人がつまずいた事に興味はない。 そこからどう立ち直るかに興味があるのだ。 (アブラハムリンカーン) 昔のドラマで聞いたセリフ。 「私なんか生きていたって、何の役にも立たない」 と語る女性がいました。 それを聞いたお年寄りの男性が、足元の小さな石ころを拾いながら言いました。 「こんな小さな石だって知らない内に誰かの役に立っているんだよ。 人間の君だって、必ず誰かが必要としているんだ」 という言葉に感銘したものでした。 お城の土台の石垣だって、間には小さな石ころが必要なんだ。 セメントで作るコンクリートだって砂や石ころが必要なんだ。 人も生きているだけで、誰かの役に立っているものなんだ。 何十年前に誕生日に貰った包みをあけたら石ころが入っていました。 メモに道端で拾った石の形に感動したとありました。 どこにもある小石に何を感動するのか分かりませんでした。 それから、小石を見る意識が湧いて来ました。 私も小石を拾って人生を説いてあげなくてはと思いました。 石ころだって役に立つんだと。 皆様も勇気をもって努力精進して下さい。 合掌
人生は「何かを得れば何かを失う。 何かを失えば何かを得られる」 「放てば手に満てり」 (禅語) 手から放たれたとき、大切なものは自然に手に満ちてくる。 その意味がやっと分かって来ました。 自分の持っている物を捧げることでもっと大切なものが頂けるからです。 あげる喜びを知りました。 これも悟りなのでしょうか。 手放す努力を惜しまず生きましょう。 合掌