トランプ米大統領、沿岸警備隊の女性司令官を解任
【1月22日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は21日、沿岸警備隊のリンダ・フェーガン司令官を解任した。沿岸警備隊は米軍の6軍種の一つで、フェーガン氏は6軍種初の女性司令官だった。解任理由は「リーダーシップの欠如」とされている。
沿岸警備隊を監督する国土安全保障省（DHS）のベンジャミン・ハフマン長官代理は21日、沿岸警備隊への通達で「彼女は長く輝かしいキャリアを持ち、その奉仕に感謝する」とたたえた。
一方で、DHSの高官の一人は、フェーガン氏が「リーダーシップの欠如、業務上の失敗、沿岸警備隊の戦略的目標を推進させる能力の欠如」により解任されたとのより批判的な見解を示した。
匿名を条件に語ったこの高官によれば、フェーガン氏は国境警備の脅威に対処できず、ヘリコプターなどの調達を誤り、多様性・公平性・包括性（DEI）プログラムを「重視し過ぎた」という。
また、性的暴行疑惑の捜査への対応をめぐり、沿岸警備隊に対する「信頼の低下」もあった。
高官は「この捜査で明らかになった組織的な問題に適切に対処しなかったことは、説明責任と透明性を確保しようとするリーダーシップ文化が欠如していることを浮き彫りにした」と付け加えた。
トランプ氏と他の共和党員は、多様性促進を目的とした政府プログラムを長らく非難してきた。また、大統領就任初日の20日にメキシコとの国境で国家非常事態を宣言したトランプ氏にとって、国境警備は重要な優先事項となっている。(c)AFP
リンダ・フェーガン司令官
トランプ氏、説教受け仏頂面に 主教が移民らへの慈悲乞う
【1月22日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は21日、2期目が始まり祝賀ムードに浸る中、LGBTQ（性的少数者）と貧しい移民への「慈悲」を乞う主教の説教を聞くことを余儀なくされた。
ワシントン大聖堂のマリアン・エドガー・バディ主教が説教壇からLGBTQと不法移民のために訴えると、これら2グループを標的とした大統領令に署名したばかりのトランプ氏は顔をしかめた。
この礼拝は大統領就任を記念する伝統行事の一つで、トランプ氏が批判を予期していなかったことは明らかだった。
バディ主教は「大統領閣下、どうか慈悲をお与えください」と静かに語り、米国全体で「恐怖」が感じられると述べた。
主教は「民主党、共和党、無所属の家族には、ゲイ、レズビアン、トランスジェンダーの子どもたちがいる」と語った。
また、「米国の農場で収穫し、オフィスビルを清掃し、養鶏場や食肉加工場で働き、私たちがレストランで食事をした後に皿を洗い、病院で夜勤をする人々は、市民権や適切な書類を持っていないかもしれない」「しかし、移民の大多数は犯罪者ではない」と述べた。
最前列に座っていたトランプ氏は仏頂面で、バディ主教を見返したり、目をそらしたりしていた。トランプ氏の家族とJ・D・バンス副大統領もこの説教に驚きと不快感を示していた。
後に記者から反応を尋ねられたトランプ氏は、「良い礼拝だとは思わなかった」「もっとうまくできたはずだ」と述べた。
20日夜にトランプ氏が署名した多数の大統領令の中には、亡命希望者の入国を一時停止し、不法移民を追放する措置が含まれていた。
トランプ氏はまた、男性と女性の二つの性別のみを認め、トランスジェンダーは認めないと宣言した。(c)AFP
米ワシントン大聖堂で開催された国家祈祷（きとう）会で、ドナルド・トランプ大統領、妻のメラニア氏、J・D・バンス副大統領、妻のウーシャ氏(画像はネットから借用）
President Trump attends National Prayer Service
トランプ大統領が全国祈祷会に出席
President Trump spent part of his first full day back in office attending a National Prayer Service at the National Cathedral. Philadelphia news, weather, traffic and sports from FOX 29, serving Pennsylvania, New Jersey and Delaware. Watch breaking news live or see the latest videos from programs like Good Day Philadelphia.
トランプ大統領は、就任後最初の丸一日の一部を、国立大聖堂での全国祈祷会に出席するために過ごしました。フィラデルフィアのニュース、天気、交通、スポーツ FOX 29から、ペンシルベニア州、ニュージャージー州、デラウェア州にサービスを提供しています。ニュース速報をライブで視聴したり、Good Day Philadelphiaなどのプログラムの最新ビデオを見たりできます。
【アメリカ大統領選挙直前】トランプ副大統領候補バンス氏に注目！
2024/11/05
Usha Vance's Loved Up Pic With Her Husband JD Vance At Swearing-In Goes Viral; So Does Her Pink Look
Usha Vanceの夫JD VanceとのSwearing-Inでの愛の写真がバイラル（口コミで拡散する）になります。彼女のピンクのルックスもそうです
Usha Vance, wife of US Vice President JD Vance, won hearts on Inauguration Day as she proudly watched her husband take the oath of office while holding their daughter. Her radiant smile and loving gaze captivated social media. Usha's all-pink ensemble, featuring a coat, matching scarf, and Manolo Blahnik boots, also drew attention. As the first Indian-origin Second Lady, Usha grabbed attention with her elegance and impressive credentials. Watch the video to know more.
Usha Vance、米国副大統領JDバンスの妻は、彼女は彼女の夫が娘を抱きながら就任の宣誓をするのを誇らしげに見て、就任式の日に心をつかんだ。彼女の晴れやかな笑顔と愛情のこもった視線は、ソーシャルメディアを魅了しました。ウシャのオールピンクのアンサンブルは、コート、お揃いのスカーフ、マノロ・ブラニクのブーツを合わせたもので、注目を集めました。インド出身初のセカンドレディとして、ウシャはそのエレガンスと印象的な経歴で注目を集めました。詳細については、ビデオをご覧ください。
米政府の多様性担当全職員、プログラム終了で休職扱いに
【1月22日 AFP】米国のドナルド・トランプ新政権が多様性などを重視したプログラムの終了を命じたことを受け、同プログラムに関わっていた連邦職員は22日夕方までに有給の休職扱いとなることが明らかになった。ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官がX（旧ツイッター）で確認した。
「DEIA（多様性・公平性・包括性・アクセシビリティー）のすべての取り組み、オフィス、プログラムを閉鎖・終了する措置を講じるため、全職員を直ちに有給の休職処分とする」と書かれた米人事管理局のメモがX投稿され、レビット氏が内容に間違いないこと認めた。
メモは全省庁の責任者に宛てられており、22日午後5時までにDEIA関係の職員に通告するよう指示している。
トランプ氏は就任初日の20日、LGBTQ（性的少数者）の平等推進などを掲げた前政権による多数の大統領令を撤回。男性と女性の二つの性別しか認めず、多様性を促進する政府のプログラムを終了する大統領令に署名した。
大統領選中の演説でも、連邦政府や財界が推進してきたDEI（多様性、公平性、包括性）プログラムは、特に白人男性に対して差別的だと非難していた。
また、ジェンダーの多様性を尊重する姿勢を極悪視し、トランスジェンダー女性の運動競技への参加や、未成年者のジェンダー・アファーミング・ケア（性自認を尊重する医療）への攻撃が特に目立った。(c)AFP
