生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

片耳の大鹿

2018-10-11 12:33:24 | 日々の暮らし
ある童話の物語を思い出しました。

鹿児島の屋久島へ少年8人が、シカ狩り名人吉助おじさんと、冬の山へ、シカ撃ちに行きました。

目当ては鉄砲で片耳をもがれたシカの大将。

ところが急に嵐になり、ずぶ濡れになった一行は洞穴にもぐり込みます。

そこには、仲間を連れて嵐を逃れた大鹿達がいました。

寒くてたまらない少年達はシカの群れの中にもぐって冷えきった体を温めたため、命が助かりました。

気がつくとシカの群れは大鹿について出ていきました。


大鹿を殺しに来たのに逆に助けられたのでした。

人間の心のみにくさや

命の大切さ、助け合って生きていくことを
教えてくれました。

そんな物語です。

ユーミンがこの物語に感動した記憶があります。

教科書に載っているかもしれませんね。

合掌


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悪人家族

2018-10-11 04:52:34 | 日々の暮らし
江戸時代に流行った小話です。


悪人家族と善人家族の紹介。
善人家族はよく喧嘩ばかりしています。

悪人家族はまったく喧嘩をしないのです。

それはなぜでしょうか?

悪人家族はみんな私が悪かったから、こんな事になった、いやいや私が悪かったからじゃとすべて自分が悪いと謝るので喧嘩にならない。

しかし、善人家族は私はちゃんとやっている、間違っていないと主張しあうので喧嘩ばかりしている。


そんな話しです。


何か考えさせられます。
みんな悪人家族のような社会になればいいなあと思いました。


合掌
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