生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

救いの言葉

2021-10-01 17:29:17 | 日々の暮らし

10月になった途端に台風が来ました。
幸先が悪いとみるか、禍を吹き飛ばしてくれたとみるかで気持ちも変わるものです。

「あなたはまだ何か悩み事がありますね。
一人で悩んでいますね。
親、兄弟、友達にも相談できない小さな事、大きな事、がまんできる事、がまんできない事、体の具合の事、仕事の事、子供の事、人間関係の事、お金の事、運が悪い事、事故ばかりしている事、失敗ばかりしている事、
やりたい仕事が見つからない事、生きる望みを見失っている事…。
本当に悩み事は尽きませんね。」

その時、心の迷いを救ってくれるのが色々あります。
それを救う使命を持った人達もいます。
一人悩まず導きを得てください。
私は「言葉」で救われました。
これも一つの手段だと
思います。
悩み事は一度に何度も何度もうねりの波のようにやって来ました。
心も体もボロボロのようになっていました。
ある占い師がこのままではあなたは死にます。
と何人にも言われました。
そして、倒れたのでした。
そんな時、生きる勇気をくれたのが言葉の数々でした。
皆悩み苦しみから出た言葉ばかりだから共鳴したのです。
人は一つ自信を持てば
生きて行けるものです。
その中の一つに「待つ」があります。
「待つことを知る者には万事が適当な時にくる。」
  (フランスの諺)
じっとがまんして、待っていれば、やがては
幸運が巡ってくる。

「待てば海路の日和あり」「嵐の後には凪ぎがくる」
    (日本の諺)

すべての事柄には意味があるのです。
また時期があるのです。
待つ忍耐も意味があるのです。
幸運は苦しんだ分だけ
やって来ます。
あなたの心に響く言葉がくる日まであきらめず待っててください。
ここのグループで待って頂けたらありがたいです。

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生きる知恵

2021-10-01 04:07:06 | 日々の暮らし

今日は徒然草より生きる知恵を紹介します。

1つは『忙しいを口にしない』。
忙しいと大騒ぎする人ほど、大したことをしていない。
騒々しいだけで、いったい何のために生きているのか、分かっていないのだ。
     (第75段)
身近に必ずいますね。
私忙しいから、それは出来ません。
目一杯やってますからこれ以上無理です。
なんて言ってる人いませんか?
あなたは何のために
今の仕事についているのか、何のために生きているのか、分かっていないのです。
どこも忙しいのは当たり前。
さらに上を行く努力が常に課せられているのです。
それを放棄してはならないと教えています。
あなたは何のために生きているのか?
730年前の吉田兼好の言葉が響いて来ませんか。

2つ目は『うまくいっている時こそ気を引き締めよ』
木登りの達人との会話。
高い木から弟子が降りて来ました。
軒の高さにまで来たとき、気をつけて降りよと声をかけた。
兼好はあの高さなら飛び降りてもいいでしょう。
どうしてそんなことを言うのですかと尋ねた。
『目がくらむほど高くて危ない時には、あの男も自分で十分気をつけます。
しかし、やりそこないというのは、ここなら大丈夫だと思った時に必ず起こるものだから』と達人は答えた。
好事魔多し。
物事がうまく進んでいる時ほど、以外なところに落とし穴があるということがあるからだと納得しました。
車の運転も家の近くで事故する人が多いのも
気がゆるむからでしょうね。
まだまだ先だと気を張ることを学びました。
徒然草は現代にも通じると思いませんか。
     古典に感謝
台風に気をつけてください。

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