久々の奉納登山。
今回は、まったくもって龍神様に呼び寄せられてしまいました。
この夏の熊野・大斎原(おおゆのはら)での奉納演奏。
いくつもの貴重な出会いを戴きました。
その中でも・特に気になっていたのが、
和歌山市の内原神社の宮司さん夫妻との出会い。
その神社は私の生誕地からもそんなに遠くない場所で、
若かりし頃、一度お訪ねした事もある場所でした。
本社殿の後ろには、こんな枝振りの木の杜があり、
その後ろには名草山がそびえる。
こんなに存在感のある楠も・
そこは、龍の山でした。
その祭神・名草彦命とは、
神の言葉を伝えるシャーマン的な支配者。
人間と神さんとの中を取り持ったとされ、
いわゆる・御神託ってやつ。
しかもこの社に八大龍王大神が祀られているとお聞きする。
和歌山の神社には珍しく、
能舞台?もしくは神楽を舞ったと思われる舞台を配する。
今回の熊野の催し実現に至るに、
多大な影響力を及ぼした事をお聞きしていました。
少しだけはずれていますが、
かつては熊野古道の要所だったのかもしれません。
いつもの様に何のアポなしの訪問に、
あたりまえのように、宮司さん夫妻はお留守でしたので、
すみません・・・
勝手に舞台に上がらせて戴いての奉納演奏をさせてもらいました。
生きていると、不思議な事はあるものです。
奉納登山シリーズでは、
今までも何回も不思議な体験をしましたが・
今回のがNO.1でした!
ばったりと・
そこで、
今回の大斎原の催しの発起人に出会う!
「今回の催しの日にちを決めたこの社を、
松尾さんに紹介しろって事だったんですね。」
白浜から来られたその方も、偶然の再会に驚きながら仰っていました。
訳・解りにくいですが、
とにかく・私達には、
ありえないことが起こっていたのです。
今・この社には日本中より色んな方が集まって来ていると聞きます。
車が入れる様に、近々路も広くなる様です。
またまた・今回も、
岩戸開きの奉納演奏だったのかも、しれません。
数年後には立派な社が現れるのでしょうね。