安倍首相とトランプ大統領との電話会談
官邸発表と海外メデイアを比較(日米でポイントの置き方がちがう)
トランプ米大統領、安倍首相が投資拡大に同意と明言
【2月15日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は14日、日本の対米投資拡大への同意を安倍晋三(Shinzo Abe)首相から取り付けたと明らかにした。
トランプ大統領はホワイトハウス(White House)で記者団と議員らに対し、「今日午前、日本の安倍首相と電話で話し、投資拡大や工場増設を提案した」と説明。「知っての通り、これまでにミシガン(Michigan)などの州にいくつか工場が来ることは発表されているが、もっと来てほしい」とした上で、「彼は、彼ら(日本側)がそうすると言明した」と述べた。
トランプ大統領は今週、日本、中国、韓国を含む対米貿易黒字国に対して「相互税」を課すと言明していた。ただし、提案の具体的な内容は明らかにされていない。(c)AFP
「安倍さん世界を見なよ」なんでも言う事きく便利屋じゃないんだから、独立国としてまともに交渉しろよ。トランプの要求と交換に世界でも希な日米地位協定変えろよ
平成30年2月14日トランプ米国大統領との電話会談についての会見
首相官邸 平成30年2月14日 https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201802/14kaiken.html 関連動画もあり
平成30年2月14日、安倍総理は、総理大臣公邸で会見を行いました。
総理は、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領との電話会談について、次のように述べました。
「トランプ大統領と1時間以上にわたって主に北朝鮮情勢について、率直な意見交換を行いました。また、現状の分析を詳細に行いました。
今、この瞬間も北朝鮮は核・ミサイル開発を続けている。この現実を直視しなければなりません。対話のための対話では意味がありません。
日本も米国も完全かつ検証可能、そして不可逆的な非核化を前提としない限り、意味ある対話はできないと考えています。
そして、北朝鮮の側から対話を求めてくるよう、北朝鮮に対して最大限の圧力をかけ続けていく。こうした点でトランプ大統領と完全に一致いたしました。日米同盟は全く揺らぐことはない。そして日米で引き続き緊密に連携してまいります。
そしてまた、経済対話についても少し話をいたしました。麻生副総理、そしてペンス副大統領の間で、大変生産的な対話が続いています。トランプ政権が誕生して以来、この1年間で日本企業の投資によって、2万5000人の雇用が生まれました。そして、今般のトランプ大統領による税制改革によって、更に日本企業の投資が増えていくことが期待されます。そうしたことについて、トランプ大統領と話をしたところであります。
基本的には北朝鮮の情勢について、しっかりと私とトランプ大統領の認識を一致させ、これからどのようにして北朝鮮の非核化を実現していくかということについて、しっかりと話をしたところであります。
改めて申し上げますが、日米の同盟関係は決して揺るがないということをこの電話会談で確認し、そして示すことができる、とこう思っています。ありがとうございました。」