台湾危機俊次反中を怒鳴る人々は、その時日本の頭上に降り注ぐミサイルの雨をリアルに想像する力がありません。能天気すぎませんか?
台湾で武力衝突になり、米軍が出ていく事態となったら、日本は中国の明らかな敵になります。
尖閣どころか、米軍の出撃基地、前線基地となる嘉手納、佐世保、岩国、横須賀、厚木、横田、三沢は衝突の開始とともに攻撃目標、さらに日本中枢への打撃として、東京、大阪は目標になるでしょう。
当たらなくても、原発立地にも飛んでくるかもしれません。 戦争のリアルを想定すれば、台湾での衝突は日本を再び焦土にすることにつながります。
軍事を知る田岡さんの見立ては、米国と中国の軍事のリアルを知る者の戦争の現実です。安全保障の要諦は、敵を作らぬこと、味方を増やすこと。戦争は最も愚かな手段です。 収録は、2021年12月15日