"クラシック音楽のクロスオーバー (by ウイキペデア)
1990年代から、クラシック音楽とポピュラー音楽がクロスオーバーしたサウンドのブームが始まっており、クラシカル・クロスオーバーと呼ばれている。このジャンルの基本的なアレンジは、オーケストラを生かしたポップス(ロックやエレクトロニカ等を含む)系の演奏をバックに声楽を活かした旋律を歌うものが多い。
このジャンルの起爆剤となったのは、サラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリのデュエット「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」(1996年)と見られている。この曲は全世界で2,500万枚以上を売り上げたとされ、このジャンルのスタンダードになった。また、これ以後追従する歌手が爆発的に増えることになった。増田いずみはこのジャンルをポップ・オペラ、またイル・ディーヴォはポペラと呼んでいる。音楽評論家の片桐卓也は、このジャンルの隆盛の背景として「クラシック界の中核を担う40、50歳代の音楽家は、若いころ、ごく自然にロックやポップスに親しんできた世代で、ポピュラー音楽を取り上げることに抵抗感のない人が多い」ことを挙げている[1]。
日本でのクラシカル・クロスオーバーの人気も近年とくに高く、草分けとなった前述の増田を始め、多くの歌手が活動している。2005年に、本田美奈子.のアルバム『アメイジング・グレイス』が日本人歌手によるクラシック・アルバムとしては初めてオリコンチャートトップ10入り(7位)を果たし[2]、秋川雅史の「千の風になって」が2007年のオリコン年間シングルチャートで第1位となった[3]ことなどはその象徴と言える。Ken Katayamaを始め、今までクラシックの世界で活躍してきたアーティストが独自の活動を始めている。カノンやYucca、春花など若手歌手の活動も注目を集めるようになってきている。"
A time for us - Love theme from '"Romeo & Juliet" (song by Japanese soprano, Masuda Izumi)
a time for us (audio only) - Romeo & Juliet , Nino Rota
(PV)本田美奈子 -AmazingGrace
千の風になって 秋川雅史