とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

国際ニュース(2021/2/11木曜日):「祈り」に守られるタンザニア、コロナ感染拡大か

2021年02月11日 19時38分54秒 | 国際ニュース

AFPBB

 

「尖閣に日米安保適用」米国務長官、中国の領海侵犯への懸念表明

 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 日本 アジア・オセアニア 中国 中国・台湾 ]

【2月11日 AFP】アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国務長官は10日、茂木敏充(Toshimitsu Motegi)外相との電話会談で、日本の領海への中国船の侵入に対する懸念を表明し、日米が連携して対応していくことを確認した。

 米国務省のネッド・プライス(Ned Price)報道官によると、日米外相は「中国が新たな海警法制定に続き、尖閣諸島(Senkaku Islands)周辺で自己主張を強めていることへの懸念を表明した」。

「祈り」に守られるタンザニア、コロナ感染拡大か

 発信地:ダルエスサラーム/タンザニア [ タンザニア アフリカ ]

【2月9日 AFP】タンザニア政府はここ半年以上、祈りがタンザニアを新型コロナウイルスから守っていると、世界に向かって主張している。政府は新型ウイルスの感染抑制対策を講じるのを拒否しているが、「肺炎」による死者が複数確認されており、これに異を唱える声が高まっている。

 最大都市ダルエスサラーム(Dar es Salaam)の公立病院に勤める医師は、報復措置を恐れ、匿名で取材に応じた。「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で死亡する人もおり、感染も多数確認されている。しかし、新型ウイルスについて話すことはできない」

近隣諸国が国境を封鎖し、夜間外出禁止令やロックダウン(都市封鎖)を実施してもなお、ジョン・マグフリ(John Magufuli)大統領は新型ウイルスの深刻さを軽視し続けている。

 同国では昨年4月以降、感染者の報告がない。マグフリ氏は当時、ひそかにさまざまなものに新型ウイルスの検査を行ったところ、パパイア、ウズラ、ヤギなどが陽性反応を示したと明かした。

 またマグフリ氏は6月、祈りによってタンザニアは新型ウイルスから守られたとも主張した。「だからここにいる全員がマスクを着けていない。それは死を恐れていないからだろうか? 新型ウイルスがここには存在しないからだ」

 さらに、新型ウイルスに関する情報が拡散するのを取り締まる目的で、政府の許可なく致死性の病気や伝染病に関する情報の公開を禁止する法律が可決された。

 だが、マスクを着用し、新型ウイルスへの不安を口に出す国民もいる。

 バス停でマスクを着用していた人(28)は、「知人4人が同時期に亡くなった。重度の肺炎が死因だと聞いている。私は自分の命を守っている」と語った。

 一方、マグフリ氏は新型コロナウイルスワクチンについては、「危険」だと主張している。ドロシー・グビシアニ(Dorothy Gwajima)保健相は、ワクチンを輸入する計画はないと述べた。

 マグフリ大統領は先月、国内にいまだ新型ウイルスが存在している可能性を認めた。だが、一部の国民が海外でワクチンを接種し、「奇妙なコロナウイルスを持ち帰る羽目になった」ためだと主張している。

 さらに、「われわれは、この危険な病気との闘いにおいて、神を最優先しなければならない。だが、それと同時に予防措置を講じて、自身の身を守らなければならない」と述べた。(c)AFP

「猫じゃありません」リモート裁判で弁護士のフィルター外れず、米

 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【2月11日 AFP】米テキサス州の弁護士がビデオ会議サービス「ズーム(Zoom)」を利用して審理に参加した際に画面設定の猫フィルターが外せなくなり、猫の姿のまま判事に話し続けるハプニングがあり、新型コロナウイルスの影響でリモートワークが広まったこの時期に発生したビデオ会議の愉快なトラブルとして、世界中で拡散された。

 

Lawyer uses Zoom filter by mistake - 'I'm not a cat' - BBC News
 

アメリカ大陸最古の遺跡、不法占拠で危機的状況に ペルー

 発信地:カラル/ペルー [ ペルー 中南米 ]

【2月11日 AFP】5000年前から残る南北アメリカ大陸最古の遺跡が、不法占拠の問題に直面している。遺跡を占拠している人々は、コロナ禍で他の選択肢がないため仕方がないとしている。

 不法占拠の問題が起きているのは、ペルーのカラル(Caral)遺跡で状況は深刻だ。遺跡を発見し、調査を進める考古学者のルース・シェーディー(Ruth Shady)氏に対しては、作業を中断しないと殺害するとの脅迫まで届いている。

 複数の考古学者らは、コロナ禍による全国的なロックダウン(都市封鎖)が実施された昨年3月ごろから、不法占拠および破壊行為が始まったとAFPの取材チームに話した。

 そのうちの一人、ダニエル・マイタ(Daniel Mayta)氏は、「国有財産であるこの遺跡に侵入し、食べる目的で植物を栽培している」と説明した。

「5000年前の文明の証しを破壊する、非常に有害な行為だ」

 

Caral: the Peruvian archaeological site threatened by illegal construction | AFP

 

森会長が辞任の意向、12日表明へ 女性差別発言で

 発信地:東京

【2月11日 AFP】東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)の森喜朗(Yoshiro Mori)会長(83)が、国内外で怒りを招いている女性差別発言をめぐり辞任する方向になったと、複数メディアが11日に報じた。

 国内の複数メディアは匿名の情報筋の話として、森会長が関係者に辞任の意向を示し、12日の会合で表明すると伝えたと報じている。森会長は前週、女性は簡潔に話すことができないなどと発言し、辞任を求める声が高まっていた。(c)AFP

 

SPUTNIK

 

 

新型コロナウイルス
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新型コロナウイルスが重症化した際の製薬の効果に関するデータが十分ではないにも関わらず、同ウイルスの新しい菌株が確認された国々ではアストラゼネカ社製ワクチンの利用が推奨されている。
世界保健機関(WHO)の免疫の専門家グループが、南アフリカや英国で確認された菌株に対するワクチンの効果について研究を行なった。

アストラゼネカ社製ワクチンは英国で発見されたウイルスに対する高い効果を示した。しかし、南アフリカで確認された菌株に関する研究では、同グループの責任者であるアレハンドロ・クラビオト氏は、「中間分析では、軽度または中度の症状に対しワクチンの効果の低下が見られた」と指摘した。

しかし、同氏は、試験量が少ない中では南アフリカの菌株による重症化ケースでワクチンにどの程度効果があるかについて意見を言うことはできないと強調した

 
新型コロナウイルス
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 スペインはアストラゼネカ製の新型コロナウイルスのワクチンの高齢者向けの接種を行わないと決定した。アストラゼネカ製のワクチン接種は55歳未満の市民に限定して行われる。ザ・ローカル紙が報じた。

スペイン保健省はこれにより、アストラゼネカ製ワクチンの安全性と有効性のデータは高齢者向けの接種には不十分とする欧州の他の諸国の医師らの進言を聞き入れたことになる。

現在のスペインでは、4600万人の人口のうち200万人超が接種済で保健省は今年夏までに全国民の70%以上の接種を完了させる計画を進めている。

英国とスウェーデンの合同製薬会社アストラゼネカ製のワクチンの問題については南アフリカでも指摘されている。南アの研究者らからは、蔓延するウイルスの菌株への同ワクチンの有効性を疑問視する声があげられ、補足の調査が終了するまで、接種は一時中断されている。

これより前、韓国はアストラゼネカのワクチンを承認したものの、65歳以上の市民への接種は慎重に行うよう呼び掛けている

米国
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 トランプ氏主導によるOracle社およびWalmart社に対する米国のTikTokセグメントの強制的な売却取引が無期限停止となる。その理由は、バイデン新政権が企業側からの潜在的な脅威を再度評価したことにある。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。

2020年に当時のトランプ大統領は、将来的に米国アプリのセグメントを販売するためにTikTokを禁止することを決定した。トランプ氏は自身の決定について、このサービスは、同氏によれば、米国人の個人情報を中国当局に提供しており、そのことを危ぐしていると説明した。

TikTokは裁判を通じて販売に関する要望について訴えようと試みたが、そのことから米国でのアプリのブロックが再三延長されることとなった。

報道によれば、米国のバイデン政権は、米国ユーザーのデータをTikTokが収集することによる情報セキュリティーに関する潜在的脅威の評価と独自調査の実施を決定した。

アジア
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筆者 : 
 今後10年で、アジア太平洋地域は、航空宇宙防衛機器の供給先として最大の市場となるだろう。この分野でもっとも権威ある雑誌の一つである「アヴィエーション・ウィーク&スペース・テクノロジー」は、航空展アエロ・インディアを総括し、このような予測を示した。2021年、航空展は2月3日から5日にかけて、インドのバンガロールにある科学産業センターで開かれた。
 
オピニオン
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筆者 : 
日本の海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が、2021年2月8日午前、高知県足摺岬沖で貨物船と衝突し、大きく取り上げられているが、報道は誇張されすぎではないだろうか。たとえば、米シンクタンク、ランド研究所のアナリストで海軍士官のブラッドリー・マーティン氏は、そうりゅうは衝突の後、潜航できない状態であるとの見方を示した。また潜水艦の船員らが十分に訓練されていなかったのではないかとの見解も出ている。

「スプートニク」は、手元にある、海上保安部が航空機から撮影した損傷後のそうりゅうの写真を基に、事故について検証してみたい。

損傷の程度

写真では、船体中央から横に延びる潜舵の右舵側に損傷を受けているのが分かる。また同じく右側の艦橋にも衝突によるゆがみが見られる。

 

さらに潜望鏡と通信用のアンテナも、おそらく艦橋のゆがみによって損傷を受けた。そのため乗員は衝突事故について通報できず、携帯電話を使ってようやく司令部に連絡を取ることができた。

これ以外に、とりわけ沈没の危険性を思わせるような損傷は写真では確認できない。

報道で伝えられているような損傷、また写真で確認できるような損傷であれば、潜水艦は戦闘能力を維持することができ、潜水も可能である。潜航や浮上は艦首部と艦尾部の潜舵を使って行われるが、艦尾部の潜舵のみでも操縦することができる。たとえば、ソ連海軍の潜水艦は、戦時中、同じような損傷を受け、それを修理できないまま、作戦海域に留まり、航行を続けた。

現在は戦争状態ではないことから、そうりゅうの艦長は浮上し、修理のため、基地に戻るべきだと判断したと見られる。

深刻な打撃はほぼ回避 

潜水艦と大型船が衝突した場合、潜水艦が沈没することがある。1981年10月21日、ソ連の潜水艦S178が冷蔵運搬船と衝突するという事故が発生した。艦首に受けた衝撃は潜水艦の中央まで達し、潜水艦は40秒で沈没、32人が死亡した。

今回の事故でそうりゅうと衝突した貨物船オーシャン・アルテミスの排水量は約5万トン、そうりゅうは4,200トン。つまり、貨物船の排水量はそうりゅうの12倍ということになる。船の大きさを比べても、貨物船は全長229メートル、幅38メートル、一方のそうりゅうは全長84メートル、幅9メートルである。

もしこの2隻が正面衝突したなら、潜水艦は間違いなく沈没していただろう。船と船の衝突では、より小さい船がより大きな損傷を受けるのである。

今回の事故でそうりゅうは船のもっとも上の部分に損傷を受けていることから、船が潜水状態にあったことは明白である。貨物船の吃水は14.9メートル、潜水艦は水深およそ14メートルを航行していた。これは潜望鏡を使用できる深さである。

船体の上部および潜舵の損傷は、船体の端の接触によるものであることを物語っている。おそらく、そうりゅうはキール(竜骨)などの突出した部分に接触したのであろう。

写真では、艦首部分の潜舵に損傷を受けたそうりゅうが潜水した状態で映っている。潜水艦は潜航し、衝突を回避しようとし、それにほぼ成功した。そうりゅうは貨物船から1メートルほど離れることができたのである。

 

何が起きたのか?

これらの状況に照らすと、どのように事故が起きたのかを順序立てて推測するのはそれほど難しいことではない。

潜水艦は潜望鏡が使える水面近くの深さにまで浮上した。

アクティブソナーは、水中で魚雷の誘導のためにしか使われない。周囲の艦艇の探知には、水中音響ステーションが使われる(スクリュー音を検知する)。しかし、この水中音響ステーションは水深の浅い場所では、波の音で歪みが生じるため、あまりうまく機能しない。また漂流する船や速度の遅い船を発見することもできない。そこで乗員たちは、浮上する際、必ず潜望鏡で水平方向の全周外景を確認する。

潜望鏡で船員たちは、貨物船が危険な距離にあることを確認したため、艦長は潜水し、衝突を避ける方向に旋回するよう指示を出した。しかし、ほんの少し間に合わず、接触してしまったのだろう。船員の行動は正しく、迅速に行われた。少しでも措置が遅れていたら、船は沈没していただろう。

そうりゅうは水中で衝突位置を離れ、その後、浮上し、基地に戻ると判断した。

潜水艦にとって、浮上はいつでも危険な動きである。今回の事故はおそらくいくつかの状況が重なって起きたものだと考えられる。

テック&サイエンス
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ロシアの新型コロナワクチン (78)
 米紙ワシントン・ポスト電子版は10日、ロシアで開発された新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」について、以前は批判を受け、過小評価されていたが、その利点のおかげで世界的な成功を収める可能性があるとの記事を掲載した。

同紙の記事では「そのおかげでソ連がそもそもの初めから宇宙開発競争で米国を追い越した世界初の衛星にちなんで名付けられた『スプートニクV』は、今や世界的なサクセスストーリーとなることができるような様相を見せ始めている」と指摘されている。記事では、先週、英医学誌ランセットに「スプートニクV」の臨床試験(治験)第3相の結果が掲載されたことに言及されている。それによると、「スプートニクV」は世界で最も安全かつ効果的なワクチンの1つであることがわかった。これらのデータは、スプートニクVを「有名なファイザーとバイオンテック及びモデルナのワクチンと同列」に置いている。

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