正月三が日は寒気到来とかで大雪の被害にあっているところが多いらしが、ワタシの居住地では早朝はさすがに冷えるが雪が降らなかった。
のんびりと起き、購入したばかりの家電でお料理を試作してみたりしている。
ぜんざいは圧力鍋で作ってみたが1時間以内にあずきがおいしいお汁粉になった。これには感動した。
キャッチフレーズ「食べたい時にすぐできる」のそのままである。お汁粉は大好きなので大いに満足だ。
そして蒸し器で赤飯を炊いてみたが、これも小豆ともち米が、きれいに赤飯になった。が、ちょっと硬い気がする。
これは今後の課題だ。
石油ファンストーブにかじりついて、試作の成功に満足し、熱い紅茶に「レモンマーマレード」をいれて飲みながら
以下の本を読んでいる。
ただの料理本を超えている。深みを感じる。生活とは何か、高じて生きるとは何か、幸福とは何かが書かれているような気がするが
読むだけでなく実際に作って食べてみたい。
徹底的な昔の手作り料理の本だが、現在私が行っている最先端の便利な家電を求めて楽に料理をしたい心とあながち矛盾はしないと思う。昔、電化製品の三種の神器と呼ばれた、冷蔵庫、洗濯機、掃除機がいかに家事の重労働から主婦を救ったかはワタシの記憶に生々しく残っている。
私の母は寒いときも暑いときも洗濯物を川まで運んで手で洗っていた。そして毎日薪を割りお釜でご飯を炊いていた。
見ているだけで、それはそれは大変な重労働だった。経験知でそそ大変さを知っているから家事の労苦からできれば逃れたい、楽したいと思うことに罪悪感はない。しかしこうして本になり、読むと、懐かしい風物詩でありますね。また沢山の新しいアドバイスも発見できます。ゆっくり読んでいきたいです。しかし、なんでお料理嫌いだったワタクシがこういう方向に流れてきたのでしょうか?一言でいえば家族に手がかからなくなり、焦りまくった義務からゆとりの趣味になったからでしょうか?
男の料理に似ているかもしれない。趣味的で主体的に取り組めるところが。 いくら主夫でも主婦の重圧のかかった義務感覚とはちがうんじゃないの?若い人はかなり感覚ちがうみたいですけど。