ミシュラン5年連続一つ星フランス料理店「Ode」のオーナーシェフ逮捕 人身事故で新聞配達員の男性重体 “飲酒運転”の疑いも© FNNプライムオンライン
視聴者が撮影した写真に映っていたのは、道路脇に横たわるバイク。すぐ横には新聞が散乱しています。さらに、奥にはフロントの右側部分が割れた乗用車も。
7月21日午前3時半頃、東京・杉並区の道路を走行中の乗用車が、反対車線にはみ出し、対向車線を走っていたバイクと正面衝突しました。
バイクを運転していた新聞配達員の男性は、頭などを強く打ち、病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
見通しもよく、交通量も多くない道路で、なぜ事故は起きたのでしょうか?
“丁寧で責任感のあるリーダー” 一方で飲酒運転の疑い
「弊社オーナーシェフ生井祐介が、乗用車で人身事故を起こしたことで、多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」
22日、HP上で営業自粛を発表した人気フランス料理店「Ode」。
店を訪れた事があるという人に話を聞くと、生井容疑者は「気さくで、優しそうな、丁寧な姿勢の人」だったといいます。
また、生井容疑者の元同僚は、彼の人柄について。
生井容疑者の元同僚:
責任感を若い子に勉強させてあげられるような取り組みをしていたので。リーダーシップはしっかり取っていた。
客や元同僚から聞こえてきたのは、“丁寧で責任感のあるリーダー”という印象。
しかし、今回起こした事故ではそんな人物像とは異なる、“ある疑い“が掛けられていました。
それは「飲酒運転」です。
警視庁によると、逮捕された生井容疑者の呼気からは、基準値を超えるアルコールを検出されており、飲酒運転の疑いでも捜査を進めているといいます。
事故発生直後、男性が救急搬送される際に現場にいたという被害男性の同僚は、現在の容体についてこう話します。
被害男性の同僚:
きのう、病院に行ったが面会すらできなかった。詳しい容体も聞かされておらず、職場復帰できないのではないかと心配です。