東スポWEB によるストーリー • 1 時間(2024/2/19)
ヘンリー王子がチャールズ国王のがん療養に伴い、英王室に一時復帰したい意向を持っていると報道されているが、国王は王子が「現役王室としての生活に戻ることはできない」と考えているという。英紙ミラーが19日に報じた。
前日にはウィリアム皇太子が「可能性は0%」と断言していることが報じられたが、チャールズ国王も同じ考えだったようだ。国王ががんを公表し、ヘンリー王子は6日に対面を果たした後、国王の支援のために復帰の考えを持った。だが王室関係者はこの平和な会談後も状況は変わっておらず、国王はヘンリー王子が王室に戻る道はないと「断固とした意見」を持っているという。ただし息子との緊張した関係を修復することには前向きのようだ。
同関係者は「確かに国王とヘンリー王子は話をしました。これはたとえ一時的であっても王座に戻ることを意味するのでしょうか? 答えはノーです」と語った。別の関係者は「国王は治療を受けている間、他の家族に多くの仕事を任せるつもりはありません」と証言した。
米紙ニューヨーク・ポストの芸能サイト「ページ・シックス」でも王室関係者が「もし彼の父親が助けを求めたら、ヘンリー王子がノーと言うとは信じがたいし、彼は努力すると思う。しかしそれはヘンリー王子が自分から(国王に)求めるようなことではないと思う」と指摘している。
兄に続いて父親からも王室復帰を拒否されたヘンリー王子。和解への出口は見えないままだ。