アブラエノグデプラモヌル。

模型製作の忘備録です。

'20/07/27~29 A.F.S. Mk.II 改造

2020年07月31日 | A.F.S. Mk.II 製作中

前回接着まですませました。あとはやすりがけをして完成とするつもりでいたのですが、ついムラムラときてアーティスト・モデル(横山先生が流用パーツやプラ板やパテで作成した本家元祖版)のディテールを盛り込んでみました。

  • 耳と後頭部をエポパテでなだらかにつなげました。
  • のぞき窓の上辺を1.2mm狭めました。0.4×1.5mmのプラ材を3枚重ね。
  • 額を前進させました。前進させると横幅も狭くなるので一石二鳥です。0.4×1.5mm
    のプラ材を使用。
  • 下顎がペラペラですが、ここは表現として薄いのではなく、透明キャノピーの内側を省略しているのだろうと思っています(カーモデルのように)。キャノピーはつける予定なので今のところはそのままです。

 

排気口基部

これらの画像をみて、基部側面のくびれはない、あるいは埋めているのだと思っていたのですが、他の画像を見るとそんなことはないようです。単にムチャクチャ成型の荒いパーツなようでもあり、パテを盛って加工しているようでもあり、ようわからん!
側面に保護カバーがついていると捉えても面白いですね。
アーティストモデルのように本体色を塗ってデカールを貼ったときに映えそうなので、誤解したままでいきます(^ ^)。

 

胴体正面

上の方が幅広になっています。

0.75×4.8mmのプラ材を挟みました。ちょっと厚すぎたかも。また、切り込みの位置がわるく正面の四角の横幅が広くなってしまいました。仕方がないので削り込み。プラ板やパテでまだらになっているので、影響されないように黒マッキーで塗りつぶして、左右対称になるように慎重に削ります。
また、上端に少し傾斜をつけると良いです。前面も。

アーティストモデルの再現とは関係のない部分ですが、前面装甲板の取付場所を変更しています。一時、胴長にプロポーション変更していた時があって、それに対応するための加工です。必ずしも必要ないですが、改造して何度も組んだりばらしたりするときには取り回しは楽かもしれません。

 

背中の分割線と側面のパイプ

これはやりすぎ!絶対素組みのままの方がかっこいいだろうと思いますが、どんな見え方になるか見てみたかったのです。

上端の屋根は削り落としました。下端の受けは一段掘り下げました。
パイプの下端は掘り下げた分、2mmプラ棒の輪切りを貼りました。

腕のケーブル

ニットー版がひじから生えているので、

オリジナルもそうなんだとばかり思っていましたが、あらためてアーティスト・モデルの画像を見るとない!ニットーさんのオリジナルだったのかと思いきや、よく見るとひじの内側から生えていますね。知らなかった〜。

もう作ってしまいました。上腕ごと左右を取り替えることは可能ですが。
0.8mmの穴を開けた2mmのプラパイプを埋め込んでいます。簡単で効果大なのでオススメ。

 

腰側面装甲

切り欠きを大きくしました。可動域がこれだけ変わります。

装甲板を基部に固定しました。元の構造だとポロポロ取れてストレスなのですが、これで随分快適になります。

また、この工作によってケーブを挿す穴が二つになります。

実はひざ関節からのケーブル以外にも、太ももの上端からも生えてるんですよね。ウェーブ版では省略されていますが、ニットー版でも再現されています。

 

スネカバー

裾広がりです。
1.5×2.0mmのプラ材を貼って本体となだらかにつながるように削っています。

 

足首のケーブル

オリジナルでは本体から直接生えていますが、基部を作りました。

内径0.9外径2.4mmのパイプです。長めに貼ってから削るとうまくいきます。

 

くるぶし

足のディテールが少なくてさびしいので溶接の表現を入れました。

以上です。

 

工作の際の縛りとして、幅増し、幅詰め、プラ板の貼り足しなど機械的な作業だけにとどめています。ヘルメットなどはパテ盛りもしていますが、実際には二点間を結んで削っているだけで造形センス不要です。(←カッコつけて縛りなんていっていますが、実際は私に造形家的な素養がないだけ ^^;)

本当は、

アーティスト・モデルのあの格好良さを求めるなら、私がおこなったような要素の有る無しはあまり重要ではなく、フォルムを追求しないと再現できないのだろうと思います。

なのでこれは、オリジナルモデルの再現ではなくて、
『もしもウェーブさんがプラモデルを設計する際にこれらの要素も取り入れていたら、、、』
というifモデリングなのです。


S.A.F.S.工作まとめ

2020年07月27日 | S.A.F.S.製作

工作順序が行ったり来たりでわかりづらいのでまとめました。

 S.A.F.S.工作まとめ 

【脚】


スネは左右で1.5mm幅増し、前後で2.5mm幅増し。
太ももは左右で1.5mm幅増し、前面で2.25mm幅増し。
※どちらのパーツも膝関節より前で幅増しをしている。(即ちボディに取り付けると前に出る)


太ももにさらに0.3mm追加。幅増しのためではなく丸みをつけるため。


ドロップタンクは幅増ししていない。


幅増しした分ポリパーツが左右に動くので3mmプラ棒でストッパー。


基部の復元。お皿側の受けは下端を切り欠いて上寄りに接続できるようにする。(膝関節の隙間を覆えるように)


ケーブルは1mm。
基部は外径2.4mm内径0.9mm
手順:
かかとに1mmの穴を開ける。
パイプを長めに切って接着。1mmドリルをさして位置合わせ。
削ってツライチにする。

 

【ボディ】


側面を削っている。



2.5mmのプラ材を挟んで傾斜をつける。
隙間をエポパテで埋める(平らな台に押し付けてツライチにしている)
注:正面はプラ材が露出しているが、脇腹はエポパテで太っている。


丸をしたパーツはボディ前面側に移植。


短足になるよう底板を切り欠いている。


カメラを後ろにずらしている。(手前のピンを後ろの穴にさしている)
※ハッチのフチはエッジが立っているよりも番手の細かい紙やすりでなめした方がリアリティが出る。


0.3mmプラ板で分割線隠し。

【腕】


右上腕は4mm短くしている。1.5mm幅増ししている。
左上腕は3mm短くしている。


右前腕は0.14mmプラ材を巻いて太くしている。
左前腕はケーブル基部がはいる径の穴を開けてプラパイプで蓋をしている。


左前腕のカットをなくす。


リングをつけて延長


0.3mm×1.5mmプラ材を右腕に巻く。(画像は二重に巻いているが使用したのは一重のもの)

 

【ケーブル】


2.2mmのドリルで穴を開けると奥までさせるようになる。


0.8mmの真鍮線を埋め込み、向きを調節できるようにする。


下側はストッパーを切り落として真鍮線をさしてまるめ、新たなストッパーとする。


左:加工前 右:加工後

 

【アンテナ】


0.5mmの真鍮線。
基部に0.3mmの軟線を巻く。
先端に黒瞬着。

 

【装甲】


胴が太くなったぶん上げ底。


隙間隠し。

 

【ディテール】


カメラ。


丸ディテール。


プラ材でチョコチョコと。


エッチングソーを加工したもので、ソールに筋彫り。


関節の隙間が目立つのでエポキシパテでジャバラを作成。

 

以上です。

 


完成品13 S.A.F.S. 2020/04/26~2021/01/14

2020年07月26日 | 完成品

絵の具の混色の際に、今までよりも白の含有量を多くしましたが、一皮むけたような気がします。
クリアーを塗ったことも効果大でした。(過去に作ったものにも塗りたくなってしまいますが、ぐっと我慢)

他方、工作にかんしては、胴のくびれを太くしたのが効果大。足を太くするのはもはや定番ですね。今回は前後にも幅増ししました。違和感のない仕上がりだと思います。こうなってくると腕も太くしたくなります。

 

20/07/24までに機体の塗装は完成していましたが、機体内部とフィギュアヘッドの塗装がまだでした。21/01/14こちらも完成したので追加投稿しました。


'20/6/28~7/24 S.A.F.S.その18 工作の終了と塗装、塗装、塗装・・・

2020年07月11日 | S.A.F.S.製作

6/28

腰のやすりがけ終了。

足の甲に開けたドリル穴には伸ばしランナーを刺しました。

これにて工作は終了!

※ ※ ※ ※ ※ ※

ここから先はずっと塗装が続きます。

以下はすでに塗装した部分のアップ写真。

生乾きのうちに鷲掴みで工作したり、クリア塗料がわりに使ったルツーセという画材が悪さをしたりで、テクスチャーがすごいことになっています。

かっこいい!

これらを残したまま完成まで持っていきたいものです。

 

7/3

全身の調子の荒い部分を整えました。

いちから塗り直しのウエスト部分はまだまだ塗り重ねる必要がありますね。

 

7/5

乾燥したのでふたたび塗り塗り。

そのほか、メンテナンスハッチのを塗り分けたり、手首の水色を鮮やかにしました。

もっと、上で画像をあげたようなガサガサな塗面にしたいなあ。

ルツーセを混ぜたり、半乾きの時にビニール袋をはめた手*でベタベタさわればいいのかな。

*エポキシパテで関節カバーを造作した時に、手袋がわりにはめていました。

 

7/7

だいぶ精密感が出てきたかな。

太ももは結局茶色を塗ってしまいました。

そうすると今度は胴にだけ黒が入っていて手足が茶色単色であることに違和感を感じてきた。

バランス〜

 

7/8

先日、バランス〜と書きましたが、腰の水色を復活させたら一気にまとまりがよくなりました!

 

※    ※    ※    ※    ※

 

ハッチの中は放置していたのですが、とりあえず工作だけすましました。

塗装するかは未定ですが、加工しておけばいつでも塗れますからね。

なかなか良いではないか。

見栄え重視でハッチとボディを固定する突起/穴を取りのぞきました。

 

腰横装甲とボディとの隙間が見えることで腰が細くみえるので、プラ片で隙間をつぶしました。

こんな感じ。

こういう細かい修正が大好き♪

 

7/9

肩のつけねにも水色を置いてみました。

肩のつけねに色を置いたら腰の水色が邪魔になってきたので塗りつぶしました。

なんべんも塗ってはつぶして行ったりきたり。

ほんのり水色が残っているのがお気に入りです。

 

前面に赤が欲しいなと思ってデカールを貼りました。

 

油絵具の上にデカールを貼るとシルバリングが激しくて、ずっと悩んでいたのですが、、、

タブローというものを塗った上から貼れば大丈夫ということを発見しました。ようやく正解にたどり着いた…。

この作品は油絵具塗装をはじめてから13番目なので 【13】と貼りたかったのですが、手持ちのデカールに赤文字の13がなかったのでタイトル部分から流用しました。ちなみに肩や腰の【M】も13番目のアルファベットだからです。

 

7/10

飾っていて最初に目にはいる頭頂部の塗りがあまくて単調だったのでコテコテと塗り重ねました。

塗り重ねたこともさることながら、縁取りの茶色のリングを太くすることで一気に見栄えがよくなりました。

その他全身にチョコチョコ塗りました。

 

 

7/24

艶が欲しくなったのでタブローというものを塗りました。

完成した油絵に塗るニスのようなものです。

腰の水色の帯がまた復活しました。何度目だ?

ボディの塗装はこれでおしまいにしようと思います。

 

あとはハッチの中の塗装と、カメラアイにクリアパーツをいれたいなと思っているのですが、このサイズだとどうすればいいのか、思案中。

 

↓完成画像を投稿しました。ご覧ください。

OGPイメージ

S.A.F.S. 2020/04/26~2020/07/24 - ボク、アブラエノグデプラモヌル。

まだハッチの中の色を塗ってしませんが、とりあえず投稿します。絵の具の混色の際に、今までよりも白の含有量を多くしましたが、一皮むけたような気が...

S.A.F.S. 2020/04/26~2020/07/24 - ボク、アブラエノグデプラモヌル。

 

 


'20/07/06 フリードリッヒ 1

2020年07月07日 | フリードリッヒ/FRIEDRICH製作

S.A.F.S.塗装の乾燥待ちの間に、今度はフリードリッヒを組み立てました。

かつてない製作意欲!

手足の長さと肩幅を詰めました。肩幅はこれだけ詰めても人体が入っているようには見えませんね…難しい…

 

以下、加工した部分を紹介します。

 

上から順番に…

おむつの上面を1.5mmほど掘り下げました。

太ももを2.5mmほど丈詰めしました。

定番の足首関節隠しの工作。足の裏をくり抜いてさらに縮まるようにしました。

(足の裏なんて見えないからどうでもいいじゃん、という考えなのでこのままで気にしません。今までの作品も塗装もしてなかったりします)

 

肩付け根

肩の付け根はこんな感じ。以前作ったLEOPARDと同じ加工です。

赤丸の部分を切り落とした状態です。

 

左腕

左腕はこう。

上腕の丈詰めをしました。丈を詰めると関節パーツが収まるスペースがなくなるので構造を変更します。

夜中にガーっとやっつけたので、採寸してないや。構造としては、シンプルで強度があり可動域も広く、お気に入りです。

 

右腕

元々の設計が、右と左で肘関節の接続が上下逆なんですよね。

 

スペースがせまいので大変!


20年7月4日、25日 キャメル Camel 2

2020年07月05日 | キャメル/Camel製作

S.A.F.S.の塗装が乾くのを待つ間に、ずっと放置していたキャメルに塗装しました。

マシーネンクリーガーといえば、様々なカラーリングも楽しみのうちですが、キャメルに限っては白一択!

と、思っています。

平筆で塗りたくってやりました。まだまだ全然荒いです。

暗褐色の油絵具で下塗りをしておくべきだったな。(黒サフが透けている部分が茶色だったらと想像してみて)

 

ダックエッググリーンですね。

上の方にチラッと写っているビンのフタにはプラカラーの薄め液を入れていました。
今回サイズが大きいので、塗りのばしやすいように薄めて塗りました。

 

7/25

二回目の塗装。

よく見ると部位ごとに全然色味が違いますがこの段階では気にしない。足のグレーが良い色味。スターウォーズ っぽい?

アップ。

このコテコテ感がたまりません。