっぱいに塗装。(影の演出と、以前ブログで記したまぶたの演出)

 

●はみ出しは、絵の具をつけていない筆で拭う。これも良い筆で!やはり穂先が大事。今回は塗装に使った筆とまったく同じものを使用しました。

 

●黒目が想像できるようになるまで、塗っては修正をくりかえす。

どういうことかというと、上に載せた画像、黒目は書き込んでいないわけですが、どこにどんなふうに入るか想像できませんか?視線を感じませんか?

塗りはじめのうちは、こうじゃなかったのです。

目があるあたりに、白がベチャっと置いてあるだけ。にしかみえませんでした。

それが、修正をくりかえすうちに、あるタイミングから、黒目が幻視できるようになったのです。

人間の脳って「これは眼だな」と認識すると、自動的に瞳(黒目)を探すようにプログラムされているんじゃないかな。コミュニケーションを取るのに目を合わせることって重要ですからね。人類が生き残るために、そんなふうに進化してきたのかなあとか空想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


02/14 ポーラーベア11 塗装5

2014年02月14日 | アーケロン、ポーラーベア製作

僕が、油絵の具でプラモに色を塗りはじめたのは、ミリタリーモデルの製作記事を読んでいたのがきっかけでした。

ミリタリーフィギュアって油絵の具で顔に色を塗ることがよくあるんですよね。

顔だけ。

それが不思議だったのでした。

フィギュアの顔に色を塗るなら、体にも色を塗ればよいのに。

それをいうなら戦車にも塗っちゃえばよいじゃん。みんなおんなじプラモでしょ。

というわけでほんの気まぐれで塗ってみたら、実に相性がよろしくて今にいたる、と。

 ただ、発端たるフィギュアっていままで、塗ったことがなかったんですよね。

 でもまあ、慣れた画材だし、楽勝じゃん。

 と思ったんでしたが、なめていました。

む、難しい。

 

 

 

さて、この画像は前回塗装を、今日撮影したものです。

前回、乾燥したら落ち着くかしらと記しました。

塗装直後よりは見られるようになりましたが、ムラがすごいです。

白を使わなかったため、下地が透けてしまったようです。

 

上から塗り重ねていきますよ。

 

前回はお皿に残った使い古しの絵の具を使って、ウヒョーケイザイテキーなんていっておりました。

今回も残った絵の具は乾燥していなかったので、使おうと思えば使えたのですが、容赦なく拭ってやりましたよ!

(威張るほどのことかw)

しぼりたてのコンディションのよい絵の具はなめらかさがちがいますねw

前回の塗装の明暗を踏襲して、なぞって塗ったので、試行錯誤する必要がない点は楽。

 

※前回の明暗:眉骨の下は目も含めて一番暗く。(マンガで「ガ~ン!!」ってなった時に影がおちる部分。わかりますでしょうか)

       おでこ、頬骨、鼻の頭は一番明るい。

                  唇は下唇だけほんのり赤っぽくするだけで充分、上唇まで赤くすると女装しているように見えてきます。

                  実際の人間は男女問わず上唇も赤いわけで、不思議なんですけどねー。

                

今回、最後の仕上げに、下まぶたと眼球の境目に、サッと一刷毛赤を入れてみました。

ほんのかすかに。

赤を含んだ筆を布で拭ってからサッと。

 

メンタマは乾いてから塗るつもり。こわいよ~。

どうも血色が悪いのです。白人、黄色人の塗装ならば暗い色に白を足すだけで明るい部分の色が作れるのですが、黒人の場合はそれでは灰色ができあがってしまうのですね。血色を感じさせるためにオレンジ系の色をたせばよいのかな。

 

 

 

頭巾の色は迷走中。

あご下のメカは暗い色にすることにしました。明るい色を塗るのはアイデアとしてはよいですが、今作のは目立たせてもつような造形じゃないことに気づいたのでw

 

 

 

後頭部にメンテナンスハッチが!!

アンドロイド?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


02/4 ポーラーベア10 塗装4

2014年02月04日 | アーケロン、ポーラーベア製作

A.F.S.本体は、まだまだこってり塗ってやるつもりではあるものの、デカールを貼ってから進めたいのですが、今手元にないので、先にフィギュアを塗ります。あとその周辺と。

 

 

 

 

 

フィギュアの顔の塗装に参考資料をネットであさります。

たしか、横山先生だったと思いますが、写真よりも絵を参考にしたほうが、わかりやすいとおっしゃられておられました。

これは、Googleで〈肖像画 黒人〉で検索して見つけた絵なのですが、確かに、明るいところ、濃いところ、わかりやすいですね。

そこはかとなく参考にしつつ、結局まるで別物になるのが毎度なのですが、筆が動くきっかけが欲しいのです。

 

 

 

 

 

 

前回使用した絵の具は拭かずに、ふたをかぶせて保存していました。

 

プラモデルの塗装はとっくに乾いているのですが、こちらはまだ、固まっていませんでした。

これを使います。

経済的だなあ。

 

 

 

 

 

彫刻がしっかりしているので、それほど濃淡をつけずともそれらしく見えます。

おでこ、鼻の頭、頬骨、を明るめに、唇はヤマブドウ色とでもいうのでしょうか、紫がかった色を塗ります。

目にはほんのりと白を。

 

 

 

ここで偉そうに、フィギュア塗装でありがちな失敗をあげつらってみる。

わかりますでしょうか、目の上端の円弧、ここまで白く塗ってしまうと宇宙人ポールや、ダークナイト(バットマン)に出てきたトゥー・フェイスのようになってしまうのです。

自分でまぶたを書き足さないといけないのです。

 

 

 

 

(トゥー・フェイス)

 

(宇宙人ポール)

 

 

 

 

頭でわかっているからといってできるかどうかはまた別のお話。

とにかく、眉の下から、リトル・グレイ状の目の上半分までを、顔のどこよりも暗い色でぬります。

上の画像で見ると良い感じなんですけどねー。

自分でも悦に入っていたんですが、

ボディから外して接写してみると、、、、なんだこのゴミ。

プラスチックの透明感を活かそうと白を使わずに塗っていたのがよくなかったのかなあ。

か、乾いたら落ち着くかしら。

要再塗装。

まあ、どこをどう塗ればよいかの検討がついたので、よしとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

あとは、排気筒と、フィギュアヘッドまわりのインテリア(ってよぶのかな?)を塗りました。

排気筒の使いこんだ金属色はいつものように、三原色&白を適当にグチャグチャと塗りたくりました。

プラの上で直接ブレンディングしてみたり。

この作業はいつも楽しい。

 

インテリアのオレンジ系の色はさし色によいかなと思って塗ってみました。

オレンジ色の選択自体は正解だったと思いますが、白を混ぜすぎて浮いてしまっています。

これも、要再塗装。

フィギュアが白が少なくて失敗したという意識があったので、反動で入れすぎてしまいました。

 

 

今日は今ひとつ調子がのらなかったのう。