帰路のフェリーの街灯にも、
多くの光りが集結していました。
佐賀のコンサートが終わるや否や・
佐賀から見ると、九州反対側の新門司港に移動!
猶予時間は二時間半。
明日早朝の神戸文化ホールへの必着予定。
この予定のフェリーに乗り遅れた際には、
陸路の車移動、必然的に選択肢が寝ずの車移動シフトのみに決定してしまう。
これだけは、どうにかしても避けたい。
普通に高速を跳ばしていても丁度の時間制限に、
予想通りの渋滞が私達を襲う。
とっさの機転を利かせ、高速を降り山間部の山越えルートへ。
たまたまそのショートカットの入り口は、
昨日奉納演奏させてもらった元伊勢・伊野皇大神宮の鳥居の前でした。
これを導きと呼ぶのでしょうね。
確実に時空が歪んだと思われます。
それはワープ(瞬間移動)でした(笑)。
フェリー出発ギリギリに間に合い飛び込む!
今回の九州ツアー、
「信じれば奇跡は起こる!」
を・
本当に何度も身を持って
体験させられました!
順調にフェリーは関西に向かう。
今回のツアーの締め括りは、明日の関西神戸文化大ホールです。
高速千円効果で、今や消えつつある優雅な船旅です。
一分一秒のバランスが崩れれば、
その場所には辿り着けない事を、
これまでの長い音楽経歴の中、たぶん初めて教えられる。