アブラエノグデプラモヌル。

模型製作の忘備録です。

完成品14 キャメル Camel 2017/9/11〜21/1/8

2021年01月14日 | 完成品

キャメルが完成しました。

サイズが大きいので億劫になってしまって途中放置したりもしましたが、いったん興がのってくると面積が多い分塗装面の表情が楽しく、塗り重ねるのに乾燥が待ちきれないほどでした。

キャノピーのヘリに油絵具をスポンジでポンポンと叩き塗りしました。これをやる前には綺麗すぎてういてみえていたのですが、うまいこと馴染んでくれたと思います。

 

 

ここからはフィギュアの画像。

フィギュアは男前に塗れました。彫りがしっかりしているので、あやふやに塗ってもさまになってくれます。

不思議なもので、出来のよいフィギュアに塗装することで、もっと彫りの甘いフィギュアにも、今までよりも上手に塗ることができるようになりました。刺身が苦手な人が漁港で新鮮な刺身を食べたらそれ以来スーパーの刺身も食えるようになる理論。(^ ^)

 

ここからは接写のコーナー。

塗面の妙味をご覧ください。

あとはデカールのなじみっぷりも、個人的には大成長!

タブロー(油絵具のコーティング用の艶消しクリアー)に油絵具を混ぜて上から塗るという技を編み出しましたよ。

今回塗面が白なのでシルバリングが目立ちづらいせいもあると思うので、次回が正念場です。

 

 


完成品13 S.A.F.S. 2020/04/26~2021/01/14

2020年07月26日 | 完成品

絵の具の混色の際に、今までよりも白の含有量を多くしましたが、一皮むけたような気がします。
クリアーを塗ったことも効果大でした。(過去に作ったものにも塗りたくなってしまいますが、ぐっと我慢)

他方、工作にかんしては、胴のくびれを太くしたのが効果大。足を太くするのはもはや定番ですね。今回は前後にも幅増ししました。違和感のない仕上がりだと思います。こうなってくると腕も太くしたくなります。

 

20/07/24までに機体の塗装は完成していましたが、機体内部とフィギュアヘッドの塗装がまだでした。21/01/14こちらも完成したので追加投稿しました。


完成品12 レオパルト LEOPARD 2016/10/06~2018/06/07

2018年06月14日 | 完成品

やっと出来上がりました!

ブログを読み返してみると2016年の10月に購入しています。
完成まで2年8ヶ月かかりました。
当初「最新キットを作るぞー!」なんて意気揚々としていましたがw

レオパルトは横山先生の新規デザインですが、むちゃくちゃカッコイイ。発表されたときから絶対買うぞと、発売日を楽しみにしていました。

製作に関しては、「ストレートフロムボックス*」な肩幅詰めや、ルツーセの使用、デカールの使用など、新しい試みがみなうまくハマってくれ充実した体験でした。
仕上がりにも満足(^ ^) (満足しないと、アンモナイツとかポーラーベアのように延々いじり続けることになるのです。それはそれで楽しいですが)

*ストレートフロムボックス:
箱に入っているものだけを使いなさい、という模型コンテストの規約。本来、素組みしかダメというほどの意味だったのだが裏をかき、あちこち削ったり切り落とすことはもちろん、プラモのランナーや取説の紙やら外箱やらおまけで入っている接着剤のチューブの鉛やら、入っているものならなんでも加工して使う猛者が現れ盛りあがった。

 

では画像をご覧くださいませ。

 

2020年7月

いったん完成としたあとも、ことあるごとに塗り足していましたが、ようやく満足したので再投稿します。

 

22/01/05

肩パッドを塗りかえました。


完成品11 シーピッグ SEAPIG 2015/09/10〜2016/10/06

2016年10月17日 | 完成品

(00)ぶひ

手をつけてからで数えると完成まで一年一ヶ月かかっているのですが、実際にはアンモナイツの合間に作っているのでサクッと出来上がった印象です。

 

 

 

胴の下端を延長したのが非常にお気に入りです。

S.A.F.S.系を作る時の必須改造にしよう。

 

 

では、いろんな角度からどうぞ。

 

 

 

 

 

 

我ながら白の複雑な色味が素晴らしいと思いますw

でも、いわばステージ1から2へランクアップした時の、一番肝心な塗装過程を覚えていないんですよね。

生粋の酒餅モデラーなんで。

色を混ぜてニュアンスをつけた白を塗り重ねていただけのつもりだったのですが。

 

酒のおかげで新たな技法を見出し、酒のせいでその得た技法を忘却する。

 

深遠なり。

 

覚えていることだけメモしておくと、、、

 

刷毛跡が強いのは白の特性です。

これはプラカラーでも同じで、白は塗る時の感触がボテボテしていると思います。

同じ塗料でも色によって塗り心地って違いますよね。

 

あとは薄めた茶色で墨流しをした後処理。

油絵の具なので墨流しをしてもすぐには乾かないわけで、それを機体色で模型の上でブレンディングしてなじませています。

このことで塗色にさらにニュアンスがつけくわえられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


完成品10 アンモナイツ MK44 ammoknights 2014/07/29〜2016/08/03

2016年08月03日 | 完成品


記念すべき第10作目。
この記事を書くために過去の記事を読み返して驚いたのですが、作り始めは2014年でした。
ずっと2015年だと思いこんでいたのです。2年もかかってやんの。恐ろしい。

それはさておき、、、
大変に格好良い造形です。
ただ、なんでか写真映りが難しいですね。
なかなか格好よく撮れない。
なんでもネットで調べるこの時代に、不利な資質ですな。
(反対に、どの方向から適当にパシャパシャ撮っても格好よく写るのはファルケ)
私自身も、作りはじめたときは、あんまり格好よくないなあ、でもKOW印だし一応、、、みたいな消極的な気分で作りはじめたのですが、カタチが見えてくると、猛烈に惚れ込んでしまいました。
このデザインは凄いよ。
あと、トキパテ必須ですね。普通に組んでエアブラシ塗装した作品を見ると、のっぺりして間延びして格好よく見えない気がします。
私は扇風機の風を浴びながら、トキパテを塗るというワザを編み出しました。
、、、馬鹿にしないで、やってごらんなさいな。
どんどんダマが出来ていいのよ。

工作はバンダイエッジ取りと、本物だったら穴が開いているであろう部分の穴開けをするのが効果が高いと感じました。
スモークディスチャージャーの密着工作もお気に入りです。
手足の延長は蛇足だったかな。
塗装前は格好よく見えたんですが、塗ると間延びして見えてくるので、塗装の過程の中で少し短く戻しています。

塗装は迷走しました。過去記事の画像を見ると、よくここまで持ち直したなと思います。
目白のやつとか、ファンシーなピンク色のとか。ヤバイヤバイ。
あんまりブログには愚痴っていなかったのが意外だったけど、実際には相当うんざりしていて、いったん黒で塗りつぶしてリセットしようかなと考えていました。
持ち直せてよかった。
ちなみに赤系迷彩は、進化の過程で葉緑素が生まれなかったというクジン人の母星で有効です(^_^)













あちこち探したのですが、シンクの台の上が一番実物通りの色味で撮れて光線の具合もよかった。
メタルでカッコいいから良しとしよう。

 

 

2022/02/05

いろいろ塗りたして、現状こんな感じになっています。


完成品9 正面からみてもかっこいいアーケロン 2012/12~2015/02

2015年02月21日 | 完成品

キットを作った人はごぞんじと思いますが、アーケロンって横から見ると格好よいのですが、正面はなんか変。手足にくらべてボディがボリューム過多なのです

箱絵や完成画像ではうまいこと正面をさけているので、組み立てるとびっくりします。

手足を太くしたり、ブリッジになる腰の装甲を大きくしてバランスを取りました。

 

 

ここまで、文句無しに格好よい側面からの画像。

 

 

ここからは、正面。いかがでしょうか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろ姿もね。 

 

 

 


完成品8 ポーラーベア 2011,2013/01~2014/08

2014年08月20日 | 完成品

ここまでは、夏の直接光で撮影しました。

油絵の具のちょっとギラッとした光沢が、格好良い。

だんだん、カサカサに乾燥してしまうんですけどね。

 

ここからは、木陰(?木じゃないけど)で撮影。

 

 

 

2011年以来の完成品です。

3原色塗りを始めてからは8作目。

製作記事を書いた完成品としては3作目。

 

、、、詐欺のようなブログですな。

 

長いことおやすみしていた割には、上手に塗れました。

技術が上達したというよりは、基本塗装が終わったあとの汚し塗装が抵抗なくできるようになりました。

塗り重ねるほどコクが出ますね。

汚しすぎて、暗く沈んでしまったのですが、最後の最後にベージュをチョンチョンと散らしてみたら、一気に引き立ちました。

 

 

また、今回初めてフィギュアの塗装を試みてみました。

大変だけど満足感は高いですね。

 

 

 

 

 

 

 


完成品7 箱絵のオージェ 2011/08/03~2011/10/25

2012年05月10日 | 完成品

七体目。

 

初めてインターネットコンペなるものに参加させていただきました。

 

不思議なものでそうすると、人に見られる、あるいは人に見せるということを意識した作品作りになるものです。

 

テーマはボックスアートの再現と、

waveの「黒い瞬間接着剤」を極める!

 

どちらもパーソナルにダラダラ作っていたら取り組まなかったであろう事柄です。

それだけでも参加した価値があったというもの。

 

それ以前に、旧キットに手をつけることもコンペに背中を押されたらばこそでした。

 

黒瞬着の使い勝手、応用力は本当素晴らしい。

ビームサーベルの刀身の表現なんか面白くないですか?

 

工作面では大いに楽しんだ一方、塗装はずいぶん淡白な仕上がりです。

1/144という小縮尺、ましてや繊細な永野メカということで筆が動かなかったかなあ。

汚れじゃない色むらということで濁らせないように、塗面に直接赤や青を置いて面相筆でコチョコチョとやったのを覚えています。

道端に落ちている黄葉を参考にしたりとか。

 

こってり塗れば必ずよくなるというものでもないでしょうけどね。

筆塗りはやめ時が難しいです。

 

そんな、自信のない塗装でしたがコンペの投票者の方々にしてみれば、模型を油絵の具で塗装する事自体が物珍しかったのでしょうか、三位入賞という好評価をいただきました。

 

 

 

 

 

 


完成品6 トールギス 2011年5月8日~8月3日

2011年08月10日 | 完成品












六作目です。
油絵の具塗装をはじめてからは初めてのガンプラです。
今までは全身を組んだままで塗装していましたが、今回はそうするにはいりくみすぎており、上半身、下半身、装備品に分けて塗装しました。
本来、バランスを見ながら全身にまんべんなく色を置いていくべきなのでしょうが、ついつい下半身を仕上げてから上半身を塗ってしまい、統一感を出すのに苦労しました。
下地はラッカーのブラックグレーという色をエアブラシで。
これが全く色味を感じさせない文字通りの黒灰色で上塗りに味が出ないで困りました。
塗り始めの時点では光や影を意識して上面と下面で色を変えたり、部分ごとに色んな色を置いたりしていましたが、全身を組んでみると効果として作用しておらず、単に全身まだらのロボットでしかなかったので、ずいぶん塗りつぶしました。
(ただし写真映えは実によかった。
完成版よりドラマチックな写真がとれました。
例えば塗りつぶす前は右足だけピンク色だったのです。
肉眼で見ればもちろん変なのですが、写真に撮ると雲の切れ間から右足に一条の光線が当たったかのような写真になるわけです。
肉眼で見てもこのような効果を与える塗りをすることが私の長期的な目標です。)

工作。
ラプターで燃え尽きて三ヶ月ほど作りかけのプラモデルをもてあそんだり、積みプラを仮組したりしていましたが、どうにもしまりがないので、心機一転新しいプラモデルを購入して制作にのぞみました。
(積みプラの意味なしw
昔と違いしょっちゅう再版がかかるし、ネットで購入できるし、コレクター欲を充たす以外の必要性は薄くなりました。)
以前にも作ったことがあるのであらかじめ肘関節以外は素組でいくと決め、仮組をせずに作り始めました。
今までは仮組で随分とモチベーションを消費していたようですね。

作り始めて一週間頃からブログを始めました。
日々の作業を記す事、明日の作業を事前に予定する習慣がつき実に効率よく完成にたどりつきました。

黒い瞬間接着剤と硬化促進スプレーを使いはじめた事も大きな出来事です。
今まで乾燥待ち、修整含めて一か月かかっていたような事が一時間かからずに済んでしまうのです。
驚異的なマテリアルなのであります。


完成品5 ブーメランを持つブーメランズ (ラプター) 2010~2011年冬

2011年08月09日 | 完成品










五体目。
趣味でも仕事でもなんでもそうだと思いますが、ビギナーズラックで上手くいくとそのあとしばらくはノリノリでよい仕事ができるものです。
そんな時期には失敗ですら味になったり。
これが四、五作目あたりになってだんだん頭で考え始めるようになるとガタガタになるわけです。
マニュアル化してやろうとか、理論化してやろうとか、上手くいったアレを再現しようとか。

これはその典型的な例。

茶色はルナダイバーで鍛えた得意色ですが、緑色がいい色がでなくて苦労しました。なんかどす黒くて汚ならしい。
明るくすればいいじゃん、という話なのですが、白を混ぜると何だかカビみたいでパレットにある時点で気にくわない。それでもまあ塗ってみると明らかに浮いているのであわてて嫌だと思っているどす黒い色に戻したり。
(明るい緑が浮いてしまう理由はずっと後になってから写メをセピア色変換したらわかりました。茶と緑の色の境目が消えて単色の機体になったのです。茶と緑の明度が同じなのだと思います。緑を明るくするためには茶も明るくしなくてはいけなかったのでしょう。)
明るくすることが出来なかったのでチューブ直出しの青や黄で薄くカバーしたりとかだましだましなんとか清潔感が増さないかと試行錯誤しました。
最終的に腕先の白線を描いた時に、あ、この濃い色も大河原っぽくてかっこいいかもと思えるようになりました。
リアルタイプっぽくて好き。

頭で考えはじめた分、手先の感触に耳を傾けることを忘れているので、前より太い筆を使っていることに気づかず、細かい塗り分けが下手になったと悩んだり、絶不調でした。
これをオデコメガネ症候群と呼びます。うそ。

出来上がった当時は当然好きな作品ではなかったわけですが、日をおいて見ると、悩んだ分細かく丁寧なタッチを積み重ねいて綺麗な仕上がりです。
私の作品は雑で実物は写真より見劣りがしますが本作は勝っています。


メモ。
・目の周りのクマはオリジナル。(多分。ブログ巡りが好きなのでどなたかの作品が記憶に残っていた可能性もありますが。)お気に入りです。
・デカールは油絵の具の上からでは密着してくれません。過去作ではインレタを使用していますが今回はプラスチックの上にデカールを貼って、クリアを塗り、砥ぎ出して、油絵の具を塗るという事をしています。
・天面のカメラの溶接痕は油絵の具です。油絵の具は溶剤が気化するのではなく、化学反応で固まるためひけませんのでこのような事ができます。
・元々Ma.k.専門模型店NUTZのラプターコンペに参加させていただくつもりでした。ブーメランはそのための物。ちょっとでもネタになればと。上記のように塗装に大苦戦している内に期限切れになってしまいました。
・アンテナは合成樹脂のホウキの毛。横山先生がマップロ1で紹介されておられました。
先生は安全面から奨励されていますが、針金よりもピンッと伸びるので表現としても優れていると思います。


完成品4 太いA.F.S. Mk.1 2010年秋

2011年08月09日 | 完成品








ルナダイバーという大物を完成させ、展示会参加というイベントも終わり、脱力感のなか肩のこらない物をユルく作りたいなあと選びました。
下地には昔に混色したラッカーのグレイを死蔵していてもしかたないから、ダークグレイならなんでもいいやという軽い気持ちでエアブラシ塗装しました。

このグレイは寒色系でガサガサなつや消しです、メタリックカラーが少し混ぜてあります。

これらの特徴にちょっとだけ振り回されました。

寒色系:ルナダイバーに使ったグレイは茶色味がかった暖色系の色で自然に塗装に馴染んでくれました。(横山先生はマホガニーを愛用していらっしゃいますね)
筆の届かない所、影になる所を塗り残したり、うす塗りですましたりして影を表現するのですが、青系のグレイだとなぜだかすごく気持ち悪い。
あわてて赤を塗装面に直接おいてブレンディングしたり補整した所、青と赤の二系統の影色が生じ深みを増しました。
結果オーライ。

ガサガサなつや消し:ガンダムセンチネルでいうところの梨地直前というやつです。油絵の具のからみがよく他の作品よりうす塗りで仕上がってます。

メタリックカラー:うっすら塗面越しにすけて金属のような仕上がりになりました。あおぐろいグレイであること、うす塗りであること、使用した油絵の具が透明度の高い色だったこと、これらがトータルにはたらいているのでしょうが。


工作について
このキットの再販当時、胴の巾をつめると格好よくなるという記事がMG誌に掲載されました。
逆に手足を太くしても面白いのではと試してみました。
腕:上腕1mm巾増し。下碗はそのまま。ただし、左腕は楕円の整形を修正する目的で0.3か0.5mm巾増し。
脚:太ももを楔状に巾増し。上端で1か1.2mm、下端で0mm。

こうして出来上がった姿は想像していたよりもずっと普通でした(笑)


完成品3 ルナダイバー 2010年夏

2011年08月09日 | 完成品













スネークアイとファルケは同時進行に近かったのですが、ルナダイバーは二作が出来上がってから心機一転工作を始めました。
入りくんだ部分が多いので下地にラッカーの灰色をエアブラシ塗装しました。
そのため前二作とは仕上がりの雰囲気が異なります。
油絵の具塗りが楽しくてしょうがない時期だったので工作の終了を待ちかねて塗装に入りました。
色味が中々決まらず何度か塗り重ねてますが、のっている時は運も味方するものです。
最初はさび止めのような赤。暗くて気に入らず次に透明感のある黄色。最終的ににサーモンピンクの様な色で塗ったのですが、その結果赤は錆びに、黄はオイル漏れにと非常にコクのある塗装になりました。
延々二ヶ月以上塗っていました。

ちなみに第6回関東Ma.k.模型展示会参加作品です。
参加者の方々の作品の塗装面と比較して(※作品を比較したのではない)油絵の具という塗料の美しさは際立っていると思いました。
また懸念していた塗膜の厚さもさほど問題ではなかったようです。
液体ではないため凹部にたまらないのでディテールがだるくなりにくいという事のようです。
遅乾性なのでたまっていても筆先でかきだせますしね。



作品自体を比較してどうだったか?
玉砕して泣いて帰りましたよ。
横山先生が作品の前を四回素通りしたのが思い出です(笑)


完成品2 ファルケ 2010年春

2011年08月09日 | 完成品











二体目の作品。
スネークアイでブレンディングの面白さ、容易さに感動したので次作は当然迷彩なのです。

ぼかしが容易なのと同時にキッパリした塗り分けも簡単なことを本作で知りました。
機首の迷彩と白の塗り分けは同じ日に行っています。
油絵の具は乾くのに数日かかりますが、チューブに入ったペースト状のままで塗るのでこちらからブレンディングしない限り液体の絵の具のように混ざることはないわけです。

作品は大きなキャンバスを持て余してますね。
かなり塗り込みが足りないです。
1/35なら上出来といった所。
写真では大きさがわからないのでわかりませんがw


完成品1 スネークアイ 2010年春

2011年08月09日 | 完成品










油絵の具三原色塗りの記念すべき一作目です。
この作品以前から油絵の具で塗装するという事はボチボチおこなってはいたんですが、油絵の描き方のままで塗ってはいけないという変な思い込み、決めつけがあってラッカー溶剤で薄めて塗るなど試行錯誤していました。
また色も12色セットの色を使っていました。
そんな中いくつか数をこなす内にだんだんと感覚で油絵の具の事がわかってきます。
変に模型向けにアレンジしなくても、油絵の描き方のままでプラスチックの上に塗って構わないのではと感じるようになってきました。
その実験台にしたのがこの素組のスネークアイです。
その際に、子供のころから興味のあった三原色による混色も、どうせ実験だからと気軽な気持ちで試して見ることにしました。

やってビックリ!
今まで取説の作例のような無個性な塗装しか出来なかった私にこんな面白味のある作品が作れたのです。

これ以来ドップリはまっています。


スネークアイについて。
サーフェーサーのグレイ地の上から油絵の具の赤青黄プラス白で塗装しています。下地のグレイが結構すけています。この効果に気づいて、塗りつぶしてしまった所にも上からグレイを置く事もしています。
恐る恐るアクセントの赤をおいてブレンディングした時の感動は今でも覚えています。
実に容易に好みのボケ具合になってくれます。
他にも色のはみだしを指の腹ででなじませたり、ノリノリで塗装しました。
この作品に関しては楽しかったという感想しかありません。
ちなみに色のモトネタはマップロ2収録BDの3ページ目の右上のイラスト。
ベージュとアイボリーのムラが美しい。