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インターポールの孟前総裁、収賄の罪で懲役13年6月の有罪判決 中国
【1月21日 AFP】(更新、写真追加)中国の裁判所は21日、国際刑事警察機構(インターポール、Interpol、ICPO)前総裁の孟宏偉(Meng Hongwei)氏に対し、収賄の罪で懲役13年6月の有罪判決を言い渡した。
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孟前総裁は、インターポールの本部があるフランスから中国を訪問した際に行方不明になった。後に収賄罪に問われ、中国共産党から除名されていた。
天津(Tianjin)市の中級人民法院(地裁)は同日、前総裁に懲役刑の他、罰金200万元(約3190万円)の罰金刑を言い渡した。
また、前総裁は「あらゆる犯罪事実について正直に自白」ており、上訴する意向は示していないと明かした。
昨年6月、同裁判所は、孟前総裁が自身の地位と立場を悪用して「不当な利益を追求」し、収賄を重ねたと指摘。前総裁は、210万元(約3300万円)の賄賂を受け取ったことを認めていた。
一方で前総裁の妻は、自身と2人の子が拉致の標的にされる恐れがあるとの懸念を訴え、フランス当局が昨年、妻の政治亡命を認めた。(c)AFP
Ex-Interpol chief admits to bribery in China
イラン当局、ウクライナ機へのミサイル2発の発射認める
【1月21日 AFP】(更新)イランでウクライナの旅客機が撃墜されたことをめぐり、イランの民間航空当局は20日夜、ミサイル2発が同機に向けて発射されていたことを認めた。ウェブサイト上に掲載した予備報告で明らかにした。
同当局は「調査官らが、トールM1(Tor-M1)ミサイル2基が同機に向かって発射されたことを突き止めた」と述べている。
プーチン氏のロシア憲法改正案 ポイントを見る
【1月21日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領(67)が20日、憲法改正案を議会に提出した。
プーチン氏はわずか数日前に行った年次教書演説で憲法改正の意志を明らかにしていた。すかさず提出した憲法改正案では、次期大統領の任期短縮や、大統領権限の一部を下院や国家評議会(State Council)に移すことなどロシアの政治体制の大幅な改革が示されている。一方で、自らの任期終了後も権力掌握を維持したいプーチン氏による「改憲クーデター」だと批判する声も上がっている。
【解説】ヘンリー王子夫妻の今後は? 呼称や生計、王室復帰の可能性
【1月21日 AFP】英王室からの離脱を発表したヘンリー王子(Prince Harry)と妻のメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)の今後について、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)との取り決めの一環として、王族の称号を返上しなければならないということは明確になっている。
それ以外について、現時点で分かっていることをまとめた。
■今後の呼称は?
ヘンリー王子夫妻は「王室メンバーとして公務を行わなくなる」ため、「HRH(殿下・妃殿下)」と呼ばれる権利を失う。1996年に王子の亡き母ダイアナ元皇太子妃(Princess Diana)がチャールズ皇太子(Prince Charles)と離婚し、エリザベス女王を失望させたときに似ている。
元王室報道官のディッキー・アービター(Dickie Arbiter)氏は19日の大衆紙サン(The Sun)に寄稿し、「HRH」の称号の喪失が王室の真の歴史をつくってきたと述べている。
「エドワード8世(King Edward VIII)が(1936年に)退位したときも、国王陛下の称号を取り上げられ、ウィンザー公爵殿下の称号が与えられた」
アービター氏はダイアナ元妃については王室に生まれたわけではなく、結婚によって妃殿下の称号が与えられたと指摘している。ヘンリー王子夫妻の正式な呼称は今後、「サセックス公爵」と「サセックス公爵夫人」になるだろうとしている。