古代の旅人は野宿をする。
手頃な物を探して
枕にしたに違いない。
その頃の人は、何を枕にして寝たんだろうと
考えてしまう。
調べてみると、
草枕、木枕、石枕、
陶器枕、竹枕、
菊枕等々があった。
「菊枕」
に心引かれませんか?
それで、「菊枕」を調べると、菊の花を干したものを詰めた枕とある。
邪気を祓い、
頭痛がとれ
目の疲れを回復する
効果があるという。
また、菊の香りには
癒しの効果があり
古代の人は好んで使ったそうだ。
天武天皇の頃、谷川を流れてくる
菊水を飲むと
百歳の長寿を
得ると言われ
酒の銘柄に
使われるようになった。
菊正宗、菊水、千代菊
古代の歌人の詩に
「山中に暦日(れきじつ)なし」
山の中の生活では、こよみがないので、
今は何月か分からないという詩がある。
ふと松の木の下にやってきて、
石を枕にして安らかに眠る。
山の中での生活は
暦もないので
厳しい寒さがとけて、
雪溶け水の音で、
春めいて来たのは分かるが何月かは分からない。
そんな、風景の中に
いると、抱えている悩み事の小ささに気づき
生きる力が湧く。
せめて菊枕で寝ている
夢でも見て元気に起きよう。
合掌
手頃な物を探して
枕にしたに違いない。
その頃の人は、何を枕にして寝たんだろうと
考えてしまう。
調べてみると、
草枕、木枕、石枕、
陶器枕、竹枕、
菊枕等々があった。
「菊枕」
に心引かれませんか?
それで、「菊枕」を調べると、菊の花を干したものを詰めた枕とある。
邪気を祓い、
頭痛がとれ
目の疲れを回復する
効果があるという。
また、菊の香りには
癒しの効果があり
古代の人は好んで使ったそうだ。
天武天皇の頃、谷川を流れてくる
菊水を飲むと
百歳の長寿を
得ると言われ
酒の銘柄に
使われるようになった。
菊正宗、菊水、千代菊
古代の歌人の詩に
「山中に暦日(れきじつ)なし」
山の中の生活では、こよみがないので、
今は何月か分からないという詩がある。
ふと松の木の下にやってきて、
石を枕にして安らかに眠る。
山の中での生活は
暦もないので
厳しい寒さがとけて、
雪溶け水の音で、
春めいて来たのは分かるが何月かは分からない。
そんな、風景の中に
いると、抱えている悩み事の小ささに気づき
生きる力が湧く。
せめて菊枕で寝ている
夢でも見て元気に起きよう。
合掌