28日というのは、我が家の生活費の切り替え日である。前日の27日には「35円の家計簿」を取り出してきていつも1カ月分の収支決算をする。
細々と倹約して暮らしているつもりでも、なんだかんだと、合計はかなりなものになってしまう。
それでもわずかながら貯金ができたのは目出度い。
夫が厚生年金を受給しはじめた。まだ働いているせいであろうか?ぞっとするほど小額である。
消えた厚生年金の謎が解けてきた。つまりは運用をしくじって(バクチ)デリバティブで大穴を出したな。どうしてくれる!(これからです。追求は。)
まだ年金はさがるのだろうか?果たして後期高齢者になったら、医療機関にかかれるのだろうか?いま現在医療機関にかからねばならないお年寄りのことを考えると胸がつまる。入院するのには保険の自己負担分の他に、差額ベッド代が非常に高いから大変ですよ。
自分自身も自衛のために少しでも預金をしておかねばならないと、暗澹たる思いで家計簿を閉じた。
28日に家計が切り替わり、生活費が入ってきても少しもうれしくない。なんか気分が重くなってしまった。
しかし、人間というものは「使ってはならない。消費はひかえろ」とあまりにも強く念じるとかえって消費するものである。
28日の消費一覧:歩きづらくなった母のために、ウエストがゴムの冬のズボン2着買う。送料込みで約1万円(少しでもしっかりした素材を求めたら日本製だった)
自分のために買ったものは、すべて中国製だった。(これは単なる偶然か?)ふわふわうさぎ状のアクリル製ベレー帽。これは端をおりたたんでかぶるとベレーになり、端をのばすと長くなり耳までかぶさるふつうの帽子になる、約2000円。黄色い毛糸(アクリルだった!)のセーター、1050円。ぱつぱつジーンズ2本、各990円。
そして最後は、「かわいいポインセチア」、1000円也。――これはみっけもの。下に水のはいったコップがついており下から吸水するハイドロカルチャー。市場(いちば)には少量しかでていなかったので、店長が必死になって獲得して仕入れてきたのだそうだ。生産者・生産地にこだわり、ポインセチアが一番得意な生産者は○○さんだなどと言っている店長のことだから、日本製だと思うけど.....私も初めて見ました。お店には豪華なポインセチアがたくさんあったので、買う時にはちょっと寂しかったが、このハイドロカルチャーはよく売れているということでした。自宅に戻り緑のポトスがふさふさしている棚に置いたら、赤が映え(はえ)て、これが意外とモダンでとてもよかった。
昨年のポインセチアは枯らしてしまった。水をやりすぎたようだ。日当たりも十分でなかった。この低木はメキシコ原産だ。温度も適切ではなかったようだ。外国種は育てるのがむずかしい。
はぁ~、気分は重いが、少し散財したらうっぷんばらしになった。(矛盾したはなしだが)