丁度このゴールデンウイークが、
高野山の春の「結縁灌頂」の季節となります。
まだまだあちらこちらで満開の山桜を観かけました。
お山の気候は、東北とほぼ同じと言われています。
極寒の高野山は最高ですが、
新緑の高野山もステキです。
花坂の墓参りで、
すでに不思議な空の様相が顕れ、
神の使い・・・
風に流された太い雲の筋が一気に押し寄せて来ました！
そして・・・
顕れる光りの輪。
大門前の八重、
流石に一年の中でもこの季節は沢山の人が押し寄せ、 新しい迂回路も出来て山内で渋滞が起きない様に交通整理が行われていました。
誘導されるままに、今までには経験した事の無い出来立ての駐車場へ。
到着と同時に頭上には大きなハロが！
これまで何百回上ったお山かは忘れましたが、
そんな中でも特別な光景が現れていました！
檀上伽藍に到着。
そしてそれはココでも！
天上にはおおきなハロ。
今回もこのタイミングで多大なウエルカムを戴きました、
根本大塔と日暈の饗宴！
金剛峰寺の枝垂れも満開、
定番の波切不動にも参拝し、
ここのお不動さんと龍神さんにはいつも助けてもらっています。
これまでにも、何度日本国家を救って来たかと言われている霊験あらたかな不動明王です。
そして、これまで一度も通った事もない山越えで、
再び檀上伽藍に。
観光客も誰も通る事の無い、
でもたぶん・お大師さんは確実に古に通った路。
最後は『祓川弁財天』。
いつもずっと車で通り過ぎていましたが、
高野街道を古よりずっと観降ろす、
本当に素晴らしい社でした。
サクラ散る。
今回も全ての出来事も、
お大師さんの計らいかと・・・
『結縁灌頂』とは、
空海が、唐で恵果和尚より施されたと同じ所作による
受戒を金堂で戴き、
その全ての者が、
裏の北の扉から再びこの世に生まれ代わります。
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