今月24日に開幕する東京パラリンピックに関連して、海外から来日したメディアや大会の関係者など、新たに18人が新型コロナウイルスに感染したことが分かり、1日の発表としてはこれまでで最も多くなりました。
大会組織委員会が18日発表した、東京パラリンピックに関連して新型コロナの検査で陽性反応を示した人は18人でした。
このうち海外から来日したのは6人で、メディア関係者が4人、大会関係者と委託業者がそれぞれ1人となっていて、いずれも来日後14日間の隔離期間を過ぎているということです。
残りの12人は日本在住で、委託業者が10人、ボランティアと組織委員会の職員がそれぞれ1人となっています。
組織委員会は、パラリンピック関連の感染者数を今月12日から発表していますが、1日の発表としてはこれまでで最も多くなりました。
オリンピック関連 新たに4人陽性反応
これで組織委員会が先月1日から発表している国内と海外を合わせた感染者の累計は、オリンピック関連が544人、パラリンピック関連が58人の、合わせて602人となりました。
丸川五輪相、野党追及に「確認中」繰り返す 平田前事務局長の文春報道に
丸川珠代五輪相(50)が18日、衆院内閣委員会の閉会中審査に出席した。13日に辞任した内閣官房東京五輪・パラリンピック推進本部の平田竹男前事務局長が約3年間、「RIZAP GOLF」から計400万円以上のゴルフレッスンを無料で受け、レッスンに公用車を使用していたと文春オンラインで報じられたことについて、野党から質問を受けた。
立憲民主党の今井雅人議員から、平田氏の無料ゴルフレッスンと公用車使用の事実関係について質問を受けると「確認を行っている。公用車使用については『業務の必要に応じて、適切に使用としていた』とご本人が話していたとのことだった。ご本人は『重く受け止め、反省している』と述べられているとのことです」と答えた。
報道からすでに10日以上経過しているだけに、いまだ「確認中」とした丸川氏に対し、今井氏は「隠すのですか」と追及した。丸川氏は「まさに現在、確認しているところです。何かを隠しているというわけではございません。オリパラ事務局から、つまり事務方から事実関係について、引き続き情報収集している」と、この日も「確認中」を繰り返した。
今井氏が「確認したら説明してください」と念押しすると「そういうことで、しっかり確認したいと思います」と答えた。
報道を受け、丸川氏は10日の閣議後会見で、事実関係を「確認中」と繰り返した。野党は11日、国会で合同ヒアリングを開き、問題を追及。平田氏は同日、官邸で取材に応じ「事実関係を確認中」としたほか、公用車使用について「(記憶には)あんまりない」と答えていた。疑惑が解明されないまま、13日に平田氏が辞任した。
東京湾でパラリンピック警備員の男性死亡
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