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とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

転載:イラク最新ニュース 15 (劣化ウラン問題と拷問・虐待の映像)

2008年03月02日 19時19分32秒 | 地理・歴史・外国(時事問題も含む)
URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2008/03/01 (土)

  [飛耳長目録 today's news list]

☆アブグレイブ関連の新たな問題写真 2008/03/01
☆劣化ウランがバスラ市民を殺す 2008/03/01

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☆★アブグレイブ関連の新たな問題写真
イラク情勢ニュース 速報&コメント 3月1日
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 拷問・虐待の現場を撮影した映像が流出して世界的に非難を浴びるようになっ
たアブグレイブ収容所。しかし、それは看守や警備員(兵士あるいは傭兵など)
が撮影していた映像のほんの一部。

 今回Wired.comが入手・公開した写真は、前に公開されていたものも含めて、ビ
デオに編集されている。

 英語のサイトだが、次でみることができる。
(心臓の悪い方は慎重にどうぞ)

Disturbing Photos From Abu Ghraib
http://www.wired.com/science/discoveries/multimedia/2008/02/gallery_abu_ghraib?slide=1&slideView=4


How Good People Turn Evil
http://www.wired.com/science/discoveries/news/2008/02/ted_zimbardo


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☆★劣化ウランがバスラ市民を殺す
イラク情勢ニュース 速報&コメント 3月1日
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 Voices of Iraq(イラクの声、Aswat al-Iraq)は、バスラを中心にイラク南部
で急増する癌(ガン)発生をめぐって開かれた会議の状況を伝えている。以下、
要旨。
Depleted uranium kills Basra people /Thursday , 28 /02 /2008

 イラク南部の癌(ガン)発生に関して2月25日にバスラで会議が開催され、
専門家たちは、先の戦争に起因する特にバスラ地域の放射能汚染がガン発生を増
大させていると推測している。

 正確な癌患者数を確定するためにバスラで2週間の現地調査をおこなうジャワ
ド・アル・アリ医師は、「ガン急増を引き起こしている中心問題は放射能汚染で
あ。イラク南部、特にバスラでの調査結果から、ガン発生が今、急激に増大して
いる印象がある」と述べた。

 バスラ大学で流行病・保健センター教授をつとめるオムラン・ソカル博士は、
「現在のところ、バスラでのガン発生率は、1995年に10万人中40人とい
う比率だったのが、10万人中70人となっている。しかしこの数字は現地の実
情を正しく反映していない」、「2005年と比較しても、バスラではガン患者
が50%~100%増えた。増大の要因を特定するのは難しい。放射能汚染があ
り、化学汚染、個人的傾向、喫煙などの習慣もある」と話した。

 あるイラク軍関係者は、1991年と2003年の戦争で連合軍は300トン
以上の劣化ウラン弾をイラクで使用した。イギリス軍だけでもバスラに約100
トンの劣化ウラン弾を使っていると主張する。

 環境汚染の研究者カジャク・ワルタニアンは、「バスラの癌患者増大は放射能
汚染が主要な要因だ。問題は1991年、連合軍が<砂漠の嵐作戦>で劣化ウラ
ン弾を使った時から始まった」と指摘した。

 「劣化ウランは化学物質としても人命にひじょうに危険なものだ。放射線の影
響は40億年~50億年も続き、他の物質と反応したり溶けたりして、呼吸と身
体の接触から人命に危険を及ぼす新たな物質を作ることになる。」

 「2003年の<イラクの自由作戦>でも、連合軍はバスラ市内のイラク軍基
地に対して劣化ウラン弾を使用した。今、バスラ州の住宅地や居住地域に近いと
ころで、劣化ウランによる強い汚染地点が確認されている。2004年までにバ
スラで100ヶ所を探知できた。」

 「(2004年には)戦場に廃棄された鋼鉄製品を、スクラップとして販売す
るのを許可する命令が出された。貿易商や個人が、バスラの戦場から、特にシア
イバ地区から、劣化ウランで汚染された破壊された軍用車両を回収するようにな
った。そこでのガン発生が最も目立つ。」

 ワルタニアンはさらに、「こうしたスクラップの輸送が劣化ウランによる高濃
度汚染地点を増やすことになった」として、それがさらに将来リサイクルされる
こと(の危険性)を説明した。

 「われわれの調査によると、バスラにおけるガン患者の大多数はシアイバ地区
、ズバイアル地区、コマ地区といった汚染地域の近くに住んでいる。こうした場
所は劣化ウラン弾で攻撃されたが、破壊された軍用車両の保管場所にもなった。
住民はそれが自分たちの生命に及ぼす脅威を理解してない。」




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※URUK NEWS イラク情勢ニュース (webサイト) 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html  
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※イラク・レジスタンス・レポート
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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(私注:後部はカットさせていただきました)
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