最近更新が少なく、また一番書きたい児童書の記述がないのを本人の私が一番残念に思っております。
コメントにもあまりお返事できなくてすみません。
せめてフランスの昔話に材を得た童話をご紹介します。前にもしたかもしれません。
おもしろかったのでもう一度。
完訳 ペロー童話集 (岩波文庫)
1982/7/16
シャルル ペロー、 Charles Perrault
豪華ですよ。「シンデレラ」「眠れる森の美女」「赤ずきんちゃん」「長靴をはいた猫」その他たくさんの元話が載っています。
どの本でしたか、「おとぎばなしのパロディ」があり「いいか、どの森にも飢えたオオカミ1匹と貧しい木こりが1人、それに妖精が一人と人食い鬼が必ず住んでいると決まっているのさ」(うろ覚え)という児童むけ中編集が面白いと感じましたが(残念ながら邦訳はまだでていない)、このペロー本を読むと、フランス人は「人食い鬼」が大好きなのがよく分かります。
なにしろ「眠れる森の美女」の元話では、王子さまが眠ってる姫さまにキスをして、姫が目覚める。二人は結婚する。それでめでたしめでたしとはなっていない。続きがあるのです。二人は結婚して王子さまのお城で生活し始める。姫はかわいらしい子供を2人産む。ところが王子の母親は実は「人食い鬼」だった。やわらかそうな姫の子どもが食べたくてしょうがなくなる。こんなふうに話が続くから結末が楽しみですよ~。
9周年祝いにハリオの紅茶ポットを購入。ちょうど今日届きました。
やはりガラス器はお茶の色が見えて良い。ハリオ製品は安くて工夫が繊細でスマートなのでそのセンス大好きです。
ジャムはまだマイブームが続いていて、新作は「ネーブルオレンジのマーマーレード」。これが香りよし、味よしで満足です。
殺伐とした話、脱力する話が多い中、せめて紅茶をゆったりと飲みたいです。