2013の年明け、
どうしても呼ばれてしまいました!
大阪の我が家からは直線距離で意外とほんの百数十キロですが、
山越えなので、
何故か3時間程かかってしまいます。
紀伊半島の山深いエリアの河の水は、
本当に神聖な翠玉(すいぎょく)色、
コバルトブルーなんです。
やはりどの河川も一昨年の水害でやられていますが、
心が洗われます!
普段は本当に静寂の場所ですが、昨今のパワースポットブームの影響もあり今日はかなりの人が押し寄せていました。
地元の人の話でも今年は特別人が多いみたいです。
この、白鳥居からは暫く歩きますが、
ここ入口からは、
急に霊気が漂い始めます!
これだけ多くの人が訪れても、
ピーンと張りつめた空気が漂っていました。
流石元伊勢だけあって、伊勢神宮と同じ配置の御手洗場があります。
神域への参道の杜は、今も巨木に護られていました。
やっぱり何度来ても気持ちの良い場所です!
前回は誰も居ませんでしたが、
その時ぽつんといらっしゃった宮司さんのお顔も、
今回拝見する事が出来、
社殿の屋根の上、千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)・障泥板が光っていました!
手の届くような所に、水蒸気での雲が顕れます。
続々と参拝者は絶えません!
若宮(わかみや)神社、
ここには神体を入れる御船代を納める御船倉(みふなぐら)があり、
御船倉を持つ別宮は瀧原宮のみらしいです。
賽銭箱は満杯で、賽銭が的を外れても大丈夫なように、白い布を敷きに来られていました。
正月早々とても気持ちの良い時間を戴きました!
そして今回、瀧原宮よりさらに元伊勢と言う伝説のある多岐原神社へ!
最終的には車から降りて徒歩、
すぐ後ろには見事なピラミッドが聳え立ち、
前回行けてませんでしたが、ここはなかなか辿り着きにくい場所です。
ようやく訪れる事が出来ました!
この場所には、だ~れもいませんでした。
伊勢神宮の日本に幾つも残る元伊勢。
遥かなる悠久の時間を費やして、
最後に現在の場所に移るその直前の「瀧原宮」。
そしてさらにその前の場所がこの場所と言われています。
祭神「真奈胡神」は倭姫命が宮川を渡るのを助けた神様で、
現日本の地の神様です。
ここは、見事な忘れられたサンクスチュアリ!
こんな小さな神社にも、伊勢では式年遷宮の土地が併設していました。
ちょっと中心がずれているので、写真に収めるのが難しい。
せっかくなのでその宮川まで降ります。
ここも水害でかなりやられていました!
川向うには綺麗な滝が流れていました。
紀伊半島は、日本に残された悠久の森です!
いつまでも、
この森が護られますように。
生暖かい風が吹いていました。
やっぱり神さんはいます。
締め括りは2013年の年明けの素晴らしい夕陽!
皆様、今年もよろしくお願い致します。