生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

才能の開花

2018-11-02 21:41:50 | 日々の暮らし
聖書を読むと、

何故だろう?

と感じるところが

よく出てきます。

いわゆる、ユニークな話が。

マタイ福音書25章

「タラントの話」です。

『ある主人が旅に出る時に、しもべに、能力に応じて、

ひとりに5タラント、

もうひとりに2タラント、

最後のひとりに
1タラント

渡して出かけた』

最初の二人はそれを

元手に商売をして

儲けを得たが、

最後のひとりは、

なくすと怖いからと

土に埋めて隠してしまった。


帰って来た主人は、

儲けた二人によくやったと誉めて、

更に新たな元手を任されました。

最後のひとりには、
それなら銀行にあずけるべきだと叱り、

タラントを取り上げてしまいました。

というお話しです。


さあ、何だろう?

この話の意味は。


どうも、タラントとは

お金と、いうよりは

神が与えた『才能』のようです。

1タラントの人は1タラントの才能を、

2タラントの人は2タラントの才能を、

5タラントの人は、5タラントの才能を

神の前で示しなさい。

チームワークではなく

、個人の能力を

神に表現しなさい。

そのような、ユニークな事だと思いました。

日本人には何か弱い

話かも知れません。



だから、外国人は個性を大事にするのかなと
感じたのです。


神がそれぞれに与えた

、『才能』

を埋もらすのではなく

、生かし、開花させな

さいという教えです。

あなたが、神に与えら

れた才能はどうですか。

土に埋めていませんか。

まだ、気づいていませんか。

あなたのタラントを


そろそろ磨いて


神に見せる時では


ありませんか。


自信を持って


下さい。

タレントはこのタラントから来ているとか。

あなたの活躍を期待しています。


合掌


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辛い日々を楽しもう

2018-11-02 01:50:45 | 日々の暮らし
昨日も今日も会うたびに、身体中痛いとこばかりで、子供にも嫌われ生きているのは嫌だ、もう死にたいよと愚痴ばかり聞かされるおばあさんがいます。

廻りを暗い雰囲気にさせてしまう。

辛い時を経験してきた人に、共鳴できる和歌があります。

『ながらへば

またこの頃や

しのばれむ

憂(う)しと見し世ぞ

今は恋しき』

(新古今集・藤原清輔)

「ながらへば」とは

この世に生き永らえたらということ。


「憂し」とは
嫌なこと。


嫌で、つらくて、どうしようもないこの頃だけれども、このまま生き永らえていたら、
いつか懐かしく思う日が来るだろうな。


辛かった昔のあの頃が、
今は恋しく感じられるように。

確かに、そう感じます。

古代の人も同じなんだと親しみを感じます。
あのおばあさんは良い時もあったはず。

人生を否定ばかりして最後を迎えようとするのは寂しい。

1つでも楽しみを見つけてあげたいと思っていたら、良いことに気づいた。
明日話してみよう。

さあ、今日も辛いこと

あるかもしれませんが、
懐かしく、恋しくなる

『ながらへば』
を思いだしましょう。

合掌










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十戒の教え

2018-11-02 01:24:47 | 日々の暮らし
さて、今日は私自身も常に忘れない為に自戒を込めて「十戒」について話したいと思います。

人の心は鬼になったり、仏になったり揺れ動くものです。

それを、両手の指に表し合掌しています。


手のひらを上にしてください。

〈左手(凡人・迷いの世界)〉


①小指を地獄界(人を責め憎む)

②薬指を餓鬼界(欲求不満のかたまり)

③中指を畜生界(弱肉強食の世界)

④人差し指を修羅界(争い好きな世界)

⑤親指を人間界(苦しみや悩みの多い世界)

⑥右手の小指(幸せいっぱいの有頂天になってしまう世界)

右手の小指までを、
迷いの世界で


『六道に迷う』と言われています。


〈右手小指以外を

(悟りの世界)〉

⑦薬指を声聞界(しょうもんかい)。

説法の声を聞いて道理を悟ること。

⑧中指を縁覚界(えんがくかい)。

自然界の動きをみて、この世は縁によって生まれ、縁によって滅びるものと悟ること。

⑨人差し指を菩薩界。

大衆の苦しみや悩みを救い悟りの世界に引き入れ努力すること。

⑩親指を如来界(にょらいかい)。

すべての執着がなくなり、永遠の宇宙の心となること。


人の心は、この10界を絶えず出たり入ったりしています。

迷いの世界にいる左の手である凡人は、

悟りの世界に住む右の手である仏様に近づくために、

いつも心がけ手を合わせて

祈る姿を

合掌というのです。


あなたは今どの指あたりにいますか?

右手に行くほどありがたい事が分かるものです。


「右ほとけ


左はわれと


合わす手の


中ぞゆかしき

南無大師(弘法大師空海)」

先日ある人達から

仏様の顔に見える

似ている仏像に会った。

そんな声かけられて

ありがたいと喜びを

感じましたよ。


合掌
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