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(登場するストーリーは、全てリアルフォトとノンフィクションのみで綴られています)

奇跡の熊野4  古座川一枚岩

2007-04-03 20:01:36 | 癒しの音楽
不思議な体験でした。
何年か前に、ポニーキャニオンのDVD「virtual trip 熊野」で出会った、今や日本で一番の清流と囁かれる古座川。
 
 
 
 
 
今回は、その時もたまたま桜の時期に訪れた一枚岩との対峙。
 
 
 
 
立ちはだかる、カメラにも収まりきれない巨大な岩の山との直接対決!
 
 
 
 
 
すぐそばの道の駅「鹿鳴館」の方に教えて戴いた、最も音の響くと言われる方向に向けてのシンセのセッティング。
 
時折その方が吹き鳴らすほら貝が山川に響き渡る中、
 
ひしひしと一枚岩からのメッセージを受け取る。
 
 
「もっと大きなスケールで!もっと大音量で!」
 
 
ふと・気が付くと、最近殆ど使っていなかった音色を一生懸命捜している私。
 
それは白虎社時代の、超過激な私のある一面の復活!
 
 
そしてこれまた不思議な事に、18年前の白虎社の勝浦弁天島での照明のスタッフの方にこの場所で再会するとは!
 
あまりの懐かしさに、
 
これは・一体何を意味するのか・・?
 
 
 
 
 
今にも降りそうな、どんよりと重く・でも早く流れる曇天の中、
でも・その下のここもやはり満開の桜。
 
しかも、本番一時間前には遂にぱらつく小雨の歓迎。
 
機材上に迅速にテントが運ばれる。
 
「テントの中での演奏か・・・」
 
もうあきらめていたところ、奇跡的に本番直前に雨が止む。
 
「スサノオ様の天候の調整!」
 
本番直前、テントが取り除かれる。
 
 
 
 
 
川面に浮かぶ幻想的な篝火に、
 
 
 
 
 
いよいよ暗黒の中でのパフォーマンス。
 
私も忘れていた音での一枚岩との対話。
 
さらに不思議な事に、月など出る事のない一枚岩の稜線がほのかに輝き始め、垂直に天に向かう何本もの岩のオーラの筋を観る!
 
私の音は従来のダイナミクスを取り戻し、至福の感情が込み上げる。
 
素晴らしい熊野の大自然との対峙。
 
何か本当に、忘れていた大切な物を思い出す貴重な感謝の気持ち。
 
 
 
 
これはその時に出会ったかつての白虎社の照明のスタッフから戴いたメールです。紹介させて戴きます。
 
 
あの日の夜は、至福のひとときを過ごしました。
周りの自然環境までもが音に反応し、音に合わせて雲は流れ、風が吹き、
篝火の炎は舞い、川はさざ波を寄せてきました。
大岩の前で、音たちがうねりながら踊っている様子まで見えるようでした。
そして、カジカガエルの鳴声がコラボレーションして、いい感じに聴こえてきました。
 
 
ありがとうございました!
 
演奏が終わると同時に、雨が降り始め、
 
雨雲がかなりがまんしてくれたんだなと、
 
その夜は夜中中暴風雨が吹き荒れる。
 
 
やはりこの日もスサノオ様の御加護の元に。
 
 
 
古座川一枚岩の奇跡。

癒し音楽 MA RECORDS】 YASUNOBU MATSUO

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