生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

フレイル衰弱

2018-09-25 00:12:01 | 日々の暮らし
「風冴(さ)えて

雲間に見える

秋の月」

家路に向かう道すがら
冷たい風が吹いて
雲間に浮かぶ
秋の夜の月よ。


さて、今日はラジオで聴いた名古屋大学の葛谷医師の話を紹介したいと思います。

年齢と共に衰えてくる現象を「フレイル」という。

1.体重減少。

栄養状態の低下。肉をとらないとか、好きなものしか摂取しないなど。

2.活動量の低下。

3.気力の低下。なんとなく疲れてしまう。

4.歩行速度が遅くなった。
青信号を渡り切れなくなった。

5.筋力の低下。

ペットボトルのふたが開けられない。

階段を登れない。

骨折転倒する。

以上から3つ当てはまるとフレイルといい
衰弱、老衰が始まったといいます。

85歳なのに痩せようとしたりする人がいます。
サルコペニア(骨格筋肉の低下)になると注意していました。

太りたくないから、
食事を減らすなどの
思い込みを捨てなさい。

予防
1.たんぱく質をとる。
肉、大豆など。
(1日1グラム必要)

2.散歩などで筋力をつける。

3.抵抗力をつける。
75歳以上で要介護になったら、それ以上にならないようにする。

その他として、寝たきりにならないようにする。

座って立ってを繰り返す「スワット」をする。

高齢者の低栄養!

に気をつけましょう。

と述べていました。

とても参考になりました。
シニアの皆様

今日も元気に

いきましょう!


合掌
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心の扉を開く

2018-09-24 12:31:31 | 日々の暮らし
自由ヶ丘の隣の駅にある浄土宗九品仏(くほんぶつ)浄真寺の広大な敷地にある九体の阿弥陀如来像。

三体ずつ三つの御堂に
安置されているには訳があります。

あの世にお迎えにくる阿弥陀如来様は

上品、中品、下品に別れていて、

真ん中の御堂にある三体は、この世で優れた生き方をした人を

お迎えに来る上品仏の阿弥陀如来。

手の合わせ方(印の結び)が違う。

右側の御堂の三体は中品仏の阿弥陀如来。

一番左側の御堂にある阿弥陀如来が下品仏。

お迎えに来た阿弥陀如来の手を見れば自分はどれかが分かるのです。

上品は五つの欲を全て捨て去った人。

中品は一つの欲ができなかった人。

下品は欲を捨てることができなかった人で、

南無阿弥陀佛と唱えた人。

それから、他力本願と言われたのです。

そんな話だった。

(私は浮かばれないで、さ迷っている霊を見たときは、阿弥陀如来の字を書いて合掌してたら、皆さん成仏してくれました)

自然に気づいたことなので、お参りして確信しました。

五つの欲の内には、酒を飲むべからずがあるので、

私はもう駄目だから

下品のランクの阿弥陀如来がお迎えに来るのですね。


道に迷えば道を覚える。


感動する心を開いていないと永遠に幸福になれない。

幸福とは感じとるものだから。

明日とは明るい日と書くのだから

今日を精一杯生きよう。


「よく見れば

なずな(ペンペン草)

花咲く

垣根かな」
(芭蕉)

道ばたに咲くペンペン草など見落としてしまうもの

よく見れば可愛い花をさかせているのに気づく。

世の中がよく

見えるのは

心の扉を開いて


いるからだ。

今日の気づきになれば


合掌

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貧困は成功の条件

2018-09-24 00:36:59 | 日々の暮らし
今日は2つの心に響いた言葉を紹介したいと思います。

「愛すべき存在」

人間を愛すべき存在にしているのは、その過(あやま)ちや迷いである。

欠点を見抜くことができるのは愛情のない者だけだ。

(ゲーテ・経験と人生より)

自分の愛する相手で過ちや迷いがあったとしても、

愛情を持って相手を見ている人間には、

それが欠点だとは思えない。

ミスをする人は、

人間らしさが現れているけっこう愛すべき

存在なのかもしれないと

ミスが多いといわれる

ゲーテは述べています。

ウフフと

思わず笑ってしまった言葉でした。


ホッとした人いませんか?


私もそそっかしいから、この意見に賛同してしまいました。


「ギリシャの古い格言」

いかなる職業でも、

有能な人間になるには次の三つが欠かせない。

それは天性と勤勉そして実践だ。

勤勉は人間を前進させ

、個性を引き出し、

他人の行動を刺激する。

そして、何一つ不自由ない暮らしより、

「貧困は人生における

成功の必須条件」である。

とあります。

この言葉にはすごく納得しています。

私の経験からもそうで


貧しさに耐える事。



ハングリー精神で

生きてきました。

皆の辛さが分かり、

助け合う事などを

身に付けてきました。

苦しい境遇から



労働意欲だけでなく


生命力も旺盛になると

信じています。


今日の奉仕活動にも、

利用者だけでなく

ナースや中国の介護士

からも助かりましたと

言われ頑張った甲斐が

ありました。


感謝

合掌






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身口意噛み締めて

2018-09-23 00:41:39 | 日々の暮らし
「草枕

旅行く人も

行き触(ふ)れば

にほひぬべくも

咲ける萩かも」

(万葉集)

草を枕に旅行く人も、
行きずりに触れただけで、
きっと色づいてしまうほどに、
咲いた萩よ。

今日はお布施(ふせ)とぼたもち、おはぎについて話したいと思います。

私はよくお酒やお米やチョコレートを頂きます。

これもお布施と感謝して頂いております。

良寛様は農家の子ども達を集めて遊んで、

お礼にお米のお布施を頂きそれで生活していました。

お酒は親戚の酒屋で頂いていました。

このように、お布施とは、金銭のことと思いがちですが、

実際はもっと広い意味があります。

「身口意(しんくい)」

という言葉があります。
身は行動。

口は言葉。

意は思考。

自分のもっているもの、その人でしか出せない価値を


見返りを期待しないで

出すことで、世の中の

ためになればそれが

お布施です。

お布施は必ず自分に戻って来ます。

聖書も同じように説いています。

春と秋のお彼岸に供える
「ぼたもち」と

「おはぎ」の違いは

何でしょうか?

こしあんかつぶあんの

違いと思っている方がおりますが、


おんなじ物を季節によって言い替えているだけです。

春は牡丹の花が咲く頃なので
「ぼたもち」。

秋は萩の花が咲く頃なので
「おはぎ」と言うようになったのです。

日本人らしいと思いますね。

昔は白米は大変貴重な食べ物でした。

戦後に育った私は芋ばかり食べていた記憶があります。

また、お米と同じくらい貴重な小豆と砂糖を混ぜて作ったあんで

包むのですから、最高のご馳走だったと思います。


たくさん作って隣近所に配ったりしました。

これも「他人の幸せを願った」お布施なのです。

我が家もたくさん作っていました。

皆様のお宅もそうだったと思います。

懐かしいですね。


今ではコンビニで毎日売っていますから、

家庭で作る人は減ったでしょうね。

さあ今日もお年寄りや
子ども達を楽しめに出かけたいと思います。

身口意を噛み締め

皆様への

お布施になりますように。
里山に降りて行きます。

合掌



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悲心の心

2018-09-22 15:14:53 | 日々の暮らし
仏教のお布施の言葉に
「悲心(ひしん)」があります。

「真心をもって一人の人に施す功徳は、大地のように大きい。
自分の幸せのために多くの人に施しても功徳にはならない。
一人の本当に苦しんでいる人を救うことは、ほかのすべての人に尽くすのに勝る。
どんなに多くの星が輝いても、その光りは一個の明月の光りにおよばない。」

「悲心」とは「深い思いやりの心」のことです。

自分で味わった苦しみ、悲しみの体験を、
人には味わわせまいとする真実の思いやりの心のことをいいます。

自分が体験した悲しみを他人には味わわせたくないという心。

その温かい心で他人の苦しみを少しでも軽くしてあげることを
「悲心抜苦(ひしんばっく)」といいます。

悲心の心を大切にしたいと思います。

合掌
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