とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

アフガニスタン;イギリス人 はアフガンの泥沼を再認識する(動画を追加)

2009年07月17日 10時37分24秒 | 地理・歴史・外国(時事問題も含む)
 Les Britanniques redécouvrent le bourbier afghan
                       Le 3e bataillon du régiment royal d'Ecosse patrouille, vendredi 10 juillet, dans la province d'Helmand, au sud du pays.
REUTERS/AHMAD MASOOD
(スコットランド王国歩兵第3大隊が、7月10日金曜日、アフガン南部Helmand地方にてパトロールする。)

LONDRES CORRESPONDANTE(ロンドン特派員)

Les troupes britanniques en Afghanistan ont rendu hommage, lundi 13 juillet, aux huit soldats morts pour la Couronne jeudi et vendredi. Trois d'entre eux avaient à peine 18 ans, trois autres étaient pères de famille. La cérémonie s'est tenue à Camp Bastion, la principale base militaire du Royaume-Uni, située dans la province d'Helmand (Sud).

アフガニスターンのイギリス軍は、7月13日月曜日に、木曜日と金曜日に王国のために命を捧げた8人の兵士に敬意を払った。8人のうち3人は弱冠18歳、他の3人は一家の父親であった。式典はバション基地で行われた。そこはHelmand地方(南部)にある英軍の主要基地である。

 
Ce même jour, à quelques milliers de kilomètres, le premier ministre britannique, Gordon Brown, a tenté d'expliquer devant la Chambre des communes pourquoi ces jeunes hommes étaient tombés pour la patrie. La raison d'être de cette guerre, qui a commencé en 2001 au lendemain du 11-Septembre, a-t-il répété, c'est de briser "la chaîne du terrorisme" qui part, selon lui, des reliefs afghans pour arriver dans les villes britanniques.
 
その同じ日、数千キロかなたで、イギリス首相のゴードン・ブラウンが英国下院を前にして、何故これらの若者たちが祖国のために死んだのか説明を試みていた。この戦争に参加している理由、2001年に9月11日の直後に始まった戦争、彼はくりかえした、それは ”テロリズムの連鎖” をうち砕くことだ。ブラウンによれば、テロリズはアフガンで盛り上がりイギリスの諸都市に到達する。

Le chef du gouvernement devait initialement rendre compte aux députés des résultats du G8, qui s'est tenu en Italie du 8 au 10 juillet. Mais devant l'émotion suscitée par la multiplication des pertes en Afghanistan - le début du mois de juillet est déjà le plus sanglant depuis le commencement de la guerre, avec quinze morts - et la montée des critiques contre sa gestion du conflit, il a modifié son ordre du jour.

首相は当初下院議員に7月8日から10日までイタリアで行われたG8の結果報告をするつもりでいた。けれどアフガニスターンで増大する死者数ー7月の初旬ではすでに、15人の死者をだし、戦争開始から最も流血が激しくなっているーと、彼の戦争問題に対する批判が高まり、かきたてられた動揺を前にして予定議題を変更した。

L'intervention britannique en Afghanistan a désormais tué plus de soldats que le conflit en Irak, soit 184 contre 179. Et alors que la guerre contre les talibans faisait jusqu'ici l'objet d'un relatif consensus - contrairement à l'intervention en Irak qui va s'achever d'ici à la fin juillet -, elle soulève aujourd'hui de plus en plus de questions.

アフガニスタンへのイギリスの介入は、今ではイラク戦争より多くの兵士の死者を出している。つまり179人に対し184人だ。タリバーンに対する戦争は今日にいたるまで限られた同意の対象になっていたのだがー今から7月末に終わろうとしているイラクへの介入とは反対にー今日ではますます問題を引き起こしている。

Non qu'elle apparaisse moins légitime qu'à ses débuts, il y a huit ans. Aucun parti politique représenté à Westminster ne conteste la décision prise par l'ex-premier ministre Tony Blair et endossée par M. Brown d'aller en Afghanistan. Et si certains, comme Nick Clegg, le leader des libéraux démocrates, se demandent désormais si son pays n'est pas en train de "gâcher" inutilement des vies, ils restent minoritaires. L'opinion publique, d'ailleurs, n'a pas basculé dans une opposition radicale. Selon un sondage réalisé le 11 juillet par ICM pour le Guardian et la BBC, 46 % des personnes interrogées soutiennent l'intervention, au lieu de 31 % en 2006. Et 47 % y sont opposées, contre 53 % il y a trois ans.

 8年前の始まりより正当性がないように思えるようになったからではない。ウエストミンスターで人々の代表者であるどの政党も前首相のトニー・ブレアによりなされ、ブラウン首相が引き継いだアフガニスターンへ行くという決定に、異議をとなえない。それで、リベラル・デモクラットのリーダーである Nick Cleggのような人々が、イギリスは現在無益に命を”損な”いつつあるのではないかと自問するが、少数意見にとどまる。そもそも世論は過激な異議申し立てでひっくりかえらなかった。ガーディアン紙やBBCのためにICMにより行われた7月11日の調査によると、2006年の31%に対して、46%が介入を支持している。そして3年前の53%に対し、47%が反対している。

(字数制限のため、以下、原文を省略します)

  反面、これは議論の役目を果たし、対立を割り当てる手段である。だが6月23日から英軍はアフガンの米軍と共に、タリバーンの領地 Helmand地方でタリバーンにねらいを定めた ”豹の爪”作戦に軍隊を差し向けた。「言語道談だ。我々の軍隊が Helmandで必死に必要としているヘリコプターを今もなお持っていないとは」と、保守党の党首David Cameronが最近がんがん言った。政府が予算を軍部隊の背後で節約していると非難した。彼はまた装甲車の不足数を公然と非難した。アフガニスタンで死亡した兵士の3/4が、地雷かリモートコントロールの爆弾の被害者であるにもかかわらずにと。

「我々の部隊に、出来る限り身を守るに必要な必需備品を提供するのは我々の義務である」と、月曜日、国防大臣の Bob Ainsworthが回答した。けれど大臣はさらに言葉を付け足した。兵士たちは”タリバンと取っ組みあう戦闘”に志願しているのだ。その戦闘は”リスクなし”とはいかない。そして”単に装甲車やヘリコプターの中にひきこんでいるのは許されないのだ”。

 ”我々は必要な財源は持っている”と、ブラウン首相は下院議員たちの前でしのいだ。英国は、3年前は7億冊だったのに、今年は30億冊以上の本をアフガンへ送くるのにお金を使っていると強調した。とりわけ軍隊の最高官たちの間で多くの声が援軍を要求しているのに、首相は彼らにはもっかのところ根拠がないと判断したのだ。

 わずか8,300人の兵士がアフガニスタンへ送られている。そして軍隊は援軍として700人を送ったところだ。大統領選や地方選が8月20日に予定されているというのにだ。政府は、ひとたび投票をやりすごせば、夏の終わりには兵士たちを帰国させるかどうか決断するだろう。アメリカはさらに熱心に自分たちと連座する要望を強めたが、ブラウン首相はアフガン政府が自力でさらなる手段を獲得できると思っている。

 月曜日、首相は特に次のことを納得させたがった。Helmand における英国の存在は有用であったしタリバンに勝つことは可能であった。”我らの部隊はモラルをもっている”ごく最近の悲劇にもかかわらずに。なぜなら部隊は”成果を得ている”からだと、首相は断言した。

 日曜日、Hamid Karzaïの政府は、初めて、”豹の爪”作戦に関する算定された情報を提供した。”我々は戦闘する敵を150人から200人殺した”と内務省が明らかにした。

Virginie Malingre

(ざっくり訳してみましたが、アフガン情勢は本当のところ、どうなっているのか、正直言って、いまいち理解できません。アフガン民間人の死者数はこんな数字ではなく、はるかに膨大であるはずです。このようにしてさまざまな多くの人の生命をうばっているこの戦争?の正当性は、いまだにあるとは思えません。日本も後方支援で参加してしまったのが、残念です)←字数制限のため修正

追記7・18(動画追加)アフガニスタンで死んだ英兵士の遺体の帰還

Les dépouilles des huit soldats britanniques tués la semaine dernière en Afghanistan ont été rapatriées en Grande-Bretagne le 14 juillet 2009.

アフガニスタンで先週死んだ8人の英兵士の遺体は、7月14日火曜日、本国イギリスへ送還された。8つの棺は軍用機でLynehamの空軍基地へ運ばれた。Wootton Bassettの街では葬列の近くに大勢の人が集まった。

http://www.lemonde.fr/europe/video/2009/07/15/retour-des-corps-des-soldats-britanniques-tues-en-afghanistan_1219156_3214.html#ens_id=1191850

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