「黙らせろ」尾身会長の”謀反”に菅首相が激怒 意地の張り合いで権力闘争が激化
【写真】ポスト菅の”大穴”はこの人
東京五輪・パラリンピック開催をめぐり連日、新型コロナウイルス感染リスクについて強い警告を発している政府対策分科会の尾身茂会長に対し、菅義偉首相が激怒しているという。
「『黙らせろ。専門家の立場を踏み超え勘違いしている。首相にでもなったつもりなんじゃないか』などと怒りを爆発させています。尾身会長を菅首相が最近、ひどく疎んじているのは間違いありません。もともと御用学者として側に置いていた尾身会長が謀反を起こし、自分の敵になったという意識が日に日に強くなっています」(政府関係者)(後略)
東京五輪で「途上国にウイルスわたる可能性」 尾身会長が指摘
毎日新聞 2021/6/3 17:18(最終更新 6/4 11:50) English version 469文字
政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の尾身茂会長は3日の参院厚生労働委員会で、東京オリンピック・パラリンピックで日本から発展途上国にウイルスがわたるリスクがあると指摘した。打越さく良参院議員(立憲民主)への答弁。
岩手県久慈市の聖火リレーに参加し、岩手のみなさま、日本全国のみなさまと元気を分かち合いたいと考えておりました
しかし、ここ最近の新型コロナウィルス変異株の拡大により、わたしの住む東京都や各地での緊急事態宣言延長を鑑み、考え抜き、久慈市役所の方とも相談の末、参加を辞退させていただく決断をいたしました。
橋本会長「尾身氏の指摘、重く受け止める」
配信 産経新聞
東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は4日の定例会見で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が、大会規模を最小化するよう求めていることについて「尾身会長の発言は非常に重要で、重く受け止めなければいけない。より簡素化、最適化に向け一層の努力をしていかなければ、国民にご理解いただけない」と述べた。 尾身氏は大会開催で人流が増加し、感染拡大のリスクが高まるとも指摘している。橋本氏は「政府や東京都と連携し、どのように抑えていくかが必要」とし、人流抑制へ向け過去大会の検証や医科学的なデータ提示の必要性にも言及した。 6月中に決める観客数の上限については「政府の基準に則って適切に進めていきたい」と述べ、国内スポーツイベントなどの上限規制に準じることを基本に判断すべきと強調。海外メディアからコロナの状況に関わらず大会を開催するか問われると「組織委は大会を開催するために(都などから)委託された団体。100%開催ができるよう、準備していくのが使命だ」と述べた。